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兄さんのおちんちんな。ダウジングできるかもしれない。2


「これもカリの話なんだが……。」



なんでカタカナなんですか。



「兄さんのおちんちんは朝天井を向いていた訳だ。それはおちんちんが兄さんに何か伝えようとしてるんじゃないかとも思ったわけだ。ダウジングマシーンのように」



「ダウジングってあの棒が鉱脈とか宝を検知するやつですか」



「そう。もしかしたらあの時、兄さんのおちんちんは宝のありかを指差していたのかもしれない」



「ほう」



一応兄さんの話はどんなものでも最後まで聞くのが私の優しい所です。想像力豊かなのに、全てが的外れです。

ただ決して答えを教えてあげません。それが私の厳しい所です。答えは自身で見つけてもらいましょう。



「ダウジングは『ロッドと呼ばれる銀色の棒』や、『ペンデュラムと呼ばれる振り子の玉』を用いられることが多い。花ちゃん……それを聞いて何か思いつかないか?」



「え……棒とか玉を使うんですよね。…………あぁ」



なんて分かりやすいクイズなんでしょう。



「そうだね。普通『おちんちん』を連想するよね」



「普通とは」



「兄さんのロッド(棒)が天井を指し、ペンデュラム(金玉)が振り子のように反応し横に揺れる。それはつまり、おちんちんの向きがY軸、金玉がX軸を表している。その座標に何か宝があるかもしれない」



おちんちんカッチカチ病よりは理論的かもしれません。

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