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<第八話>第一航空艦隊入港す

 太平洋に、朝が訪れる。月と星だけが頼りの漆黒の世界は終わりを告げ、東の水平線が東雲色(しののめいろ)に染められる。そこから燃えるように赤い日輪が姿を現し、世界に光をもたらす。


 まだ朝靄に覆われた世界。視界はかなり悪い。その靄の中に、黒い影が浮かび上がった。一見、島と見間違うようなそれはしかし、島ではなかった。影は徐々にその大きさを増しながら、ゆっくりと動く。そして、地を揺するような重低音を響かせて正体を現した。


 全身に鉄の臭いを纏う艦。波を砕く艦首には金色(こんじき)の菊花紋章が輝き、威厳を誇る。そこに聳える支柱が、広大な飛行甲板を保持する。左舷に建つ艦橋には旭日を模した軍艦旗がはためき、下方に湾曲した煙突からは排煙がもうもうと靡いている。大日本帝国海軍航空母艦「赤城」―――日本機動部隊の旗艦を務める大型空母だ。


 その「赤城」の飛行甲板。その先端近くで、一人の少女が靄の向こうをじっと見つめていた。彼方を透かし見るように目を細めていた少女は、じれったそうに言った。

 

「ねぇ、加賀。まだ着かないの~?」


 少女の周りには、目に見える限り、誰もいない。独り言のように放たれた言葉にはしかし、確かに返事が寄越された。


 『長官、十分前も同じ質問してましたよ?今日中には着きますから、辛抱して下さい』


 「だって早く休みたいんだもんっ。あたし、疲れたよ~」


 直接、頭の中に聞こえた返事に少女は泣き言を返す。会話の相手が漏らす嘆息が少女に聞こえた。


 『はぁ・・・。こんな長官でよくもまあ、あれだけの大仕事が務まりましたね』


 「むぅ。あたしだって、やればできるんだよ」


 『分かっています。とにかく、後少しの辛抱ですので、我慢して下さい』


 「はーい・・・」


 元気なく返事をして少女は会話を終えた。そして、一つ欠伸をすると光の中に姿を消した。


      ◆               ◆               ◆


 連合艦隊の一大拠点、トラック諸島。この日、トラックはいつにも増して賑わっていた。その理由は、海の上にあった。紺碧の海に錨を下ろしているのは、目を見張るような大艦隊。戦艦、空母、巡洋艦・・・・・・。海を圧する巨艦が、ここに集結していた。


 今日トラックに入港してきたこの艦隊の名は、第一航空艦隊。航空母艦「赤城」を旗艦とする機動部隊であり、真珠湾奇襲攻撃の立役者。日本にとっては虎の子よりも大事な存在だ。


 一航艦(注・第一航空艦隊の略称)が入港すると各艦の舷側では兵たちが帽子を振って艦隊を迎え、歓声を浴びせた。今まで軽巡洋艦や駆逐艦しかいなかったトラックの泊地は、急に賑やかになった。




 「これは・・・壮観だね・・・」


 圧倒された様子で雄人が言う。隣の氷川丸も感嘆の息を漏らしている。正に、息を飲む状態だ。


 「『赤城』に『加賀』に『翔鶴』か・・・。おっ、あっちには『霧島』もいるぞ!」


 同じようにデッキに上がっている兵の一人が興奮した様子で艦の名前を並べている。彼の指を追って雄人も視線を動かす。背が高く、平たいシルエットの空母に、城のような檣楼を備える戦艦。どちらかというと戦艦の方が格好良いな、などと思っていると、「あっ」と氷川丸が声を漏らした。


