間章2
かなり短いです。
その時理由はわからないのだが、突如何故だろう、と思った。
よくよく考えてみると、9歳で目を覚まして以降、アリアは自分自身を変えてきたし、だいぶ世の中を変えてきているのではないか、と改めて認識した。
しかし、自分のしていることは、いくら精神年齢が大人であろうとも、見た目が子供である自分ではなく、はっきり言って大人が率先して行うものであるだろう、と思った。
(精神自体も9歳に巻き戻って、たまには失敗だってしたい)
でも、その失敗によって多くの人の命が失われる可能性があることを考えると、せっかくデビュタントを済ませているのに、成人した意味がないんじゃないのかと思い、『失敗する』という事が怖くなってしまっている自分もいる。
「王宮侍女に上がったのを境になんだかんだと厄介ごとを押し付けてくる理由ってなぁに」
彼女は誰もいない部屋で独り言ちた。
さて、だいぶ攻略対象者も揃ってしまったことだから、もう一度逃げる作戦考えますか、と過去のノート引っ張り出して、赤で修正を加え始めたアリアだった。
ちなみに、22での大広間でのアリア
大広間の隅にて。
「―――――(すぴー)」
「あの、アリアさん?」
「―――――(すー)」
「もしもーし」
※ あまりにも一日がハードすぎ(単独での騎乗によって遠方まで王子を迎えに行く→王子に押し倒されるる→王子と相乗り→のぞき見)たおかげで、王子を無事に届けるという役割を果たした後は、立ったまま寝るという器用なことをし、王立騎士におんぶされて奥宮の方へ連れ戻されました。





