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<第二十話>「ガ島」から「餓島」へ

 ラバウルから帰ってきた「氷川丸」は手早く整備と消毒を行うと、再びラバウル方面への航海に就いた。今回の出発港は、横浜である。


 軍港であるため民間人の立ち入りが禁止される横須賀と違い、横浜港では大勢の市民が見送りに訪れる。桟橋の突端で、若い女性が頬を湿らせながら手巾ハンカチを振っている。乗組員の中に恋人がいるらしかった。


 横浜を出た「氷川丸」は、一路トラックへと向かう。外洋に出てからも波は穏やかで、天気も良い。航海日和の天気の中を、「氷川丸」は進んでいった。


 横浜出港から一週間後、「氷川丸」はトラックに到着。錨を下ろして船が完全に停泊状態に入ると、氷川丸は周囲の艦艇を眺め始めた。


 周囲を環礁に囲まれた中にあるトラックの泊地は、常に波の無い穏やかな海面を湛えている。そこに浮かぶ艦影を見渡す氷川丸は、探し求めている艦の姿を認められず、小さく首を傾げた。


 「あれ?」


 見落としてしまったのかと思い、もう一度停泊している艦船を見回すが、結果は同じだ。


 彼女が探しているのは、「比叡」の姿だった。先日、今と同じ場所から出港を見送った相手を、氷川丸は探していた。「比叡」は金剛型戦艦の二番艦であるが、戦前の改装時に大和型戦艦で使用する設備のテストケースにされたため、艦橋の形が他の姉妹艦と若干異なっている。それゆえ、「比叡」の艦影は見分けやすい筈なのだが、見つけ出す事はできなかった。それもその筈である。「比叡」は過日に行われた第三次ソロモン海戦で、激闘の末に沈没しているのだから。しかし、「氷川丸」にはその情報はまだ届いていなかった。


 氷川丸がそうしている間にも、船からは舷梯が下ろされ、船倉のハッチが開かれて患者の受け入れ態勢が整えられていく。すると、待ってましたと言うように、各艦や島の桟橋から内火艇がわらわらと寄ってくる。患者がいない往路の航海中にのんびりとしていた看護科は、今は逆に総動員体制である。


 一瞬のうちに、船の内外は喧噪に包まれる。とはいえ、内火艇の相手はまだ序の口だ。内火艇でやって来る人の用件は、大概は医薬品の補充である。各艦の状況を聞き、それに応じて適当な薬を適量割り当ててやれば、それで完了する。最重要任務である傷病者の収容は、これからだ。


 内火艇が風のように去って行った後、転院者を乗せた輸送船が「氷川丸」に接舷する。幾つもの担架が運び込まれる甲板は、先ほど以上に慌ただしくなった。島の海軍病院からの転院であるため、至急の手術を要する患者がいない事がせめてもの救いだった。


 そのような形で忙しなく午前が過ぎたあと。午後の休憩時間となった「氷川丸」では、乗組員たちが午前中の労働で疲れた身体を休めていた。


 「うお~、疲れたぜー」


 デッキに置かれた長椅子の上で行儀悪く寝転がるのは、雄人の同僚である吾妻司一等看護兵曹。彼の品性に欠ける振る舞いに、当然の如く雄人から注意が飛ぶ。


 「司。それ、見ててすっごくだらしないよ」


 「うるせえ。俺の疲労度からすれば、この位は許されていい。雄人、お前も次から次へと殺到する医薬品の補充要請を捌き続ける地獄をやってみろ。そうすれば俺の気持ちが分か――あでっ!?」


 図々しく横になっている吾妻の頭に、突如として金ダライが落下する。直撃を受けた吾妻は跳ね上がり、その拍子に椅子から転げ落ちた。


 「まったく・・・何なんですか、この人は」


 突然の出来事に唖然とする雄人の耳に、少女の嘆息が届く。その声を聞き、雄人は事の次第を理解した。


 「氷川丸・・・いくら司の態度が悪かったとはいえ、いきなりタライをぶつけるのは酷いと思うよ?」


 「この人のお行儀は悪すぎます。この椅子は、患者さんがくつろげるように置かれている物なんですよ? それを寝転がって占拠するなんて、許せません」


 「いてて・・・一体何が起こったんだ? 急に、頭にタライが落ちたような痛みに襲われたんだが」


 雄人と氷川丸が話していると、倒れていた吾妻が起き上がって言った。


 「雄人。お前、何かやったか?」


 「いいや。何もしてないけど」


 「じゃあ、一体何だったんだ?」


 「さあ・・・。もしかして、本当にタライが降ってきたんじゃない?」


 吾妻の足下に転がる金ダライを見やりながら、雄人は答える。しかし、このタライは氷川丸が艦魂の能力を使って出現させた物であるため、普通の人間には見えない。一人事態を理解できずにいる吾妻を前に、雄人はおかしくなって口元を緩めた。


