格の違い
透明なおじいさんが掲げた像から出される黒くて嫌な感じがするオーラが広い部屋すべてに行き渡る、何とか私達は玄武の結界のお陰で黒いオーラに触れずにいるけど
「むむっ、はぁはぁ」
玄武がちょっと苦しそうにしている!
「だっ、大丈夫!?」
「今まで感じたことの無い力が思いのほか強くて手こずっております、はぁはぁ」
玄武に年齢は関係ないのだけど見た目が長い髭を生やした年寄だから苦しそうにされると余計に心配になる
「青龍、白虎、朱雀、玄武を手伝って」
「「「はい」」」
「私はこうしましょう」
青龍は玄武の結界を覆う形で神聖摩法が込められた白い蔓を張り巡らせたけど、その蔓がすぐに枯れてしまった
「なっ!そんなバカな!?しっかりと神聖摩法を込めたはずなのに!」
青龍は動揺している、実は私も驚いている大体悪い感じのする物は神聖摩法で解決出来ていたから神聖摩法ツェェエとか密かに思っていたのが覆されたので心臓がバクバク
「白虎朱雀もお願い何とかして!」
「わかった〜それ〜」
朱雀が声を上げると先程枯れた青龍の蔓から白い炎が巻き上がり玄武の結界を包み込むけどすぐにその勢いは弱まってしまう
「う〜、何だこれ〜格が高い?」
「朱雀どういう事?」
「僕達が使える神聖摩法より格が高いから僕達の神聖摩法が無力化されてると思う」
「そっ、それってどうにかできないの!?」
「ん〜〜、僕達の格がここで上がらないと無理かな?」
「えぇ……」
朱雀が到底無理そうな話をするので頭が真っ白になる
「はーはっはっはっ!邪神からの回し者なぞデミレプリア様の御力の前ではこんなものよ!王よ見ておりますか!この御力があれば弱音を吐く気も起きますまい?再び王国の繁栄を取り戻しましょう!」
「ああ、ホバ枢機卿の言う通りだな、私は今までどうかしていたようだ、邪神に心を乱されるなど、なんたる失態!エクス!邪神の回し者をこの場で処分しろ!」
「はっ!皆のものこの者達を切れ!」
「「「「はい!」」」」
ついさっきまで王冠骸骨モンスターがいた所に半透明な体の着飾ったイケオジがいて半透明な騎士姿になっていた先導骸骨モンスターの事をエクスと呼び不穏な命令をする、その命令にしっかりと返事をした、エクスはこちらを見て私達の後ろにいた騎士達に呼びかける、それに返事をした半透明姿の騎士達が抜刀する、その剣は黒い影で出来た嫌な感じのする物だった




