表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

RHS

作者: ホミキ

これはいうえおかと言うユーザーと「もしも、世界に雨しか降らなかったら」と言うテーマで作りあった話です

2103年現在大自然は破滅の危機に直面していた

その理由が雨である。

それは、2098年ごろから始まったことだ最初は一週間に一度降るか降らないかの話だった。しかし2100年に入ると、ほとんど毎日雨が降るようになり,そして現在,雨が止んだ日はない。

そして地上は,かなり地形が変わってしまった,山は崩れ,土は沼になり歩くことが困難になった。それは道路の設備などがない発展途上国に住む人たちは、大地を失った。なんとかいかだを作り,生活をしている。雨がもたらした被害はそれだけではなく,作物の栽培にも影響していた。畑や田んぼなどはほとんど潰れた。なんとか敷地内で栽培をして生活をしているが,欲張った生活はできなくなった。生活は,苦しくなってきたが、なんとか生活はできると誰もが思った,しかし近年,我が国日本の道路に水が溜まるようにり、くるぶしに水が浸かるようになってしまった。このままでは確実に限界がきてしまう。

このままではまずいと感じた人類,そこで雨から人類を救う組織,「RHS」を作り出した。そして「RHS」は,大きく分けて三つの基幹がある,

一つ目は情報を伝えにくい発展途上国の国民達に状況を伝えたり,どのような行動をすればいいか伝える,伝達師

二つ目は現在の状況を確認し,少しでも雨から身を守れる資源を獲得し,本部に届ける,発掘師

そして最後は,人々の生活や発掘師や伝達師の活動が楽になる道具を作成する,開発師の三つだ

人々が,比較的安定した生活をできているのは「RHS」の活躍のおかげである。

そしてある日,とある発掘師がある発見をした。





少し前に遡る、発掘師の部隊は、沈んだ大地に船を出していた。それは、ただの資源探索のつもりだったしかし双眼鏡であたりを見ていたら部下があるものに気づいた

「アンドウリーダー!あそこに何か浮かんでおります!」

「何?見せてみろ」

「あそこです!」

「ほー確かに何か浮かんでいるなぁ,レオ!あそこまで進んでくれ」

この指示を出してる男はアンドウ・テッペイ アジア系の顔をしていて髪の色は黒「RHS」の発掘師の重要人物であり,部下からの信頼も厚い

「了解です!アンドウリーダー!」

この船を操縦している男はアンドウから最も信頼されている部下レオ・アークルである レオは金髪が特徴的な白人だが、地毛はブラウンでこれは染めてるらしい、船は、そのまま謎の物体のところに近づいて行く

そして覗き込むとまるで棺のようなものが浮かんでいた。

「なんですか?あれ?」

レオは恐る恐る覗いてみる

その瞬間アンドウはとんでもないことに気づいた

「!おい!人が入っているぞ!今すぐ引きあげろ!」

隊員達は敬礼をし、即座に物体を引き上げる準備をした、数人の隊員が、棺のような白いものにロープをくくりつけて、全隊員が一斉に引っ張り上げた

「よく頑張ったお前ら」

アンドウは引き上げられたばかりの棺に付かずいた、そうするとあることに気づいた

「レオ」

「なんでしょう?アンドウリーダー」

「この棺の、おかしいとこ、お前は気づいたか?」

「おかしいところ?」

レオは引き上げられた棺をまじまじ見つめて、何かにきずいた

「濡れてないどころか、雨を弾いてる!」

「そうゆうことだ、これは思わぬ発見だ。お前ら!今日の探索は終了だ!本部に戻るぞ!」

レオは直ちに操縦席に戻り船を泳がせた」





ここは、「RHS」本部、ここには、「RHS」の開発師の開発がされており、発掘師の寝床でもある。

ゲートを開いて発掘師達の帰りを待っていた。隊員達は「ご苦労様です!」と、大きな声で挨拶をした。この隊員達は、発掘師の休憩中の隊員だ。そして奥の大きな扉から白衣を着た女の子が出てきた。その見た目は肩まで伸びてる白髪で,まるで第二成長期の途中のような見た目だった