 「どうしたの?氷川丸」


 怪訝な顔をして聞く雄人。氷川丸がそれに答える前に、二人の後ろから声が聞こえた。


 「やはりお主であったか、氷川丸」


 「比叡さん!」


 名前を呼ばれた氷川丸は振り返ると、そこに立っていた妙齢の女性を見つけて声を上げた。比叡と呼ばれた女性は、優しげな笑みを浮かべて言った。


 「久しぶりだな、氷川丸。達者でおったか?」


 「はい。ご無沙汰してます。比叡さんも、お元気そうで何よりです」


 何年かぶりに会った同級生のように親しく会話する二人。会話の流れに完全に置いていかれた雄人は小声で氷川丸に聞いた。


 「ねえ、氷川丸。あの人は・・・・・・」


 「あ、すみません。雄人さんはまだ会った事がありませんでしたね」


 氷川丸は雄人と女性の間に入り、彼女を雄人に紹介した。


 「こちらは比叡さん。戦艦『比叡』の艦魂です」


 「せ、戦艦『比叡』っ!?」


 氷川丸の紹介に雄人が驚きの声を上げる。確かに、目の前に立っている女性は若さの中にただ者ではない威厳を潜ませている。だが、それがよりにもよって帝国海軍最古参戦艦の一隻である「比叡」の艦魂だとは思いもよらなかったのである。


 「ほう。この者は私が見えるのか」


 比叡が僅かに眉を上げる。


 「少年・・・・・・いや、青年と言うべきかな。我が名は比叡。金剛型戦艦二番艦、戦艦『比叡』の艦魂だ。宜しく頼む」


 「日高雄人一等看護兵曹です。こちらこそ、宜しくお願いします」


 「ふっ、そう固くなるな。楽にしろ」


 緊張した様子で敬礼する雄人に比叡が言う。手を下ろした雄人は、それでもまだ幾分固くなっている。


 そんな雄人を見て微笑を浮かべた比叡は氷川丸に視線を向けた。


 「それにしても・・・お主も随分と派手に化粧直しをしたものだな。一目見ただけではお主であると分からなかったぞ」


 「あはは・・・。確かに、そうですね」


 真っ白に塗られた船体を眺め回しながら言う比叡に氷川丸は苦笑する。


 「服も、看護婦らしくなったな」


 「今の私は、病院船ですから」


 「そうだな。似合っているぞ」


 「・・・ねえ、氷川丸」


 親しげに会話をしている二人の間に、おずおずと雄人が入り込む。


 「何ですか?雄人さん」


 「氷川丸と比叡さんって、いつ知り合ったの?」


 氷川丸は人差し指を顎にあて、考える仕草をする。その間に、比叡が答えを返した。


 「確か・・・昭和八年の大演習観艦式の時だったな。合っているか、氷川丸」


 「あっ、はい。その時です」


 比叡の確認の問いに氷川丸が頷く。


 二人が言っているのは、昭和八年八月二五日に行われた大演習観艦式の事である。「長門」「陸奥」をはじめ、総勢一六〇隻もの艦艇と二〇〇機もの航空機が横浜沖に集結した。この時の観艦式で御召艦に選ばれたのが、当時練習戦艦となっていた「比叡」である。そして、「氷川丸」は招待客一〇一五人を乗せ、御召艦「比叡」の後に従い、居並ぶ艦艇の間を巡航したのだ。


 「あの時の氷川丸は、これ以上無い程に緊張していてな。セメントで固めたように固くなっておったぞ」


 「ひ、比叡さんっ。その時の事は話さないで下さい!」


 過去を振り返る比叡は思い出し笑いを堪えながら話す。氷川丸の制止も空しく、比叡の回想は続く。


 「観艦式が始まる直前には、顔を真っ青にしていてな。私が宥めてようやく落ち着いたのだ」


 「へえ、そうだったんですか」


 「~~~~~~っっ!」


 勝手に話を進める比叡を止める術を氷川丸は持ち合わせていなかった。こうして氷川丸がわなわなと口を震わす間にも、比叡は立て板に水を流す勢いで話を続ける。


 「緊張してカチカチに固まるなんて、氷川丸にも可愛いところがあるんだね」


 茶化すような声を出す雄人を、氷川丸はきっと睨みつける。


 「考えてもみて下さいよ、雄人さんっ。東京湾を埋め尽くさんばかりに、大小様々の艦艇が勢揃いしているんですよ?その中を、しかも、天皇陛下が座乗されている御召艦の後に続いていくんですよ?緊張しないわけがないじゃないですか!失敗したらどうしようとか、色々と心配になって泣きそうだったんですよ!?」


