表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
96/118

累々とした忘却

 刃打ち付ける火花の香り


 鋼を叩く時の香り


 傷をすすぎ皮膚を滑る


 風の中の際限ない彩り


 争いは止まない


 安楽な椅子の上に居る


 偉い人は痛くないから


 傷を負った人々が泣いているのを


 災害だって言うんだ


 災害には災害を以て制すると


 ねえ あなたは


 神様とか何かより


 もっと大事な事を


 忘れて来たんだね


 跪いたら首を落とされる


 それだけがはっきりしている


 だから攻撃をやめられない


 そう言う心根を


 戦々恐々って言うんだ


 何百の命が


 この星を諦めて行くのか


 分からない事を選んだんだろう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