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新たなる伝説  作者: アルトリア・ペンドラゴン
序章
2/14

プロローグ2

 

 「ねえ、俊君!!俊君ってば!!」



 そんな幼馴染の東雲愛花しののめあいかの声で現実に引き戻された。



 「ん?どした?」


 「むー、私の話ちゃんと聞いてた?」


 「おう、聞いてる聞いてる」


 「なんか、別のこと考えてたような気がするんだけど.....」



 愛花がジトーとした目でこちらを睨んでくる。



 「え、えーと、あ、あれだろ、彼氏すげーって話だろ?」


 「もうその話はとっくに終わってます.....」



 しまった、墓穴を掘ってしまった。


 愛花の顔が少しずつ不機嫌な表情に変わってゆく。



 「俊君は昨日もまた夜遅くまでゲームしてたのって聞いたてたの!!」


 「あ、あはは、そっちか.....]


 「そんなに私との話つまらないかな.....」


 「ん?何か言ったか?」


 「何でもありません!!」



 これ以上愛花を怒らせる前に別の話題に移ったほうがよさそうだ。


 俺の精神衛生上このままじゃ大変よろしくない。



 「あー、昨日は寝たのが2時過ぎくらいだったかな。」


 「またそんな夜更かしして、体壊しちゃうよ?」


 「いやー、最近買ったゼウスの野望ってゲームが思いのほか楽しくってついな」


 「俊君ってほんと神話もの好きだよね」



 そう、この俺が昔から趣味としているのが神話だ。


 ギリシャ神話や北欧神話、エジプト神話などの神話ものならなんでも好きだ。


 正直小さい頃からそうゆう世界に憧れを持っていた。



 「まあ、俺の趣味だしな、仕方ない」


 「仕方なくないよ!!それは別に夜遅くまでゲームする理由にはなりません!!」


 「あはは、手厳しい.....」



 そういえば、今日はなぜ彼女と登校しているのだろう。


 愛花に彼氏が出来てから、あんまり一緒に登校する機会が減っていたのだが。



 「そういえば、今日の朝は彼氏と一緒じゃなくていいのか?」


 「さっきもそれ説明したと思うんだけど.....」



 やばい、また墓穴を掘ったようだ。


 ジトーとした目で睨んできた愛花だったがその後大きなため息をついて



 「今日から彼は大会が近いから朝早く練習するんだって」


 「へー、熱心なんだな」


 「だから、しばらくは一緒に登校できるね!!」


 「あー、そうだな.....」



 (いや、お前彼氏いるだろが!!)



 と内心で突っ込みを入れてしまった。


 

 そんな朝からくだらないやり取りをしながら二人で登校する。


 俺はこんな日常がいつまでも続くと思っていた。


 そう、この時までは。


すいません....


次までプロローグが続きます。


文章の進み遅くて申し訳ないです.....


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