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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
93/94

恋患う猫達の

 斜めに伸びる夕影が


 紺色に見える宵の事


 恋患ったお嬢さんが


 ラブソングを歌うのです


 体をくねくねと身悶えさせて


 ふしだらな歌を歌うのです


 そうすると


 ドキドキとときめいた雄猫達が


 このおんにゃを我のものにしようぞと


 詰めかけて喧嘩をするのです


 そう言った一抹の出来事は


 大騒ぎをするほどの


 顛末も待っていないのですが


 赤子のような声で鳴くおんにゃと


 そのおんにゃを狙うおにょこの声は


 季節を告げる声なのでしょう


 春と秋にかけての


 風物詩と言う物です


 ヒトタチの歌うラブソングも


 このように聞こえているのかどうかしら

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