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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
21/94

空転論理

誓いに飽きる日

 それは恐ろしい契約さ


 死が分かつまでこの者を


 異質なる異形なる異常なる


 この者を


 愛せよと誓わされる儀式の元


 閉ざされた死せる翼を


 羽ばたかせることを望めば


 曇天の濁りを澄み切った刃で


 切り付けて切り付けて



 望んだのは昔


 鎖から逃れる事



 雨の滴る空に向かって


 一番好きな歌を歌おう


 誰を愛してるとか何が悲しいとか


 好きとか嫌いとか言って


 死んだ魚の目をギラギラさせるような


 えぐいやつじゃなくてさ


 それが何を意味しているかは


 おいておいても良いような


 唱えるだけで心地好い


 そんな歌を歌おう



 望んだのは未来


 まだ生きていたいと


 心臓は言うから


 空っぽじゃない空虚の


 空で月を観てる

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