兄さんな。おちんちんについて論文書こうと思うんだ。4
「ほう。なんでしょう?」
「兄さんな。【おちんちん】をテーマに卒業論文書こうと思うんだ」
落第する気ですか?
「兄さんに限ってそんなことはないと思うんですが、万が一、その卒論が規定のレベルに達していなければ、兄さんは大学を卒業できない訳ですよね?」
「無論、そうだ。内容が悪ければ留年だな」
「兄さんって頭良いですよね?成績もトップクラスで良い就職も決まりましたし」
「勿論だ。兄さんは頭が良いぞ」
一応、確認してみましたが、やはり兄さんは本気のようです。流石にこれは止めないと不味いでしょう。
兄さんのおちんちんへの執着はなんなんでしょう。
「兄さん……。そのテーマは少し難しいというか……やめた方が良いかと」
「なぜだい?おちんちんに何の文句があるんだい?」
あぁ……。今私は地雷原を恐る恐る渡らざるを得ない状況です。
兄さんの口調がクリロナみたいになる時は少し熱くなっている時です。
「いやそのおちんちんに文句があるわけではなく……。留年の費用は100万くらいかかるって言いますし、もう少し慎重になってもいいかと」
「ふむ。確かに花ちゃんの言うことも一理ある。だが、兄さんはこのテーマに自信がある。兄さんは留年しない。兄さんを信じてくれ」
いや、そのテーマにした瞬間、留年確定なんすよ……。




