表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
37/111

花恋

誰かは嫌う心模様

 進化の過程でどうやら


 不要なものを得たようです


 だから僕は僕達は


 納得の行くものを探して


 深々(しんしん)と考えるのです


 それが決して子供を残したいとか


 そう言う感情ではないことは


 理解しているのです


 本来と言うものが


 乖離してしまっていて


 脳と言うものの作り出す


 本来が当てはまらないのです


 信仰と言うものが


 この世に存在するので


 僕はこの本来には不要な物を


 恋と名付けてみたのです


 涙も何も要らないのです


 この心は信仰のようなもので


 姿の無い神様を信じるように


 姿の無い心を信じています



 幸せな子供のふりをしましょうか


 満たされていて欲もない


 刺激の無い日々を不満足に思ってる


 幸せな子供のふりをしましょうか


 それは存外無理と言うもので



 生憎と記憶はボロボロなので


 自己修復を試みます


 

 儀式も祈りも必要ないのです


 心の中に一輪 花を咲かせて


 枯らさないように水を与えて


 食いちぎろうとする化物から


 鉄鎖で守らなきゃなりません


 花は笑んで居るでしょう


 日の差す場所にて

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