 「ま、いっか。また寝直せば良いだけの話だ」


 「ちょっ、司! やめた方が良いって!」


 雄人の制止も聞かず、吾妻は再び長椅子を占拠する。それを見た氷川丸は、堪忍袋の緒が切れたように顔を真っ赤にした。


 「いい加減にしなさいっ!!」


 「どわあっ!?」


 氷川丸が光を纏った手を振ると、大量のタライが吾妻の頭上に降り注ぐ。文字通り、山のようなタライに吾妻を埋めた氷川丸は、溜飲を下げた様子で雄人に言った。


 「さ、行きましょう。雄人さん」


 「えっ、あ、うん・・・」


 氷川丸に引っ張られる形で雄人はその場をあとにする。そのまま少し歩いたところで、氷川丸が雄人に話しかけた。


 「ところで、雄人さん」


 「なに?」


 「比叡さんがどこにいるか、知りませんか? 何度か港内を探したんですけど、見つからなくて。何か聞いていませんか?」


 「あ――」


 氷川丸の質問に、雄人は言葉を詰まらせる。黙りこくる雄人を、氷川丸は怪訝そうに見上げた。


 「雄人さん・・・?」


 氷川丸が呼びかけても、返事は無い。雄人が意図的に答えないでいるのを感じた氷川丸は、その瞳に不安の色を宿した。


 「まさか・・・比叡さんに、何かあったんですか?」


 「・・・・・・」


 「雄人さん!」


 氷川丸に迫られて、雄人はようやく重い口を開いた。


 「・・・戦艦『比叡』は、十一月十三日、サボ島の沖合で、沈没したよ」


 「え――――・・・」

 氷川丸は一瞬、雄人が言った言葉の意味が分からなかった。いや、分かりたくなかったのかも知れない。しかし、耳に入る言葉は、否応無しに彼女に現実を認識させた。


 「今朝収容した患者の中に、『比叡』の乗組員がいたんだ。その人から話を聞いた。ガダルカナル島に向かう途中で、『比叡』は米艦隊と遭遇。砲撃戦の末、航行不能に陥って自沈したそうだよ」


 「そん・・・な・・・」


 一歩、二歩と、氷川丸は後退りをする。非情な現実から逃げるように――


 「・・・もしかしたら、比叡さんは自分の運命を知っていたのかもしれない」


 「どういう・・・ことですか?」


 雄人は懐から、金色に光る懐中時計を取り出した。


 「それは、出撃前に比叡さんから貰った――」


 氷川丸の言葉に、雄人が頷く。


 「これを手渡された時に、比叡さんにこう言われたんだ――『氷川丸を支えてやれるのはお前だけだ。頼むぞ』って。今になって思えば、あの時すでに、比叡さんは自分が帰ることは無いと分かっていたのかも知れない」


 話を聞き終えた氷川丸は、さらに数歩後退ると、力無くその場に膝をついた。


 氷川丸にとって、身近な者の死は初めての経験だった。これまでも、彼女は何人もの患者の最期を看取ってきた。「沖島」の艦魂の死を眼前で見届けたこともある。しかし、自分と深い関係にある相手を失うことは初めてだった。


 うな垂れ、涙を零す氷川丸。そんな彼女を、雄人は優しく抱き寄せた。


 「氷川丸。今は思い切り泣いていいよ。僕が傍にいるから。思う存分、泣けばいい」


 雄人の言葉によって感情のたがが外れたのか、氷川丸は堰を切ったように泣き出す。彼女が泣き止み落ち着くまで、雄人は彼女のことを抱き続けていた。


◆               ◆               ◆


 トラックに停泊中、「氷川丸」は開戦一周年の日を迎えた。ラジオからは開戦一周年を祝う言葉が流れ、陸では賑やかな催しがなされる。しかし、艦艇の数が少なくなったトラックの風景は、ガダルカナル島を巡る戦いの激しさと逼迫しつつある戦況を物語っていた。


 十二月十一日、「氷川丸」はトラックを出港。ブーゲンビル島南端のブインに寄港し、十五日にラバウルに入港した。


 第三次ソロモン海戦が実質的な敗北に終わった後、いよいよ形勢は日本にとって不利なものとなっていった。それに伴い、「氷川丸」が収容する負傷者の数も増加の一途を辿った。


 ラバウルでも、到着すると同時に現地に展開する第八根拠地隊や海軍病院から医薬品の補充を求める依頼が殺到する。受け取りに来た看護兵の話では、入院患者のほとんどがマラリアだという。薬がいくらあっても足りないという求めに応じ、キニーネなどの治療薬を合わせて十万錠単位で供給した。


