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本当はキチンとした店名があるのに、なぜか常連客は『自習室』と呼ぶ喫茶店

第1話 今日も、いい天気


喫茶店経営者の朝は早い。


モーニングをやっていればなおさら。


5時起床。


6時、店から自転車ですぐの市場でサラダ用の野菜と茹で卵用の卵とハムを仕入れる。


馴染みの仲卸なので、あらかじめ用意してある籠ごと受け取る。支払いは一週間分前払いで預けてある。


その足で、パン屋へ。トースト用食パンを受け取る。火曜日だけは商店街の店が定休日なので、今日は駅前のパン屋へ。


厚切りが私の好みなので、特注で3枚切りにしてもらっている。


7時開店なので、サラダボウルに手早くレタス、千切りキャベツ、カットトマト、きゅうりスライス、ハムを盛り付ける。


茹で卵は、前の日に用意してある。


モーニングの予算客数は十人強だけど、まだ二桁行ったことはない。


リニューアルオープンしてまだ2ヶ月。


メニューを少し絞った結果、一部の常連客が離れたのが痛い。


まあ、一人で切り盛りしなければならないので、割り切ってやらなければ。


準備でき次第開店。


メニューは、モーニングセットで500円。


さあ、今日もいい天気だ。1日頑張るぞ。



読者の方へ


もし、貴方の近くに『自習室』と思われる喫茶店が有っても、店主に「『じん』さんですか?」と聞かないで下さい。


恥ずかしいので、お願いします。

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