表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩文彩文  作者: 夜霧ランプ
1/100

凍れる湿度

溶けて消えてしまうよ

 水の底の氷


 濯がれて定理


 咲かせれば純利


 散々に心理


 何処にあるの降雨


 見つかれば搾取


 倒壊するまで拍手


 握りしめた義手


 それは暖かな日溜りに


 囁かれる呼吸のような


 大地に根差す木々の


 天への呼応なのだとして


 今が世の悟りなど


 とるに足らぬものだと


 手を放せば胸元の


 異物も消え去ると言うに


 何を以って清かにある


 泥を抉って獲る金塊


 其れを以って生きられると


 想像する曖昧


 価値は委ねられて


 得るべきものを問う


 それは水の中の氷


 見失って消えてゆく


 それは水の中の氷

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