表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
27/82

宇宙の色は黒だって思うかい?

 夜風が吹き付ける宇宙の下


 月が照らす温度の水面の上


 知らない深みの音が鳴るよ


 残響と言うものがあれども


 形を得て崩壊する間に


 その一連の振動が描く


 砂色を飾ろうか



 夢光鮮やかな天空


 汽笛の痕 炭素の宝石 光るばかりだ


 曇り硝子 墨色の群雲 青を捉える


 砕けるように 瞬間を 降り注ぐ氷雨の


 形を抉るのはいつもの


 水色の音階であるよと



 日向に置かれていたのは


 褪めた色の写真であるとして


 漂白された青は溶けてしまった


 紺色の幸せをもう描けない


 運んでくると言う風は吹くのか


 信じ込めるものがあるだけ


 きっと幸せに


 なれるでしょうね


 テンプレートの世界を探しているのは


 誰 誰 だぁれ


 居ない居ないって言って


 顔を隠している


 誰 誰 誰か


 なんでみんな同じ味の


 スパイスが好きなんだろう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