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スノウ
キリリきゅりりと風の鳴る
針と変わって皮膚を刺す
波を叩くは真綿雲
寒さの底に辿り着いても
まだ見ぬ天の樹海の庭に
童は小さな雪像を
成しても吹雪ける暇に変わる
昨日在った目と口が
冷蔵された木炭になる
深々積もる雪化粧
それは大した厚化粧
人の背丈は超えております
音も立てずに降り注ぐまま
雲から雪崩落ちてきた
真綿とは特に言えぬもの
手に髪に頬に凍てついて
切りつける風は冷えた刃
冴えて凍える 波音ざらり
羽の生えた鳥達も
小枝に並んで暖を取る
キリリきゅりりと風の鳴る
針と変わって皮膚を刺す
波を叩くは真綿雲
寒さの底に辿り着いても
まだ見ぬ天の樹海の庭に
童は小さな雪像を
成しても吹雪ける暇に変わる
昨日在った目と口が
冷蔵された木炭になる
深々積もる雪化粧
それは大した厚化粧
人の背丈は超えております
音も立てずに降り注ぐまま
雲から雪崩落ちてきた
真綿とは特に言えぬもの
手に髪に頬に凍てついて
切りつける風は冷えた刃
冴えて凍える 波音ざらり
羽の生えた鳥達も
小枝に並んで暖を取る
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