「お帰り、アンドウ、今日の成果は出た?」

「おう、今回は凄いの見つけてきたぞ」

アンドウが船から降りて話してるうちに、隊員達がローラーつき台座に乗せた棺を引っ張り出してきた

「こいつは凄いぞ見てみろ」

アンドウは女の子を連れて棺を見せた

「なるほど、あのこの異常気象の中で一切水滴が付いてない、水が全て弾かれてるのか…」

女の子は冷静に考えて話している、しかし

「でもそれって凄いことかい?傘でも同じ事はできるけど?」

女の子はやれやれとため息をついた、しかしアンドウの眉は動いていない

「あぁ弾くだけでは凄くはないな…弾くだけならな」

アンドウは自身の手を海につけ、水滴を棺に垂らした

その時

「これは!」

女の子は目を大きく見開いて驚いた

「なんでこれがすぐ発見できたと思う?これを見つけた時、これは水上の上に浮かんでいたからだ」

「なるほど水を弾くと言うより、水を拒絶しているのか、これは大きな発見だね、アンドウ」

「だろ?それとな、この中に、人が入っている事は分かってるよな?」

「こいつを、ここから引きずり出せば良いのだろう?」

しかしアンドウは考え込んだ顔をしている、

「あぁだがよく見てみろ、こいつの肌、アルビノのように白いのに、髪の色が真っ赤だ」

「築いていたか…まぁその辺もこちら(開発師)に任せてよ」

「あぁよろしくな、ジャーニャス」

二人の取引を一部始終見ていた、隊員が、レオに聞いた

「レオさん、あの女の子、アンドウリーダーと対等に喋っていたけど何者なんですか?」

「知らないの?あのお方はジャーニャス開発師のリーダーだ、」

その時隊員は目を見開いた

「ってことは、まさか!」

何かを感じた隊員にレオは感じたことを冷静に教えた

「そうジャーニャスリーダーは、アンドウリーダーとブルゴリーダーと共に「RHS」を作り上げた人だよ」

隊員は自分の無知さに震えていた



そして2日後

アンドウ率いる発掘師達はいつも通り探索に出かけていたが、急遽本部から通信が入った

「アンドウリーダー!ジャーニャスリーダーから通話です!」

「何?ジャーニャスから?貸してみろ」

アンドウはレオから通信機を取ると耳につけた

「あーあーこちらアンドウ聞こえるか?ジャーニャス」

通信機からは少し荒れた音でジャーニャスの声が聞こえてきた

『アンドウ、このまえの君が持ってきた物体から人を取り出すことに成功した』

「仕事が早いな、お前は」

『そして驚くことに、中の人物は健康そのものだった』

「ほーそれは良いことじゃないか、情報はもう聞き出したか?」

『いや、一つ問題があってな、聞いたこともない言語を話すんだ』

アンドウはそれで何故自分に通信がきたか察した

「成る程、つまり俺に戻って来いってことだな?」

『あぁよろしく頼む』

そのまま発掘師は本部に戻っていった



本部

「きたか、アンドウ」

「あぁ待たせた、成る程、こいつか…」

アンドウは棺から出てきた人物が監禁されているのを見た

「成る程、謎に包まれた男は、暴れん坊ちゃんだったわけか」

「とりあえず会話ができなければ、落ち着かせることもできない、よろしく頼むよ」

「任せろ」

何故、この仕事をアンドウに任せたかとゆうと彼には凄い特技があった

アンドウが謎に包まれた男の部屋に入ると、その男は野獣のように叫んでいた、しかしアンドウは眉ひとつ動かさない、その叫び声をよく聞いたそして

《安心しろ、少し落ち付けば、お前を直ぐに解放する》

ジャーニャス以外の隊員が全て驚いた、そして一人の隊員がジャーニャスに恐る恐る聞いた

「なっ何故、アンドウリーダーはあいつの言語を?」

「アンドウには、特技があってね、例え知らない言語でも、少し聞けば一瞬で話せるようになるんだ」

隊員達はこれがリーダーの実力なのかと、愕然としていた

《俺の言語を!》

謎の男は驚いていた

そして謎の男は聞いた

《なぁあんた!俺はどれくらい眠っていた!何故技術は退化している!何故雨が止んでいない!》

謎の男は興奮して聞いた

《まぁ落ち着け、聞きたいことは山ほどあると思うが順を追って説明してやろう、まず最初の質問だが、お前の眠っていた時間は恐らく4万年だ》

それを聞いた瞬間男は飛び上がって

《4万年⁈嘘だ!!俺はそんな長い月日まで隠れてた覚えはないぞ!俺は約束したんだ!十年後にまた起こして、天気を確認しようって!》

《落ち着け、お前の質問はまだあるだろ?》

アンドウは男をなんとか落ち着かせた

《よし、じゃあ続きを始めるぞ、技術の退化と雨がまだやんでいないことについてだが、それは、よくわかっていない、俺らにはタイムマシンはない、だから四万年の前の風景は知らない、だが、俺らの時代に雨が降ったのは6年前だ》

