実食
チャルメル達の狩りから、本来の進路に戻り森を歩き続け夕食の準備中の時にふと思い出した
「そう言えばハチミツなら3階層で入手されたやつがあるけど、今回のやつとの違いはあるのかな?」
匠さんが準備の時に色々用意してくれた物の中に3階層産ハチミツがあったはず
「え?違うハチミツ?何それ食べてみたい」
チャルメルが今日採ったハチミツを食べながら耳ざとく反応をする
「チャルメル、まずそっちのハチミツを食べてからね」
現在チャルメルはさっき取ったハチミツを顔にいっぱい着けながら食べている
「はーい」
今日の夕飯は味噌汁とご飯とプヒモス肉のトンカツ、アイテムボックスにはプヒモスのお肉が一番多いので何となく頼ってしまう、一応卵や他のお肉もあるけど、アイテムボックスにあると分かっていると落ち着く貧乏性が大量にあるプヒモスのお肉ばかりを使ってしまう、次は荒野で余り食糧になる物は手に入らないらしいし、この森でタンパク源になるものが手に入ると良いな……精神的に
そしてデザートは森で採った木苺、それに3階層のハチミツをかけて頂く、後でチャルメル達が取ったハチミツで食べ比べをしてみよう、木苺は少し酸味がありハチミツをかけるのがちょうど良い
「ちょっとミサト!何よその羨ましい食べ方は!私にもちょうだい!」
「私もお願いします」
「はい!私も!」
「私も~」
チャルメル達にせがまれた
「良いよ、チャルメル達も採って来た分があるからね」
チャルメル達の前に同じ木苺を出してあげる
「何これ!美味しー!!」
チャルメルには好評みたい
「これは素晴らしい、精気が上手く絡みお互いが尖った部分をマイルドにしていますね」
ベルは美食家の様に評論をしている
「美味しいです!」
カーもチャルメルと同じく良かったみたいだ
「美味しい~」
ティンは他の3人と比べて興奮している感じは無いけど顔の蕩け具合が凄い、とても美味しいのだろうと見ているだけで分かる
私も食べてみる
「うん、思った通り美味しい」
木苺の酸味をハチミツがマイルドにして、ハチミツのエグ味を木苺の酸味がさっぱりと打ち消してくれる、とても美味しい
「次はチャルメル達のハチミツで頂こう」
チャルメル達の反応からして凄く期待、違いが分かる様に同じぐらいの木苺に同じぐらいのハチミツをかけて頂きます!
「ん!美味しい!」
ハチミツとしてのエグ味が無い?甘さがクドくないく木苺を優しく包み込み木苺の旨さを引き立てる、ハチミツにはミツツボと呼ばれてた花の甘い香りがほのかにしており、これが木苺の香りまで包み込む、味だけで無く香りまで美味しい!
その後チャルメル達に3階層のハチミツをあげると不評だった、これは私も同意、もしもまたあのハチミツを見つけたのなら取って貰おう、そう強く思うのだった