 「わ、分かった分かった」


 ず。ずい。ずずい。


 長い三つ編みが一文ごとに詰め寄る。そのたびに花の香のような甘い香りが漂うが、勢いに押される雄人にはそれを楽しむ余裕は無い。本当に大変だったのか、氷川丸の瞳は微かに濡れている。


 「で、でも、御召艦の後に続いて観艦式に参加するなんて滅多にできない事だよ。凄いよ」


 その場を取り繕うように雄人が言うが、氷川丸の視線はまだ緩まない。


 「そ、それに・・・氷川丸はその大役を見事に果たしたんだから、やっぱり凄いよ」


 もう一押し言葉を添えて氷川丸の頭にぽんと手を置く。ようやく、氷川丸の表情が柔らかくなった。

内心、ほっとした雄人は早く観艦式の話から離れようと話題を変えた。


 「あ、そういえば・・・ハワイ攻撃、お疲れ様でした」


 「労いの言葉を貰う程の事はしておらぬ。何せ、我々は敵の姿さえ見ておらぬのだからな。やった事といえば、空母らと(つる)んで海を流れただけだ」


 「それでも、立派に空母護衛の務めを果たしたじゃないですか」


 「与えられた任務は確実にこなすのが、軍人の責務だからな。だが・・・私は戦艦。やはり、己が砲で敵と手合わせしたいものだ」


 力を入れた拳に視線を落とし、比叡が言う。


 「きっとその内、機会が訪れますよ。でも、くれぐれも無茶はしないで下さいね」


 氷川丸の心配に比叡は微笑で答えた。


 「心得ておる。己を過信し、蛮勇を振るうは、それ則ち破滅に通ず。自ら死ににいく様な真似はせぬ。勇気と無謀は、別物だからな」


 だが、と付け加える。


 「臆してばかりでは戦は出来ぬ。勇は存分に振るわせてもらうぞ」


 そして、「一六インチ砲と撃ち合うのも一興だな」と続けた。


 「それを無茶って言うんですよ!」


 「ハ、ハ、冗談だ」


 一四インチ、つまり三六センチの主砲しか持たない身でありながら一六インチ、つまり四〇センチ砲を持つ相手と撃ち合いたがる比叡に、氷川丸は呆れの混じった叫び声を上げた。


 「まあ、如何に私が此処で望みを語ろうとも、全ては司令部の胸三寸だ。私には精々、奴らが艦隊決戦を企画してくれる事を祈るくらいしか出来ん」


 諦念をこめた溜息を零しながら、比叡が言う。


 「さて、そろそろ私は失礼するぞ。どうも、今日は眠くて敵わん」


 大欠伸をかました比叡が転移の光に包まれる。目の縁に滴をのせた比叡の姿が淡光の中に消える直前、闖入者(ちんにゅうしゃ)が現れた。その人物は転移の光を放つ比叡の背後に現れると、正に転移直前の彼女の不意を打つように、その背中に盛大に突進した。


 どんがらがっしゃーんっ!