《ということは、成功はしたのか?いや、まて、そもそも何故、俺が4万年前の人物だと言える?》

アンドウはゆっくり口を開いた

《お前はまた、興奮するだろうが、覚悟して聞け》

男は息をゆっくり飲んだ

《お前らの種族は、すでに四万年前には滅んだ種族なんだ》

《何!俺らの種族が四万年前に滅んでる!そんな!!》

《そしてひとつ気になったことがある、お前はさっき技術が退化してると答えたし、この異常気象をかつては止めていたような事を言った》

《…》

《そのことに対して聞きたい》

《わかった、この雨を止める事に協力しよう、俺はタールよろしくな》

《俺はアンドウ・テッペイだ、暇に縛られたままじゃ窮屈だろう?外してゆっくり話そうぜ》

アンドウはタールの縄を外した

《肩貸ぞ?》

アンドウはタールに気遣ったがタールは

《いや大丈夫だ》

と断り立ち上がった。そこでアンドウは、眉間に皺を寄せた

「アンドウリーダーご苦労様です!」

隊員達がアンドウに挨拶をした、アンドウにジャーニャスが寄り添った

「アンドウ、あいつは僕達の技術は退化していると言っていたが、それは確定したね」

「あぁ、4万年も眠っていた奴が、健康そのものなんだからな…」

アンドウは扉から出てきたタールを手招きし、ジャーニャスと共に部屋を移動した




アンドウ達が入った部屋は、小さい小部屋であり、一つの机と椅子が三つあった、アンドウはタールに座るように指示した。タールが座ったあと、アンドウとジャーニャスも座った。

「初めまして私はジャーニャス、君と話したい事はたくさんあるからな、通訳よろしく、アンドウ」

ジャーニャスはタールに挨拶をした、それをアンドウが通訳して、タールに話した、

*ここからアンドウの通訳はカットしますが、実際にはしています

《あぁよろしく、俺はタールだ》

ジャーニャスは手を差し出した、しかしタールはこれがなんなのかよくわかっていない、それをアンドウがジャーニャスと手を握ることを推しえた

ジャーニャスはお茶を飲み、一息ついたあと話し始めた

「まず、君はあの箱に眠るまでの経緯をわ教えて欲しい」

《俺は、最初平和に暮らしていた、でもある日雨が一切止まなくなった、気づいたのは6日ほどだった、このままじゃまずいと思った俺たちは、なんとか打開策を考えたら、見つけたんだ、水を磁石のように遠ざける金属を…》

「それが君が入っていた箱かい?」

《あぁ、それでその金属で箱を作った、入り口を少し丸めて水を中に弾く形状にして少しずつ雨粒を吸収していった、普通は無理だがそれを使うと水を圧縮できるんだ、それで、例えマンモスのように高い水でも、微生物ぐらいのサイズにする事に成功したんだ》

「それは、たしかに現代には失われた技術だ」

《そして毎日続いていた豪雨を少しずつ減らしていって、ついに、小雨にする事が出来た、でもそれをよく思っていない奴らもいてな、地球を捨てて宇宙へ逃げようと言い出す奴らもいた、確かに、最初は名案だったが、雨を止める事が可能になってきた現在にはその必要はなくなった、だが、奴らは、聞く耳を持たなかった、研究をしていない市民や、研究をしている俺の仲間達に、このまま、雨を止めると、地球は爆発すると、ホラを吹きやがった、そして市民は大混乱、で一部の奴らが俺を襲いにきた、だけど、もう打開策は出来ているのにわざわざ宇宙に行くようなこともしたくない、俺を信頼してくれた仲間達は俺を隠すため、水を避ける金属でタイムカプセルを作り出して、俺を隠した、そして約束したんだ、混乱が治ったらまた会いに来るって、雨を止めるのは俺らに任せろって》

