表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/26

エピソード20 雪原の墓場

雪原はあまりに広く

方向がわからなくなる

「クルートさん・・あたり一面真っ白なんですけど・・・」

ミリィがはるか彼方を見ながら云った

「あぁ・・・ウォーリアーが居る遺跡はこの雪原の墓場だ」




数時間前



「そろそろライラも召喚契約をしてもいいかもな・・・」

「召喚契約・・・?」

クルートの提案をライラが短く繰り返した

「あぁ・・・この大陸に2つの召喚史がいる

MクラスとGクラスがな・・・

そのMクラスの召喚史・剣兵士ウォーリアーが、この先の

オーラル雪原の遺跡にいるんだ」




現在



「・・・・っで?

墓地ってどこ?」

セリアが荒い息をしながら云った

雪原は非常に歩きづらく

少しの移動でも息が切れる

「あれ・・・」

ライラが指をさす

しかし、そこには乱れない雪が積もっているだけだった

「何もないぞ?」

シェードが指差す方向に歩いた

そして、一瞬で消えた

「シェード!!?」

一行が地近づくと

そこには大きな穴が開いていた

ハシゴがかかっている

「ふむ・・・地下墓地か・・・」





「いったぁ・・・・」

シェードは起き上がり、周りを見渡した

古い遺跡にもかかわらず

火が灯っている

「大丈夫か?」

クルート達がハシゴを降りてくる

「あぁ・・・なんか下にクッショ・・・・」

「きゃあ!!」

下を見ると砕けた骨が散らばっていた

「墓地・・・っていうより死体捨て場・・?」

セリアが冗談で言う

否、冗談であってほしいと願う・・・

「とにかく進もうか・・・」

全員が通路に進む

すると、なかった扉が閉まった

「な!」

そして足元に魔法陣が描かれた

「しま・・・罠か!!」

全員が一瞬で消える




「な・・なんだ・・・」

シェードが起き上がる

他のメンバーの姿はない

「ま、全員無事だろう・・・

とにかく、合流するかな・・・」


飛ばされてきた部屋の扉を開けた

「こんばんわぁ〜」

「うぁああ!!!」

目の前に骸骨が立っていた(頭だけ)

あまつさえ、あいさつしてきたのだ

シェードは後ろに倒れこんだ

「あ、すみません

私、頭蓋骨と申します」

「見ればわかる!!」

「おぉ!そうですか

なら話が早い!

私の体見ませんでした?

右腕と左腕と胴体と右脚と左脚なんですが・・・」

「みみみみてない!!」

「そぅですか・・・」

残念そうに云うと頭蓋骨は方向を変えてピョンピョン跳ねて行った

「・・・な、なんだ・・・倒しとくべきだったか・・・?」

シェードが抜けた腰を起して通路に出た

右を見ると通路は続いている

左は壁だった

「ふぅ・・・」

シェードが通路を一歩歩いた

バコーーーン

と、突然壁が壊れた

そしてそこから死体っぽいのが出てきた

「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!

ガイコツの次はゾンビ!!!?」

シェードは剣を抜いた

「うわぁあl!!あああ!!」

乱心して叫びながら

死体っぽいのを切り刻んだ

「ハァハァハァ・・・・なんだ・・・コイツら・・・倒せるのか・・・」

落ち着いてきたので剣を鞘に収めた

「みんなを急いで探そう・・・急いで・・・!」


季節遅れのホラースポット編スタートですw

今回の話はちょっと長くなります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