エピソード23 アンデッドワーム
「奥義・尖光絶空刃!!!」
鋭い光の風が突き出された剣先から飛び出し
数多のゾンビを貫いた
「よし・・・これで全部だな」
さっきまで居た無数のゾンビは全て消えうせた
「すご・・・」
「さ、行こうぜ」
シェードが歩き出した
「あ、そっちはダメ」
「なんで?」
「いや・・・なんかヤバかったから・・・」
「大丈夫だよ!
行くぞ」
シェードは歩き出した
その後ろをミリィが追いかける
「いた・・・」
ライラが指を刺す
「ん?・・・おぉ、ライラか」
クルートが歩み寄ってくる
「それは・・・胴体か」
クルートがライラの身体にしがみ付いている胴体を持ち上げた
「おぉ!!左脚さん!!」
「おぉ!!胴体さん!!」
骨が感想の再開を果たす
「この骨はな・・・・・・ーーーーーーーーーーー
「へぇ・・・広いなぁ・・」
シェードは大きなロビーにでた
墓地ということを忘れそうだ
まるで、どこかの屋敷だ
シェードの視界に階段が入る
「行こうぜ」
「え・・・・本気・・?」
「当たり前だろ」
シェードが階段を登ろうとした
そのとき
「ボォォォォォォーーーーーーーー」
なにやら不吉な音が聞こえた
「・・・・・」
シェードは固まる
「・・・シェード?」
ミリィがシェードの顔をのぞきこんだ
「だ・・・大丈夫・・・だと思う・・・」
シェードが階段を登った
階段の頂上はかなり広かった
その奥に扉がある
「は!何もないじゃん!」
「本当?」
ミリィも登ってくる
「ホントだ・・・」
「あの奥なんだろな」
シェードが扉に手を掛けた
しかし、扉は重く開かない
「あかないなぁ・・・」
シェードが力を入れる
ミリィはあたりを見渡した
「カギがいるんじゃない?」
ミリィが重い声で言った
「なるほど・・・どこにあるんだろうな・・・」
「あそこ・・・」
ゆっくりと指を天井に向けた
シェードが天井を見た
『ボォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!!』
天井には巨大なワームがへばりついていた
「・・・・いつ、気がついた・・・」
「さっき・・・」
二人が硬直する
ワームは天井から落ちてきた
『ボォォォォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
「ち・・・」
シェードが剣を抜いた
ミリィもユ弓を構える
ワームが三度咆哮する
パーティ怖がり表
シェード 怖い率50%
ミリィ 怖い率70%
クルート 怖い率20%
ライラ 怖い率0%
セリア 怖い率120%←一番怖がり