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45 B

今夜は、初物!

栗ご飯食べました!

お弁当だったんですが、もう秋モードですねぇ(´∀`)

皆さんも、秋の初物食べられましたか??


次回は、日曜日です!

それでは、本編をどうぞっ\(^o^)/


ーーーーー

お知らせ


自分の体調不良と、家族の入院が重なってしまい、定期的に続きを書くことが難しいため、当面不定期投稿とさせていただきます。

申し訳ありません。

ご理解の程、宜しくお願いいたします。


 「ほほぉ、まだまだだねぇ。どれどれ、ほぉ~、なるほどねぇ」


 「ひぃっ」

 ギュッッギュッギュッと、お尻を揉みしだかれてます!

 お母様、なにごとですかぁぁ!?

 なにがまだまだなんですか!?

 そして、近いし、大きいです!お母様!?


 「ちょっ!お母さん!なにしてるの!?」


 「いや、なにさ、新人がどれくらい使えるか、知っておきたくてね。将来の婿候補とあっちゃぁ、なおさらさ」


 「っ!?お母さんまでっ!?違うから!!」


 「あっはっはっ!冗談だよっ。ほら、二人とも、先に行って、着替えてきなっ。この子には、まず話すことがあるからね。」

 やっと、ポイっとお尻が解放されました!

 揉まれたところが、ジンジンしてます。

 本当に、すごい力でした、、


 「う、うん。ソウマ、何かあったら、大声出してね」

 カティナさんが、小声で忠告してくれましたけど、何かあったら?って、何かって、なんですか?!

 足がプルプル震えてます!お母様、恐るべしです!


 「ソウマ君!先に着替えてきますね!ソウマ君の着替えも準備しておきますから!待っててくださいね!行こっ、カティナ~」


 メディナさんと、カティナさんが厨房の方に入っていきました。あっちに事務所みたいなところがあるのかもしれません。

 カティナさんは、心配そうに何度も振り返っていました。

 お話があるだけですよね、お母様??そう願って、お母様に目を向けると、ものすっごいじろじろ見られていました!?

 ひぃっ!?


 「そんなに恐がらないでも大丈夫さ。もう、大抵のことはわかったからね。さて!ソウマとか言ったかい?いやいや、悪いねぇ。つい、昔の冒険者時代の癖でね。ケツが一番情報が多いもんだから、揉んじまうのさ。」

 お尻の情報って、なんですか!?冒険者って、お尻揉むものなんでしょうか??


 「どうやら、身体のバネはあるようだけど、まだまだ使い方が下手だね。せっかくの身体を使いきれてないねぇ。」


 「身体、ですか??」

 情報って、身体全体のことだったんですね!

 お尻から、そこまでわかるものなんですね??


 「そうだよ。まぁ、細かいとこは、ライアンのとこの道場で鍛えてもらえばいいんだが。まず、聞いておくよ。本当に、うちで働くってんで、いいんだね?見てわかるように、うちは毎日が祭りみたいなもんさ。大変だよ。あんたの身体なら、毎日ヘトヘト確定だねぇ。もし、うちで働かないんだとしても、部屋は貸してやる。一応、お金はもらうがね。さぁ、決めな!男は、即決だよ!私も忙しいんだ。ささっと、決めとくれっ!」


 男は、即決!?

 えと、えと、改めて、食堂を見回してみます!

 満席で、たくさんの人が楽しそうに食事をしたり、お酒を飲んだり、談笑したりしていて、ものすごい活気のある食堂です。

 テーブルに並んだ様々な料理もとっても美味しそうですし、それを美味しそうに食べる人達。たぶん、ビールやワインなどをガブガブ飲んでいる皆さんの笑顔も、素敵です!

 ここには、笑顔が溢れています。 

 確かに、大変な仕事かもしれませんけど、やってみたい!

 お世話になったメディナさん、カティナさんのご実家ということもありますけど、初めて来て見て、僕はここが好きです!そう思いました!


 「あっ、あの!お願いします!ここで働かせてください!ご迷惑おかけするかもしれませんが、頑張ります!」


 「ほほぉ。そうかい。いい目だね。わかったよ!うちで働きなっ!黄金の小鎚亭は、あんたを歓迎するよ。」


 「あっ、ありがとうございます!」


 「いいんだよっ!うちも、人手が足りてないからねぇ。猫の手も借りたいもんさ。それでも、こうやって、しょーもない連中だが、笑顔がこぼれちまうのが、うちだ。慣れないうちは、大変だろうけど、頑張りなっ!今日は、着替えたら、ホールでボーイをしとくれ!あぁ、ケツを揉まれないように、気を付けなよっ、はっはっはっ、」

 最後の最後に、お母様がずいっと寄ってきて、怖いことを!?

 やっぱり、冒険者さんはお尻を揉むものなんですか!?


 「あぁ、カティナ、ちょうどいいところに戻ってきたね。ソウマを、とりあえず部屋に案内してやりなっ。荷物を置いたら、着替えて、今夜はホールだよ。メディナ!ほれっ、モルビンのとこに料理を持っていきなっ」


 「はーい。ソウマ君!ホールで待ってますね!」

 

 「はい!なるべく早く戻ってきます!」

 メディナさんと、カティナさんが戻ってきたら、やはりメイド服でした!お二人とも、とても素敵です!

