尋問
拘束されて動けない彼女と話をするために口の拘束を青龍に解いて貰うと
『あんた達は一体何者よ!ルーナを完全に消滅させるし、毒が効かないわで一体なんなのよ!』
彼女の第一声は怒声だった
「私達は創造神様に呼ばれて異世界からやって来た異世界人よ」
『あの卑怯で裏切り者の手先か!』
創造神様はモンスターから凄い酷評を受けてる、モンスターと神様が仲良いイメージ湧かないしまあこんなものか
「貴方はどうしてこの門の中に入れるの?モンスターは入って来ないのに」
色々考えるのは後にして当初の疑問を聞いてみる
『ふん、私は貴方達が言う悪魔よ!クソ神が敷いたルールなんて聞く訳無いでしょ!まぁ、ここにいると気分が悪くなるんだけど、やる事あるし』
あれ、悪魔?モンスターじゃなかったんだ
「やる事?」
『塔を壊すのよ』
「え?壊せるの?」
広大なこの塔を壊せるとは思えない
『塔の外にいた時は無理だったけど、中に入ってしまえば可能性があるかもしれないわそれを探ってたのよ、ただ塔の中では私の力が奪われて時間勝負になってしまうから早く私をここから出しなさい!』
「いやいや、そんな事を聞いてはいそうですかと離す訳無いでしょう」
『チッ、やっぱりクソ神の回し者は分かって無いわね、この塔が壊れさえすれば、人間は救われると言うのに』
「ん?どうして塔を壊す事が人にとって良い事なの?」
『我が主神デミレプリア様がクソ神と取って代わってこの世界を導くのよ!』
「それは塔を壊す事と関係があるの?」
『あるわよ!クソ神が卑劣でひん曲がった方法を使い我が主神を騙し塔を使って封印をしたのだから塔を壊せばデミレプリア様が復活なされるのよ!』
「ん~、よく分かんないけど、創造神様が悪いと言いたいのね?」
『そうよ!あんな卑怯者を崇めるのは辞めなさい!でなければ人間は何も発展しない負抜けた生き物になるのよ!』
「ふむ……」
確かにこちらの世界って技術発展が地球よりも遅い、創造神様から農業を広めて欲しいと言われてるし、100階層踏破すると塔の機能を低下させるとか言ってたから負抜けにはさせず技術発展させる気はあるのだと思う
「一応、創造神様は人の発展をちゃんと考えていると思うよ」
『は~、あんたクソ神に騙されているのね~可哀想に~ふふふっ』
悪魔はヤレヤレとため息をつき私を哀れんでいる、その仕草にちょっとカチンとくるがこちらに来て間もない私が色々考えたとしても真実にはたどり着けないだろう、ここは一旦心を落ち着かせ悪魔から話を聞こう、まずは情報だ
「創造神様が私を騙していると言うの?」
『あんたは塔の外を見た事があるのかしら?』
「うん、あるよ」
『人が作った物は何も無かったでしょ?』
えっと、確か森の中に神様の力で建物が建てられたとか匠さんが言ってたような……でも私は全部見た訳じゃないし、どうなんだろう?
「私が見た中では無かったと思う」
『そうでしょう?ここの人間は物を作る事が出来ないの、クソ神が与えてばかりしているら、それに比べて我が主神デミレプリア様は創作技術を与えようとしていたのよ、それをクソ神が嫌悪しデミレプリア様を騙して封印したのよ!そんな奴はろくな者じゃないわ!』
うっ、一応筋が通ってる、これは創造神様が悪いのでは?
『落ち着きなさい、悪魔は自分に不都合な事を何一つ言ってませんよ』
ちょっと創造神様の事を疑いだしたら創造神様から連絡が来た、さて創造神様の言い分はいかに?