 医薬品が収められた木箱を抱えて船を離れる彼らと入れかわるようにして、今度は入院する傷病兵がやってくる。左右の舷梯をすべて下ろし、受け入れ態勢を整える「氷川丸」に、ガダルカナル方面の患者を乗せた内火艇が接舷する。舷門で患者の出迎えに当たっていた雄人は、彼らの姿を見て一瞬、驚愕のあまり息を呑んだ。


 舷梯を上がってくる患者たちは、皆が皆、例外無くやつれ果てていた。戦友に肩を支えられてなお、舷梯の一段を上るのも難しいほどに力の失せた彼らの姿は、とても健常な人間ものではなかった。


 早速、軍医による診察が行われ、診断書が書かれる。そのほとんどが熱帯性のマラリアである。伝染病患者を収容する第五病室(六番船倉を改造)はすぐに一杯となり、他の病室も患者の姿で埋まった。


 「氷川丸」が患者の収容に従事している間にも、島からは飛行艇が白波を蹴立てて飛び立っていく。広大な太平洋では、敵味方ともに長大な航続距離を持つ飛行艇が偵察の主役を担っていた。


 十七日に「氷川丸」はラバウルを出港。船内の病室が満室になったため、これ以上の患者収容は行わず横須賀に帰還する事にした。


 復路の船旅は、地獄絵図だった。船内の至る所で、マラリアに苦しむ患者の呻き声が聞こえた。マラリアは、ハマダラカが媒介となって感染する病気であり、激しい高熱と関節痛を伴う。これらの症状は周期的に現れ、熱が下がっている時は甲板を散歩するなどもできるが、一度発熱すれば猛烈な熱と痛みに襲われる。熱にうなされる患者の中には関節の痛みに堪えかね、「足を切り落としてくれ!」と叫ぶ者もあった。


 マラリアに苦しむ患者の多くは、栄養失調にも陥っていた。建設中の飛行場を米軍に追われて以来、幾度となく飛行場の奪還を企てた日本軍であったが、作戦は悉く失敗した。補給もままならず、ジャングルの奥地に撤退した兵士たちは食糧不足に直面した。加えて、密林に跋扈する蚊から疫病を移され、飢えと熱病の二重苦を味わうことになった。


 肋骨が浮き上がるほどに痩せこけた患者が病室に鮨詰めになる光景は、見るに堪えないものだった。落ち窪んだ頬に、伸びるがままに放置された髭。やつれた顔面の中で、二つの眼球だけが鋭く光を放っていた。


 このような患者が、「氷川丸」には何百人も乗っていた。彼らに処方する薬の調剤で、薬剤科は休む間も無い状態だった。例えば、五百人の患者がいるとして、彼らに一日三回の薬を三日分処方する場合は、合計で四千五百袋の薬を包む計算になる。しかも、船は波によって絶えず動揺している。左右に揺れる船内で天秤を使い、正確に薬を量る作業は高い集中力と技量を必要とした。


 悲惨な光景を船内に抱えながら「氷川丸」は日本を目指す。その最中、事件が発生した。


 深夜。消灯時間を過ぎ、そろそろ日付が変わろうかという頃。月夜に赤い赤十字灯を照らす「氷川丸」の船体が、突如として震えた。


 ズシン、という重い衝撃音と共に、船体を大きな揺れが襲う。全身を身じろぎさせた船は、前につんのめり、がくんと行き足を遅らせた。たちまち、船内に混乱が起こる。


 「何事だ!」


 操舵室の階下にある船長室で仮眠をとっていた石田船長が船橋に飛び込む。船長に代わり、舵を任されていた航海士が答える。


 「船体後部で衝撃が発生! 原因は不明です!」


 「どうしました!?」


 二人が言葉を交わしているところへ、今次の航海から病院船の院長となった本間正人軍医大佐が現れた。初の任務で異変に見舞われた本間院長の表情には、少なからぬ動揺が見て取れた。


 しかし、これまで一年に渡って任務をこなし、敵潜水艦との遭遇も経験してきた石田船長は冷静に答えた。


 「船の後部で衝撃が発生しました。原因は不明ですが、敵潜水艦による雷撃の可能性もあります。万が一の事態に備えた対応を乗組員に取らせて下さい」


 続けて、石田船長は船橋のクルーに各部署の状況を調べさせると同時に自身は機関室に繋がる電話を取った。


 「こちら船橋。機関室、状況を知らせろ!」


 先方が電話口に出るや否や、石田船長は言った。


 「こちら機関室。左舷ピストンロッドが破損、現在、応急修理を実施中です」


 「その他に異常、船体への被害は?」


 「今のところ、確認できません」


 機関長の応答に耳を傾ける船長へ、伝声管で通話をしていた船員が船体各所に異常の無いことを告げる。衝撃の原因は、ピストンロッドの損傷であるようだった。


 「機関長、日本本土までの航行は可能か?」


 「問題ありません。方舷航行をしながら、応急修理を行います。明日のうちには、全速発揮できるようにしてみせますよ!」


 「了解した。頼んだぞ」


 受話器を置いた石田船長は、船内放送のスイッチを入れて詳細を報告した。


 「こちら、『氷川丸』船長の石田だ。先程の衝撃は機関室のピストンロッドの破損が原因である事が判明した。本船に沈没の危険はない。乗員および患者の諸君は、慌てる事なく冷静に行動してほしい。繰り返す――」


