峠越え荒野
魔銀を手に入れ5日かけて峠越えをする、ここで山脈の向こう側を初めて見た、ず~っと草木が少ない荒野だった、何だか寂しい気持ちになる、下りは川を見つけていたので急流下りとしゃれ込む、結構流れの速い川のため青龍が作ってくれた筏に付けられた手摺りを離すことが出来ない、そして断崖絶壁に挟まれているため、長閑な自然を楽しむなども出来ず進むのであった、断崖絶壁の上にあの寂しげな荒野が広がっている、このまま川下りで次の階層へ行ければ良かったのだけど、階層門は断崖絶壁の上にある荒野の中らしい、それにこの川は途中から地下へ流れ込むため元々無理とのこと、急流下りは途中で一旦止めて青龍にツリーハウスを作って貰って一晩過ごした、そして二日目で目的のところまで来たので止めてもらって(玄武が水の流れを操作して緩やかなところを作って、青龍が木で足場を作って筏から降りる、シプホス達もちゃんと連れて)青龍が足場を持ち上げる木を作り断崖絶壁の上まであげて貰う
「ありがとう青龍」
「これぐらい容易い事です」
青龍がはんなりと目礼する
「簡単に言ってくれるけど、青龍がいなかったらすっごく大変だったからね、だからありがとう」
「勿体なきお言葉、ありがとう御座います」
逆にお礼を返された、お互いお礼を言い合える関係って良いよね
「うん、それじゃあ次行こうか、朱雀案内お願い」
「うん、こっちだよ」
朱雀はシプホスに跨がり進みだす、私達もそれに続く、荒野は何もなく生き物が見当たらない
「ここは精気が枯渇して寂しいです」
ベルが愚直な感想を言う
「そうね、こんなところは早く終わって欲しいわ」
その感想に同意するチャルメル
「そうだね、なるべく早く行こうか」
実は大地精霊ムー様から知識と力を頂いた時に荒野の知識を得ていたので驚きはしないけど寂しいという考えに私も同意する