 派手な音と砂埃を生み出して二つの人影はデッキの上に倒れ込む。倒れ込むが早いか、上に乗っかる人物が半身を上げた。


 「やっりぃー!大☆成☆功っ!まったく、氷川丸は鈍くさいんだから~」


 してやったりといった顔で得意気に言うのは青葉だった。自分の下でデッキに突っ伏している人物を見てニヒヒ、と悪戯っぽく笑っている。


 突然現れた青葉の台詞の一部に疑問を感じながら、氷川丸は口を開く。


 「・・・・・・青葉、何してるの・・・?」


 「何って、決まってるでしょ。鈍くさい氷川丸に体当たりを―――って、あれ?」


 答える途中で、異変に気づいた青葉が顔を上げる。自分が下敷きにしているはずの氷川丸の声が上から聞こえる。顔を上げた先には、呆れ顔の氷川丸がいた。


 「あれ、氷川丸?」


 ぽかんと口を開いた青葉が間抜け面を晒す。


 「どうして、そこに?私が体当たりで押し倒したはずじゃ・・・・・・」


 「・・・何言ってるのか、さっぱりなんだけど・・・。とにかく、私はさっきからここに立ってるし、貴女に体当たりされた覚えも無いわよ」


 「ほえ?それじゃあ、これは―――」


 視線を落としていった青葉が、硬直する。一瞬にして顔から血の気が失せて、真っ青に染まる。ひきつった笑顔が頬に貼り付き、凍らせたように剥がれなくなった。理由は、簡単―――自身が下敷きにしていた人物が誰なのか、認識したからだ。