「成る程、雨を止める事は最高したが、そこから君の仲間は、君を見つけ出せなかった、あるいは見つかる前に力尽きたのか…」

ジャーニャスはしばらく黙り不審な顔をしていた、そして口を開いた

「ありがとうタール、話は以上だ、…君はこれからどうするつもりだい?」

《俺は過去の人間だ、この雨さえ止めればもう未練はない、煮るなり焼くなり好きにしてくれてもいいと思っている》

「わかった、ありがとうタール、君には部屋を手配してあげよう、この紙を持って他の隊員に渡してくれ、そしたら部屋に案内してくれる」

タールは紙を受け取り、ゆっくり部屋を出て行った



タールとの話が終わってしばらく経った後アンドウが口を開いた

「なぁ、タールの話の中に引っかかるところがなかったか?」

「あぁ確かに、タールの命を狙った奴らの目的、ブルゴが言ってた()()()()に似てないか?」

「あぁ秘密結社「ER《地球から逃げる者》」に…」



数日がたったある日、発掘師が探索に出かけている時だった

いつも通り必要な資源を見つけて撤収しようとした時部下が、ある事に気がついた

「アンドウリーダー!!奥から船が見えます!!それに銃をこちらに構えてます!!」

「何!まずいぞ一時撤退だ!!」

しかし

「ダメです周りにも!!」

アンドウ達がきずいた時にはもう遅く周囲に囲まれてしまった

「ちくしょう、万事休すか…」

そして完全に包囲されてしまった

そして銃を突きつけられた

「あぁおしまいだぁ」

そして発砲した



しかし

ぱっぱぱーん

とファンファーレが聞こえた、隊員わ全員口を開けたまま閉じれなくなっている。そして船の奥から1人の人物が出てきた

「いぇーーーーーーーーーーいサプライズ!!」

陽気なガタイがいいサングラスをした黒人の男性が出てきた

アンドウは安心してため息を吐いた

「おい…サプライズにしては、度がすぎてるんじゃないのか?ブルゴ」

その名前を聞いた途端隊員は即座に敬礼をした、そう彼こそ、「RHS」を作り出した男の一人、伝達師のリーダーブルルブゴ愛称はブルゴ

「悪りぃ!悪りぃ!たまたま手に入った大量の船だったからよ!つい張り切っちまった!ははは!」

陽気に笑いながら話す、彼を見てアンドウは少し眉を寄せた、そうどこで大量の船を手に入れたのかについてだ

「なぁ、ブルゴ、お前の船ってどこで手に入れた?」

ブルゴは笑いながら少し冷静になった

「その察しの良さは相変わらずだなアンドウ、そう、俺ら伝達師がいなかったら発掘師は壊滅だったんだぞ?」

「なるほど「ER」の奴ら等々本格的に「RHS」(俺ら)を潰しにきたのか…」

「そう、それでだもう一つお前に伝えなきゃいけない事がある」

アンドウは真剣な顔をした

「なんだ?」

「実は」

その瞬間に、本部から通信が入った

「すまんブルゴ少し待っててくれ」

アンドウは通信室に移動した

「あーあーこちらアンドウ」

その時受話器の向こうから、焦ったレオの声が聞こえた

『大変です!アンドウリーダー!タールさんが!何者かに殺害されました!!』

「何だと!!」

レオは泣きじゃくった声で

『うぐっアンドウリーダーずびばぜん!』

「お前は悪くない、お前は体調不良だったんだ、そのまま休んでろ」

アンドウは通信を切り急いで本部に戻ろうとした時ブルゴが

「アンドウ、もうお前ならわかったと思うが念のため伝えるぜ、「RHS」には何者かが、「ER」に情報を流している。裏切り者がいる」

「だろうな、それより早く本部に戻ろう、まずは状況確認だ」

そして急いで,本部にまで戻った




本部

「ジャーニャス!どうなってるんだ!何でタールが死んでる犯人は!」

「殺害方法は銃殺,脳天を撃ち抜かれてる,しかし凶器はいまだ見つかっていない」

「ちくしょう!せっかく人類は雨から救えると思ったのに!!」

アンドウは机を殴りつけた

「落ち着けアンドウ,彼が亡くなったのは残念だが,方法がないわけではない」

