不人気ジャンルと映像作品
なろうのファンタジー一強がさらに紐解けたと思う。結論から書くと、ライト層は映像作品で面白いタイプを文字物語で見る場合えり好みが激しい。多分ライト層はアニメ的な癖の強い文字物語以外見ない。以前から書いてるけど、アニメから入ってきた人が多いので、そのせいでファンタジーに偏ると書いてきたけど。
特別にアニメだけしか見ないなんて人いるか?あくまで割合としてアニメの非率が高い程度じゃ無いか?特にコア層であるオタク層だけじゃなくて、不純物があると感じてる私からはその他大勢で区分されるライト層の存在をはっきり感じている。何故この人達は非ファンタジーを見てくれないのか?
そこでDアニメストアの傾向が参考になる。DアニメストアではBD販売やネットの評価サイトでは上に来ない作品が度々上に来る。デスマ、スマホもその1つだが、恋愛がものすごく強い。内容だけじゃなくて、単純に恋愛とされるカテゴリーの作品がとにかく強い。数を集めるのに恋愛はかなり大きい要素になる。
女性向けでしょ?これDアニメストア性別々もある。これによると、男性も結構見る。その点女性人気の高いなろうとは傾向が違う。
これは何の差なのか?私がずっと書いてる文字物語と映像物語では選ぶ作品に違いがあると言うこと。映像物語なら見るものを文字物語なら見ない。
底辺作者の愚痴嫉妬とかエッセイに溢れてるが、こういう分析きちんとやってるか?と言いたくなる。文字物語の読者の場合、ものすごくえり好みした内容になる。これまで映像作品で一般的だった作品の内容をそのまま文字物語にしても多分誰も見ない。ここがすごく大きい。
私はそこで孤独のグルメのようなメシものがファンタジーに多く取り入れられてるので、非カタルシスの現代ものなら受けるんじゃないか?とアイデアを出して、実際今書いてる。反応はとても悪いが、私はそこは重要だと思ってない。何をしたら駄目か?こっちは私はとても的確だと思ってる。
不人気ジャンルを書いてる底辺作者は多分ここが分かってない。ちなみにファンタジーを書いて底辺ならそれはたんに実力が無いだけなのでそんなのエッセイで愚痴るのやめてください。不人気の人が同列に扱われるの可愛そうです。私はファンタジーで底辺でしたが、自分でも駄目だこりゃって思っていたので、特に不満はありません。
数を集めるライト層、固定ファンになってくれるオタ層、これらを無視して受けるわけないじゃないですか?しかも私はコア層気質のオタ層に較べてライト層は不純物程度と見ています。そもそも偏って当たり前。不人気ジャンルの底辺作者はやってはいけ無い事を学ばないといけない。
私は一つの方針として今までのカタルシスを求める物語からの脱却を書きましたが、それは1つのアイデアに過ぎません。重要なのは、やっても無駄な事はやるな。それとは違う路線を開拓すべき。その中で軸となるものが見えてきたのは、映像作品で受けたものが必ずしも文字物語では非ファンタジーの場合受けない。
実写作品で昔から定番化してるようなタイプをそのまま書いても多分ネットの素人投稿の文字物語じゃ誰も見ない。それって底辺作者の読んでもらおうって知恵や努力が足りないのでは?だからって文字に特化した内容だと文芸側になりがちになる。それじゃもっと見ない。すごく狭い範囲でしか読んでもらえないのをもっと自覚したほうが良い。
結局ファンタジーだけが映像作品=アニメと変わらなくても読んでもらえる。だから強いんだとなる。差別化しなくちゃいけない、知恵が努力が要らない。それを手抜きだといわれるかもしれないが、合理的な選択が出来るのにそれを避けてる人間にそんな事言われたくない。文句があるなら、非ファンタジーで狭い範囲を開拓してみろ?となる。
カクヨム登場で、ネット小説の異世界ブームに終焉をもたらすと信じられていた。だが蓋を開けたらがっかりになる。多くの人間はこれを些細なカクヨムの問題を大きく扱って問題視してる。だがそうじゃない、カクヨムの最大の問題は、異世界以外が来るって読みで提供したものが、使い古されたコテコテの映像作品に氾濫してる実写系の内容の物ばかりだった。
おそらくこの問題にカドカワは全く気がついてない。相変わらずカドカワの企画はコテコテのシンプルな映像物語にありがちな作品が多い。多分ネットで求められてるのはバラエティー番組を上手く虚構にしたような作品だと私は見ている。ただこれはどうすれば良いか?でそっちは自信が無い。
私ははっきり分かるのは、映像作品でありがちなタイプの内容は文字物語でそのまま受けると限らない。何故ネット小説ってこんなにいびつなの?いびつとはなんだ?となる。ネットの外の世界と違いすぎるから。まず書店、これは今文字物語読まない人が増えてるので、私は論外だと思ってる。
後は映像映画、実写などを含めるとアニメに偏りすぎてない?これをオタクだけで解決するのは間違ってる。そもそも今のオタクはほとんどライト層と区別が付かない。その答えは、映像作品からの劣化度がアニメだけで得られるようなものと、実写で得られるものでは違うと言うこと。
映像作品なら見るけど、文字物語だとそのまま自分の見るタイプの作品を見ない。ここにツボがある。これだとどうなるか?ネット外の世界で人気になるようなものは大半は敵になってしまう。同じタイプを文字物語でやる場合面白さの比較の競争に対して確実に負ける。私はすべてそうだとは思ってない。
ただ、吟味してこういうのやっちゃ駄目だなってのを探ってるような人居ない。これが受けるあれが受ける。こんな短絡的な結果ばかり求めて分析してるような人が大半だ。もっと広い視野でこういうのやったら駄目だと禁止を増やすのを考えたほうが良い。自分の武器となる手足をどんどん縛って、そのなかでやっと動くものだけに全力を傾けないといけない。
私はあくまで禁止だけはしっかり考えて、そこから一つのアイデアを出しただけで、こうすれば成功するなんて話じゃない。ただカクヨムの企画がどれもこれも失敗するのはここにあると思ってる。根本の考えが間違ってるからで、そこから出てくるものは小手先でどれだけ変えても多分同じタイプでしか無い。
全く違う発想で出してくるようなものが企画として無いんだ。私から言わせるとほとんどが禁止事項のアイデアばかり、そしてなろうの不人気を書いてる底辺作家素人作家の大半はこのカクヨムの企画の何十倍も劣った発想しか居ないと見てる。これで読んでもらえるわけが無い。
いい加減認めるんだ。面白く無いから読まれないんだ。その原因はライト層が虚構を見る時の大半を占めるだろう映像作品をそのまま見るような気軽さで楽しめるのか?となる。その落差はかなりの物だと私は見てるんだ。この劣化はアニメに特有の作品は少ないから見られると私はファンタジー一強を分析している。