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半透明おじいさん

 王冠骸骨モンスターの事を王と呼ぶ半透明おじいさんが天井から出てきたところで王冠骸骨モンスター2体は戸惑いだしている


『カタカタ』

 王冠骸骨モンスターの大きな方が天井付近に浮いている半透明おじいさんに向けて何かを喋っている


『その力は忌むべき邪神の力ですぞ!惑わされてはなりませぬ!』

 どうやら王冠骸骨モンスターが反論をしたみたいで、半透明おじいさんは怒り心頭になり嫌な雰囲気のオーラを体からいっぱい出してきた、それに反応して先導骸骨モンスターが王冠骸骨モンスターを半透明おじいさんから護るかの様に王冠骸骨モンスターの前に出てきた

『カタカタ』


『黙れ!近衛隊長風情が主神デミレプリア様の啓示を受け使徒となったこの私に盾突くな!主神デミレプリア様の御力による繁栄の恩恵を忘れおったか!こ〜の罰当たりめ!!』


『カタカタ!』


『何たる不敬な事を!』


『カタカタ!』


『それは王が望んだ事であろう!この通りみな死なずにおるではないか!』


『カタカタ!』


『それこそ邪神のせいだと!ガフェル様が仰っていただろう!』

 ガフェル?確かポーカー王子達が倒した黒狼がそんな名前だったような?

『カタカタ!』

『ええい、不信心者めが!邪神に囚われよって!こんな奴らが来たからお前や王まで狂ったのだ!誰が正しいのか分からせてやるわ!!』

 不穏な事を半透明おじいさんが言ったと同時に今まで出していた嫌な感じがするオーラが膨れ上がる


「むっ!?何と……」


「どうしたの玄武?」

 玄武が少し動揺していた


「今まで問題なく張れていた結界に揺らぎが出ましたので、少々驚きました、即座に修正致しましたので問題はありません」


「え?玄武の結界が?」

 今まで大体の物は防いでいた結界に影響を与えるなんて、これは油断出来ない!


『見るがいい!これぞ主神デミレプリア様より承りし神像の御力だ!!』

 半透明おじいさんが胸辺りから何かを取り出し頭上に掲げた、それは黒い素材で出来た嫌な感じのするオーラを濃縮したもっと嫌な感じがする像だった、顔はトカゲで体にも鱗があり二本足で立つ三叉の槍を持ったデザインだった

 あれはヤバいとヒシヒシと感じる

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