「何?」

「タールが言っていた箱を完成させることに成功してな…さらに複製することも出来た」

「それなら!」

「まだ手はある人類を…救える!」




本部

「はい,何とか古代の知識を持つ者は消す事は出来ましたが,開発師リーダージャーニャスが、雨雲を圧縮する動画を完成させてしまいました」

『何!今すぐ破壊しろ!』

「しかしもう,伝達師が公表しに言ったそうで」

『何!何とかしろよお前』

「そうだ!じゃあこうするのはどうですか?」

『それは名案だ!よしお前はそのままスパイを続けてろ!』

「はい全ては「ER」の為に」



本部

「なぁレオ,」

「何でしょう?」

「最近、「RHS」では裏切り者が出ているってブルゴの奴が言ってたんだ、」

「裏切り者ですか?」

「すでにそいつにタールを殺された、それでブルゴは伝達師のダロを睨んでるらしい、お前もきおつけろよ」

「わかりました」

何気無い会話をしていて、数分が立った頃ブルゴが部屋に入ってきた

「おい!アンドウ!やべぇぞ!テレビを見てみろ!」

アンドウは急いでテレビをつけるとそこには、「RHS」が開発した雨を圧縮する道具は地球の大気も圧縮してしまうというニュースが流れていた

「何だよ,これ!!誰だよ!こんな出鱈目流した奴ら!!」

アンドウは、怒り狂っている

「やはり伝達師だ,俺っち達の、隊員にスパイがいる、俺達伝達師が情報を伝えられた後だ!やっぱりあいつか!ダロ!」

ダロとは,ブルゴと同じく黒人であって,ブルゴよりは、小柄で,無口であり基本的人と会話をしない男だった

「確か、ダロは最近休業が多かったんだろ?そうに違いない!レオ早速ダロを監禁し、情報を聞き出してこい」

「了解しました!」

しかし,

「ブルゴリーダーダロの姿が見当たりません!」

「何!あたりをもっと探せ!」

その日ダロが見つかることはなかった


「ジャーニャス,話がある」

「どうしたんだい?こんなに夜遅くに?」

「これを受けってくれ」

「指輪か?しかも君とお揃いの…ふ ,プロポーズのつもりかい?」

「そう受け取ってもらってもいい,だが約束してくれ、俺が死ぬまでその指輪はずっとつけててくれ」

アンドウはジャーニャスの手を握る

「わかったよ,君がこんな事頼むのは珍しいからね,」





今アンドウとネロは二人で探索をしていた

「なぁレオ,ダロの件どう思う?」

「彼は、愛想が悪い人間です,僕は彼が裏切り者だったとしてもすぐ納得します」

「そうか…なぁレオ,俺はな,この地球を捨てたくないんだ,まだ救える命なんだ,だからそれを簡単に捨てようとする「ER」は,どうしても好きになれない、お前だけは気をつけてほしい」

その時奥からありえないものがやってきたそれは船だだって裏切り者のはずのダロを監禁しているのにこちらの状況が漏れている,何とかアンドウは,通信機に連絡しようとしたが,アンドウは頭に銃を突きつけられてしまった




本部

ジャーニャスはアンドウからもらった指輪をうっとり眺めていた,ジャーニャスの心はいっぱいに,なっていた、彼女は,「RHS」の責任者でもあるがひとりの乙女なのだ、

「ジャーニャスリーダー!アンドウリーダー達が帰ってきました!」

そして彼女はウキウキしながらアンドウを出迎えに行った

しかし彼女が目にした船は異常な状態だった,この豪雨でも洗い流さないほどこびりついた血,倒れている隊員達負傷している隊員達,そして…発掘師のリーダーアンドウ・テッペイの醜い姿をした肉だった

「申し訳ございません!僕らは,アンドウリーダーに守られてばかりで!」

ネロは泣きじゃくっていた、ジャーニャスは「RHS」が出来る前から正規の大天才と呼ばれていた、しかし天才あるゆえに、あまり感情が湧いてこなかった,しかし彼女は初めて,涙が流れそれと同時にアンドウの()()()()()()()()()()()