 「ひっ・・・・・・!」


 掠れた短い悲鳴を上げて青葉が下敷きにしていた人物から飛び退さる。それを合図にしたかのように、倒れていた人物がゆっくりと起き上がる。


 「不意打ちとは、良い度胸だな・・・」


 比叡の右手が、左腰の軍刀に伸びる。音も無く抜かれた白刃が、陽光を妖しげに反射する。


 「そこに直れ!成敗してくれるッ!」


 言うが早いか、比叡の放った一閃が白銀の線を空中に描いた。すんでのところでそれを避けた青葉は脱兎の如く逃げ出した。


 「逃がさんっ!」


 疾風のような速度で比叡がそれを追う。暫くの間、「氷川丸」を舞台にした命懸けの鬼ごっこが行われた。




 「はぁ、はぁ・・・。もう・・・無理。走・・・れ・・・ない・・・・・・はぁ、はぁ・・・」


 見つかる=斬撃という危険極まりない鬼ごっこをどうにか生き延びた青葉は、デッキの上にへたり込み、壁に背を預けていた。一言喋るたびに、華奢な肩が大きく波打つ。


 「自業自得ね」


 反省しなさい、と氷川丸が青葉を窘める。しかし、言葉とは裏腹に彼女の手は持っているラムネを青葉に手渡す。


 「・・・・・・ありが、と」


 青葉がラムネを口に運ぶ。栓は元から開けられていた。


 「ぷはぁ・・・。生きてるって、素晴らしいね」


 悟りを開いたような物言いをする青葉。その身体には数カ所、打撲傷がある。


 「峰打ちだから安心しろ、って・・・。峰打ちでもかなり痛いんだけど・・・」


 青い痣になった傷跡をさすりながら、青葉は小さく顔をしかめた。


 「あの人、本当に容赦ないんだからなぁ・・・」


 「これに懲りたら、次からは普通に出てくることね」


 胸を反らして上から目線で言う氷川丸。「むぅ・・・」と青葉は口を尖らせた。


 「お姉ちゃんお姉ちゃん!」


 その時、眩い光が辺りを包み、一人の少女が現れた。その少女は青葉の袖を掴むと慌てた様子で言った。


 「お姉ちゃん!赤城司令が作戦会議をやるから早く来て、だって!」


 かなり慌てた様子の少女の言葉に、青葉は明らかに面倒そうな顔をする。


 「えぇ~。めんどくさいなぁ~。衣笠、代わりやってくんない?」


 「駄目だよっ。第六戦隊の旗艦はお姉ちゃんなんだから、お姉ちゃんが行かないと!」


 青葉の無責任な頼みに、衣笠と呼ばれた少女は反論する。そして、「早く早く!」と青葉を急かす。


 「はぁ・・・。仕方ないなぁ」


 青葉がかったるそうに立ち上がる。そして、ほんの僅かな希望を見出すような眼差しを氷川丸に向ける。


 「ねぇ、氷川丸。会議・・・・・・」


 「ダメ」


 「うぐぅ・・・」


 がっくりとうなだれた青葉は頭一つ分小さい少女に手を引かれ、転移の光の中に消えた。転移の間際、少女は「失礼します」と二人に丁寧な御辞儀をした。


 それを見送ってから、氷川丸は「はぁ・・・」と溜息をついた。


 「あれじゃ、どっちが姉だか分からないじゃない・・・。そう思いませんか、雄人さん」


 「確かにね」


 氷川丸に同意を求められた雄人は、苦笑しながら答えた。


 「まぁ、あの姉妹はあれで上手くやってるみたいだから、あれで良いんじゃないかな」


 「・・・そういうものでしょうか?」


 「そういうものだと思うよ」


 「うーん・・・」


 氷川丸は納得がいかない様子だったが、「雄人さんがそう言うなら、きっとそうなんでしょうね」と言った。


 「さ、私たちも患者さんたちの手当を頑張りましょう。ずぼらな青葉も会議に出ているんですから。私たちが怠けてはいられません」


 「『ずぼら』って・・・」


 「事実ですから。さぁ、雄人さん。今日も頑張りましょう」


 氷川丸の先導で二人は船内に入って行った。

 青葉「酷い目に遭った・・・。やっぱり、比叡(あの人)怖いよ。よく氷川丸はフツーに接してられるね」

 氷川丸「青葉が不意打ち紛いの事するからでしょ。比叡さんは優しい人よ」

 青葉「会う機会が少ないからそう言えるんだよ。試しに氷川丸も海軍に入って毎日一緒に過ごしてみなよ。あの人の恐ろしさが分かるから。それはもう般若か生剥げのように・・・・・・」

 比叡「誰が生剥げだ?」

 青葉「ぎゃぁっ!!出た、鬼!」

 氷川丸「あ、比叡さん」

 比叡「上官に向かって鬼とは、中々度胸のある口の聞き方だな」

 青葉「ごめんなさいごめんなさい!!」

 比叡「謝って済むなら警察も憲兵も要らぬわ!そのなっとらん口の聞き方を再教育してくれる!」

 青葉「ひいぃぃっ!」

 氷川丸「まあまあ比叡さん。落ち着いて下さい。青葉も悪気があるわけじゃないですから」

 青葉「氷川丸・・・・・・(涙)」

 氷川丸「それに、この後書き空間は私の船内ですから。絨毯やソファーに血が付くと交換が大変なので、流血沙汰はなるべく御遠慮下さい(注・後書きは『氷川丸』の船内、一等社交室で行われているという設定です)」

 比叡「む、それは済まぬ。私とした事が、配慮が足りなんだ。・・・確かに、この部屋の調度品はどれも高価な物のようだな。水兵らの寝起きする吊り床とは比べ物にならぬ。これを汚すのはまずいな」

 氷川丸「御協力、ありがとうございます」

 青葉「なんだ、氷川丸は私のことを庇ってくれたわけじゃないんだ・・・・・・(泣)」

 比叡「さて、ではそろそろ締めるか。氷川丸、頼む」

 氷川丸「はい。この作品を読んでくれている読者の皆さんに心からの感謝を。ご意見・ご感想、お待ちしております」




 ◆登場人物紹介◆

 比叡(ひえい)

 金剛型戦艦二番艦

 身長:173cm

 外見:21歳

 姉妹艦:金剛、榛名、霧島

 金剛型戦艦の二番艦。戦艦なのに山の名前を艦名としているのは、建造当初は巡洋戦艦であったから。帝国海軍の中でも最古参の部類に入り、戦艦の中では姉の金剛に続く古参である。外見は二十代前半で、艶やかな長い黒髪を持つ麗人。厳格な性格で、軍規を固く守り、これを乱す者には罰を以て接する。そのため、多くの艦魂(特に駆逐艦などの小艦艇)から恐れられている。青葉の天敵。

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