 

 「な、なに、じろじろ見てるのよ。行くわよっ」


 「は、はい!あの、カティナさん、その姿も、とても素敵です!」

 

 「っ!?バカっ!速く行くわよ!」


 「あっ、置いてかないでください、カティナさん!」



ーーーーー


 食堂の奥にある入口からカティナさんに付いていって入ると、やはりそこは厨房で、十人の料理人さんが、もうそれはとても忙しそうに動き回っていました。

 動き回っているといっても、担当が決まっているのか、自分のエリアが決まっているみたいで、サラダ担当、スープ担当みたいな感じで、声をかけあいながら、ちゃくちゃくと料理を完成させていくような動きで、とても洗練されたものを感じます。

 ここで、あの美味しそうな料理が作られているんですね!

 なんだか、厨房が見れただけで、ちょっと感動です!


 料理人の方々と、チラチラと目があうのですが、カティナさんがずんずん進んでいくので、とりあえず邪魔にならないようにしながら、今は会釈だけで挨拶させてもらいました。


 厨房を抜けると、休憩室兼事務室みたいなところがあって、そこには3つドアがありました。


 一つは、女性更衣室。

 一つは、男性更衣室。

 そして、もう一つは、中庭に出るドアでした!


 「こっちが、宿屋と食堂。そして、庭があって、向こうに見えてるのが、私たちの家であり、みんなの寮。まぁ、もうみんな家族みたいなもんだから、寮って言っても、みんなの家みたいなもんだけど。ソウマも、あっちの家に部屋があるから、行くよ」


 「あっ、はい!」


 庭に出ると、そこには井戸や物干し台みたいなのが置いてあったりして、けっこう広いお庭です。


 「あの、カティナさん」


 「どうかした?」


 「ここが、寮ってことは、先ほどの皆さん、こちらに住んでるってことですか?」


 「今は、半々ってとこね。マイルトンに元々住んでる人は、自分の家から通いでくるから。今、ここに住んでるのは、他の村や町から出稼ぎに出てきた人達ね。あっ、料理の修行で来たりもあるけど」


 「おぉ、お料理の修行で来られたりもあるんですね!確かに、とても美味しそうな料理ばかりでした!」


 「ま、まぁね。うちは、王国の東で一番って言われてるくらい料理自慢だし。多いのよ、修行に来て、何年かしたら、自分の村に帰って独立するって人も。」

 カティナさんが、なんだかちょっと誇らしげです。

 

 「賄いもあるから、期待していいわよ。私もたまに作るし、、」


 「カティナさんも、ですか?」


 「なっ!?私だって、料理できるんだから!」


 「あっ、ごめんなさい。そうじゃなくてですね!カティナさんは、てっきりホールで働いているのかと思っていたもので、、」


 「あっ、あぁ、そうなの?ん、おほんっ!うちは、ホールと調理場が、固定じゃないの。特に新人はね。焼き場とかは、ベテランが固定でやるけど、若手は調理場とホールを行ったり来たりして、両方の勉強をするっていうのが、昔からのうちのルールなの。どっちも勉強して、初めてわかることが多いんだって、お母さんいっつも言ってるよ。」


 「そうなんですね!」

 ということは、僕もホールと調理場の両方の経験することになるのか!すごいです、それは!楽しみです!


 「さっ、ここがソウマの部屋だよ」


 おぉ!話をしていたら、いつの間にか僕が住むことになるお部屋の前まで来てしまっていたようです!

 ここは、二階の隅の部屋のようです。

 ドキドキします。

 ここが、僕がこの世界でお世話になる部屋。

 緊張します!


 「開けます!」

 ガチャっと、ドアを押し開くと、そこには、ベッドと机、棚などがあって、質素ですが、しっかり生活できるだけのものが揃っているみたいです!

 あっ、僕の荷物が、先に置いてありました。確か、メディナさんが先に届けてくださっていたんでした!後で、お礼を言わないとですね!


 「これが、この部屋の鍵。こっちが、金庫の鍵。大事なものは、金庫にしまってね。先に戻ってるから、荷物を置いたら、戻ってきて。更衣室に着替えあるから。」

 そう告げて、カティナさんは急ぎ足で、食堂の方に戻っていかれました。あれだけ繁盛していたら、確かに速く戻った方が良さそうです。


 とりあえず、部屋を簡単には見て回ります。

 ベッドがあって、簡単なクローゼット、そこに金庫もありました。机に、棚。充分すぎるほど、整っていて、ありがたいです。


 なにげなく、これからお世話になるんだと思ったら、目を閉じて、部屋に対して、一礼をしました。よろしくお願いしますと、気持ちを込めて。



ーーーーー



 「あたしは、マネルっ!よろしく!新人!簡単に、説明するから、よく聞いて。」

 更衣室には、シャツとベストがあって、男性版の給仕服が制服のようです。それに着替えて、ホールに出ると、カティナさんメディナさんは、既にあわただしくホールを動きまわっていました。

 何をしていいのかわからなくて、キョロキョロしていたら、最初に出会ったツインテールの方が、ちょうど通りかかって、自己紹介をしてくださってから、説明をしてくださるそうです!


 「カウンター、こっちから向かって、左から一番で数えるから。テーブルも一緒。左手前のあのテーブルから一番、二番、三番って感じ。あとは、注文とったり、料理や酒なんかを持っていくだけだから、よろっ!ちょうどあがったね!これ、十七番テーブルに!頼んだよっ!」

 厨房とホールの間の壁に、半円の窓があって、そこから料理がこちらに送られてくる仕組みのようです。

 美味しそうな山盛りパスタですね!


 「は、はい!」


 初仕事です!

 ここから、僕のマイルトンでの生活が始まります!


 、、、あ、、十七番テーブルって、どれだぁぁぁぁ!?


 




 




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