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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
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虚構変形

舟のカロンが見つめる現世(うつしよ)

 ある日は澱んでおりました


 静かな淵の底の事


 仄かに過ぎって行きました


 香りの靡く空気の様に


 それはくるりと踊ります


 波は風の起こすもの


 風は星の起こすもの


 星は生まれ出でてから


 遠くを目指して飛んでいます


 そう認められてしまうので


 鉄の馬車が走る日々に


 人は溜め息つくのでしょう


 ほほえましいと思うのは


 新しい素材でできている


 今日が明日もあるのだと


 夢中に耽る空想は


 どれだけ信じていようとも


 姿は変わるものなのに


 騒がしいほどの雑音が


 鳴り響いては空欄

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