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告白、そして……

 

「5、4、3、2、1、0」


 時間は12時を過ぎた……これでリンのログイン停止が解除されているはず


 僕はいつもの場所で待つ…………………………そろそろかな?


 特に待ち合わせはしていない、でも必ず来るはず……


 

 来た!!


 友達の欄にインのマークそして直ぐに個人チャットが飛んで来る。


『ルナ~~~~~~~~~~~~~~~~~』


『リン~~~~~~~~~~~~~~~~~』


『今いくね~~~~~~』


『待ってるよ~~~~~』


 いつも来る方向にキャラを向ける……遠くから駆けてくるキャラが小さく見え始める。


 エリアチャットの範囲に入るリン


『会いたかったよ~~~ルナ~~』


『僕もだよ~~リン~~~』


『ううう、ごめんね~~、3日間寂しかったよおおおお』


『僕もだよおおおお』

 本当に辛かった、3日もリンと話せないなんて、2年前僕の修学旅行やリンの家の都合で3、4日イン出来ないなんてあったけど、ここ1年はなかった……精々1日位、3日なんて今や信じられない位の長期間……


『何してたルナ、インしてた?』


『してない、リンの居ないゲームに価値はないから、ずっとリンの事を考えてた』


『ルナ』


『リン、チョッと話したい事があるんだ』


『なあに?』


『ちょっと場所を移動しよう』

 ここだと人がたまに通る、邪魔はされたくない


『うん?』

 僕はリンを連れ湖の方に向かう、町から出てしばらく歩く、途中小物のモンスターが出没するのを倒しつつ湖畔に到着


 特にイベントが無い場所なので人があまり来ない、でも薄暗い湖畔に月明かりが反射して幻想的な雰囲気を醸し出している。



 僕はキャラをリンの正面に向ける。


 キーボードの前で一度目を瞑り心を落ち着かせる、ここからはミスタッチは出来ない、精神を集中する……そして打ち始める……



『この3日間、リンに会えないって事がこんなに辛いとは思わなかった、もしリンがBANでもされて一生喋れないなんて事になったら、僕は耐えられない』


『ルナ、ありがとう私もだよ、3日間辛かった』




『僕はリンにずっと言いたかった事があるんだ』



『え?』



『これを言ってしまったら、リンとの今のこの楽しい日々が無くなるかもって思って言えなかった、でもある人が言ったんだ、信じろって』


『ある人?』


『うん、その人に言われて僕は決心した、この3日間考えに考えて決心した!僕は前に進む!そしてリンを信じる!!』


『え?ルナ?どうしたの?』


『リン聞いてくれ』


『えっと、はい』



『僕は、リンの事が好きです!いつも話しをして、リンのその考え、性格、優しさ、誠実さ、僕は今あなたが居ないと生きていけない位に思ってます、仮にこのゲームが突然無くなったら僕は耐えられない、リンの事は何も知りません、でもリンの事は確かにわかります、だから』




『何処にでも行きます、日本の端でも、いや世界の果てでも、だから、お願いします、僕と会ってください!!』




 ミスタッチはしなかった、でも手が震えて止まらない、目から涙が溢れる、リンの事は信じている、でも拒絶されたら、全てが終わる……僕はリンの返事を待った……なかなか返事が来ない、不安に押し潰されそうになる……でも……リンを信じて待った、その永遠とも言える時間に終わりを告げる……そして目の前に信じられない6文字が並んだ……










『ごめんなさい』







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