◆               ◆               ◆


 「氷川丸!」


 船長の言葉により船内の騒ぎが鎮静化した後、雄人は氷川丸の部屋に駆け込んだ。


 「氷川丸、大丈夫!?」


 息急き切って扉を開けた雄人に、氷川丸は若干面食らいながらも答えを返す。


 「はい、平気です」


 「機関室で事故があったって聞いたけど・・・怪我は無い?」


 雄人の問いに、氷川丸は自身の左足を指して答える。


 「ちょっと足を捻ってしまいましたけど、大丈夫です。痛みも軽いですし、普通に歩くこともできます

よ」


 言って、氷川丸は椅子から立ち上がり一、二歩その場で歩いてみせる。しかし、続けて一回転しようとした氷川丸はバランスを崩して倒れかける。


 「きゃっ」


 「危ない!」


 体勢を崩した氷川丸の肩を、雄人が抱える。氷川丸をベッドに座らせながら、雄人が言う。


 「駄目だよ、無理しちゃ。幸い、程度は軽いようだけど捻挫した事に変わりは無いんだから」


 「すみません」


 「・・・でも、氷川丸が無事で良かった」


 安堵の息を漏らし、雄人が言った。


 「いきなり大きな音がして、船が揺れたから。魚雷が当たったんじゃないかと心配したよ」


 そう言う雄人は、氷川丸の無事を心から喜んでいるようだった。艦魂は、船体が損傷すれば自分も傷を負う。その事を知っていた雄人は、氷川丸に万が一の事があったらと、ここに来るまでの間、気が気でなかったのだ。


 雄人は氷川丸の隣に腰を下ろすと、彼女の頭を軽く撫でた。


 「本当はもう少し早く来てあげたかったんだけど、病室の患者の対応をしないといけなかったから。ごめんね」


 「いいえ。私の方こそ、心配をおかけしました」


 「機関室の事故は、どうにかなりそうなの? 船長は問題ないって言っていたけど」


 「はい。明日には応急修理も完了しそうです」


 「そっか。良かった」


 雄人はもう一度氷川丸のことを撫でると、寝床に戻るべく立ち上がった。


 「おやすみ、氷川丸。お大事にね」


 「ありがとうございます。お休みなさい、雄人さん」


 翌日、機関長が宣言した通り正午には破損したピストンロッドの修理も完了し、「氷川丸」は元の速度を取り戻した。その後は事故も無く快調に航海を続け、十二月二五日、粉雪の舞う横須賀港に無事帰着した。

 作者「この間、横浜に行ったら色んな所にジブリの新作映画の宣伝が出ていたよ」

 氷川丸「ああ、横浜が舞台になっているあれですか?」

 作者「そうそう。スタンプラリーもやってて、結構盛り上がってた」

 青葉「へぇー。横浜が舞台ってことは、氷川丸とも関係あるわけ?」

 作者「ご名答。劇中に『氷川丸』が登場するシーンがあるらしいよ。ほら、ここ」

 青葉「あ、ほんとだ。……ん? でも色が違うよ」

 作者「劇中の年代が1963年だからね。その時は、船体が緑色に塗装されていたんだよ。今は現役時代の黒い船体に戻されてるけどね」

 氷川丸「私としては、やっぱり今の方が落ち着きますね。煙突の二引きの旗とも合いますし」

 青葉「氷川丸、銀幕デビューってやつだね。やったじゃん!」

 作者「実はそうでもないんだなぁ」

 青葉「えっ、どういうこと?」

 作者「それは本人に聞いてみよう」

 氷川丸「なっ……ここで振るんですか!?」

 青葉「氷川丸、教えて教えて!」

 氷川丸「うぅ……恥ずかしいから、あまり言いたくなかったんだけど……。戦時中に『海軍病院船』っていう映画が撮影された事があったの。そこに登場する病院船が私なのよ」

 青葉「おおっ、戦前から映画スターだったんだね!」

 氷川丸「茶化さないでよ、もうっ。……これだから、言いたくなかったのに」

 作者「実際、映画が公開されてから『氷川丸』への慰問品が増えたっていうし、あながち間違いじゃないかもね」

 氷川丸「作者さんまで!」

 作者「ははっ。んじゃ、そろそろ締めましょうか」

 氷川丸「はい。この作品を読んでくださる読者の皆さんに心からの感謝を。ありがとうございます」

 青葉「また次回~!」

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