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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
28/111

サパ

鉛の鍋で煮た酸っぱい酒

 誰かはこのような


 言葉が嫌いなのだと言う


 何も形が無くて


 意味深長ではないからと


 そう言う誰かはきっと


 自分以外の誰かが教えてくれると


 信仰して居るんだね


 世界とか理とか


 それがなんであるかの


 確実な正解を


 説明されるのが


 大好きなんだ


 答えを知っている謎々を


 提案してもらうのが


 大好きなんだ


 自分は正解だって言って


 毛布にくるまっている


 ゆりかごの中で


 笑い合う赤子達


 泣けば安心するのなら


 ずっと毛布に


 包まっていれば良い



 その毒は甘いんだって


 例え蝕むとしても

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