日にちが変わった

トントンと,部屋をノックする音が聞こえ,ジャーニャスは入るよう指示した,音の正体は、アンドウが最も信頼するネロだった

「ジャーニャスリーダー,少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか?」

「構わないよ…」

「ジャーニャスリーダー,アンドウリーダーのこと本当に申し訳ございませんでした!」

「頭を上げてくれ…いいんだ,アンドウは一番信頼していた君を助けることができたんだから、彼は本当に大馬鹿者だよ…」

ジャーニャスはネロに励ましの言葉を言った、ネロは大きくうなずき涙を拭いた瞬間顔色が変わった

「本当にアンドウリーダーは馬鹿ですね、なんたって死ぬまで僕の事を信じ続けたんですから」

「!それは一体どうゆう!」

ジャーニャスが振り返った瞬間もう遅かった、ネロはすでに発砲していた。何と彼が裏切り者だったのだ,

しかし何故だ彼女は無傷だ

「馬鹿な!なんで当たっていない?」

ネロが混乱している時に後ろから羽交い締めにされた

「観念しろ!この裏切り者!」

ブルゴであった

そのままネロは地に伏せられてしまった

「何故,弾丸が当たらなかったか?その答えはただ一つ,この指輪の映像を元にしたんだ」

ジャーニャスは指輪を外した、その瞬間指輪から映像が流れた、そう指輪は,外すとペヤの指輪から見た映像が流れると言う仕組みだったそれは雨を拒絶する金属を鉛を拒絶する、金属に帰る方法と,アンドウが死ぬ時の映像であった,その映像でアンドウにトドメを刺したのは、ネロであった。

ネロは追い詰められたが笑っている

「僕をこのまま殺すんですか?別にいいですよ!別にそれで貴方達の状況が変わるわけでもない,貴方達「RHS」は,まだ市民に不審がられてるぞ!そう市民はあんた達を捨て,「ER」に着く,そう言う運命だ!!あっはははは!!」

ネロは勝ち誇った顔をした,しかし彼女らはゆっくりテレビのリモコンをつけた。そのテレビの内容は,「ER」の不祥事をまとめた映像が届いて「ER」の社員を逮捕したと言う,内容だった,ネロは口を閉じることができなくなった

「一体誰が?僕らは「RHS」が少しでもテレビに情報を伝えよう足したら、真っ先に消していったのに」

その時ジャーニャスがネロに顔を近づけた

「君達は,肝心な人物を忘れている,君が、ゆういつ逃してしまった人物がいるだろう?」

その時ネロは全てを理解し,ブルゴは呟いた

「よくやった,ダロ」

そうダロはずっと「ER」本部の海に身を隠していた,そして,見つけた不祥事や今回のアンドウ殺人事件などの映像をまとめて,テレビに流したのだ

ジャーニャスは立ち上がってネロの頭を踏みながら言う

「アンドウは確かに馬鹿だ,しかし,自分の死を無で終わらせるほど間抜けじゃない!」

そしてブルゴはネロをそのままロープで縛り自由を奪った




そして数日がたった,

「RHS」は、雨を圧縮する技術を使い,雨をだんだん減らすことができ,ついに人類に5年ぶりの日差しを浴びせることに,成功した。

そして,「ER」の目的は,自分達にとって,必要な人間のみを宇宙に連れ出し,理想郷を作る事を夢見ていたらしい、さらに,彼らには,更に聞きたいことがあったのだが,ある日を境に全員自殺してしまった。

そして現在の「RHS」は、雨を消す目的を達成した為貧困から人を救う組織「PHS」に名前を変えた,現在も活躍している…



「入るぞ,ジャーニャス」

「あぁ,ブルゴか、どうしたんだい?」

「いやぁ,何でお前さんは,未だに指輪をつけているんだ?と思ってよ」

「ブルゴ,君はまだ知らないようだね,アンドウの照れ隠しを」

ブルゴは首を傾けた

「この指輪には,もう一つ,ビデオメッセージがあったのだよ」

「ふぅー!ふぅー!アンドウめぇー!意外とシャイボーイなんだな! 所でその映像は俺っちにも見せてくれるか?」

ジャーニャスは笑顔で答えた

「絶対に見せてやらない」

「いいだろう!見せてくれよー!」

「いやだね,これは僕とアンドウの関係だ,君には見せられないね!」

「そんなぁー!」

「PHS」は,今日も賑やかだった






「あーあー撮れてるか?よし撮れてる,ジャーニャス,ブルゴ,俺は少し早く,ここから退場しちまうから,俺はお前らに最後の言葉を伝えにきた,まずブルゴ,お前がいなければ「RHS」はできなかった、お前のその情報収集能力はもちろん面白いジョークや又は頼り甲斐があるところに、俺は幾度となく救われた、ありがとう。ジャーニャスまず、こんな形で指輪を使ってしまってすまない、でもお前は俺に,便利な道具以外もくれた,それは恋だ,雨の中一人で途方に暮れている俺に話しかけてくれて、俺は、人類を救おうと思えたんだ、愛してるぞ。 ジャーニャスブルゴ,ジャーニャスが付けてる指輪にはこの映像が入っている寂しくなったらまた見てくれ、お前らがいる限り、俺はずっと指輪の中に生きてるからな!!」

10000文字始めて書いた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