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詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
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凍れる湿度

溶けて消えてしまうよ

 水の底の氷


 濯がれて定理


 咲かせれば純利


 散々に心理


 何処にあるの降雨


 見つかれば搾取


 倒壊するまで拍手


 握りしめた義手


 それは暖かな日溜りに


 囁かれる呼吸のような


 大地に根差す木々の


 天への呼応なのだとして


 今が世の悟りなど


 とるに足らぬものだと


 手を放せば胸元の


 異物も消え去ると言うに


 何を以って清かにある


 泥を抉って獲る金塊


 其れを以って生きられると


 想像する曖昧


 価値は委ねられて


 得るべきものを問う


 それは水の中の氷


 見失って消えてゆく


 それは水の中の氷

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