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43階層への門

 次の日予定通り階層門へ行く、その先々で妖精に遭っては神聖魔法をかけて倒しを繰り返す、日が落ちる頃に階層門が遠目で見える所まで何とか来た、41階の階層門と同じで大きな扉のない門だった、しかし少し違いがあった、門前に沢山の魔物化した妖精がいた


「何あれ、今まであんなに集まった妖精は見たこと無いよね?」

 ここに来るまでは多くて六体までだったのに門前にいるのは数えるのが億劫になるほどの妖精


「うげぇ、何あれ……」

 チャルメルは顔を歪めて妖精達を見ている


「何かあるのでしょうか?妖精はあそこまでの集団を作らないはずなのですが……」

 ベルも目を細め凝視しながら不思議がっている


「ご主人様考えても分かんないし門を通る為に手当たり次第やっつけようよ」

 朱雀があっけらかんと軽く言う、まぁ、朱雀の言う通りなんだけど


「そうだね、みんなお願いね」


「「「「はい!」」」」

四神獣の皆は返事をすると門前にシプホスを走らせる、玄武は私の回りに結界を張ったまま門に突撃した、接敵直前に神聖魔法を放つ四神獣達


『『『ギィーーー!!』』』

 どうやら妖精達は門の中の方を見ていたみたいで四神獣達の接近に気付け無かった様で現在絶賛パニック中


 四神獣達に大岩が降り注いだり岩ゴーレムが襲ったり乱闘騒ぎになっていた、因みに少し離れた私の方に気付いた妖精達もいて岩ゴーレムをけしかけて来たがそんな物は玄武の結界があるので危なげ無く私のワンパンで倒して、岩ゴーレムをけしかけるか石や岩を飛ばしてくるだけの妖精達を魔法で倒した(私は神聖魔法を出せないから普通に倒すしか出来ない)


「ご主人様、一掃完了致しました」

 妖精達を倒してドロップアイテムの精気石を拾っていると玄武が話し掛けて来た


「有難う、それじゃあ門の中で休もうか」


「いや、ご主人様、それがですね少々問題が……」

 玄武の歯切れが悪い


「どうしたの?」


「直接見て頂いた方が宜しいかと」

 玄武は階層門の方を手で指す、門前で中を見る白虎、朱雀、青龍達、あそこで何をしてるのだろう?

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