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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

愛の唄

作者: ふがし
掲載日:2016/09/09

あぁ、お嬢様。


大好きよ。


人は皆、不思議そうに首を傾げるけれど、私は愛を唄っているだけなの。


でも、私はメイドであなたはお嬢様なのね。


どうやったって報われない恋。


でも、そんなの変えちゃえばいいのよね。


私たちの愛を壊そうとする奴ら全員。


逆に壊して差し上げましょう。


さぁ、台所から綺麗な包丁を持ってきましょう。


今日もこの包丁で沢山の食材を切ったわ。


今晩のおかずは、召使い。


それから、明日のおかずはお義父様。


それだけじゃ足りないかもしれないから、お義母様も。


そして最後はお友達。


お嬢様に寄ってくるお友達はみぃんなおかず。


さてさて。


今日は召使いのフルコースよ。


あら、意外とこのお屋敷って人が多いのね。


食べ切れるか心配ね。


でも、育ち盛りのお嬢様だもの。


いっぱい食べて今よりもっと素敵になってね。


さてさて。


今日はお義父様とお義母様のピーナッツバター和え。


私ははじめて作ったのだけど、美味しく出来上がっているかしら。


お嬢様は美食家だものね。


お口に合わなかったら、口直しのデザートをどうぞ。


さてさて。


今日で最後よ、お友達の丸焼き。


見た目が残念だけど、味には自信があるのよ。


きっと美味しいわ。


最後は華やかに終わりましょう。


さてさて。


みんな食べ終わっちゃった。


明日からはまた普通の食事に戻っちゃう。


みんなみんな美味しかったのにね。


そっとお嬢様に触れてみるわ。


「あら、素敵な瞳ね」


そんなこと言うからドキドキしちゃう。


今夜は眠れそうにないわ。


あぁ、お嬢様。


大好きよ。


この世で一番貴女を愛しているわ。


今宵は私と一緒に踊って下さる?


貴女の総てが欲しいの。


タベちゃいたいわ。


貴女の綺麗な肌と、私の綺麗な瞳。


鮮血の雨を降らした三日前。


もうそんな事は忘れたわ。


さぁさぁ、狂い続けましょう。


楽園へイきましょう。


貴女にだけ愛を唄い続ける。


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