兄さんな。おちんちんについて論文書こうと思うんだ。16
兄さんの誕生日がもうすぐなのは知っていました。ただ、この真面目にこのパンツをプレゼントする人間はいるのでしょうか。
「お、お見通しでしたか。やっぱり兄さんには敵わないですわ!でもやはり兄さんの好みじゃないようですし、新しいのを買い直します」
「―-いや、これでいい。むしろこれがいいのだ。花ちゃんが一生懸命選んでくれたパンツなのだろう?おちんちんを大切にするものにとってパンツは命。おちんちんの洋服なのだ。例えスリングショットのようなものでもな。ありがとう大事に履くよ」
「そうですか……喜んでもらえて嬉しいです」
……なんか丸め込まれましたが、パンツとられました。5000円したのに。なんでタグ切ってある床に置かれたパンツをプレゼントだと思えるのでしょうか。
履けたとしても、片玉も収められないでしょうが。セットでブラも買ってるんですけど、ブラもいります?
まぁ兄さんの思考は常人には分かりかねますが、その思考に今回も助けられました。
こんなドスケベパンツ履いてる痴女だと思われずに済みました。
それが、5000円で済んだら安いものでしょう。
兄さんの中では私は『清楚な』花ちゃんなのです。それが守れただけでも儲けものです。
「そういえば花ちゃん、スカートめくれてるけど、なんでさっきからノーパンなんだい?」
……現実逃避なぞかけ~~!
『ノーパン』と掛けまして
『人の夢』と解きます。
その心は、どちらも『儚』でしょう。




