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果物

「ん~よく寝た」

 カーが作ってくれたベッドは快適でぐっすりと寝られた


「おはようミサト」

 チャルメルが伸びをして上げている拳に乗って挨拶をしてくる


「あ、おはようチャルメル」

 寝起きにちょっと驚いたけどちゃんと挨拶をする、何だかチャルメルの機嫌が良さそう?


「「「「おはようございますご主人様」」」」

四神獣の皆も挨拶をしてくれる


「皆おはよう、私が寝ている間何か変わった事はあった?」


「はい、朱雀がこれからの進路を詳しく調べましたところ、山を越えた先で採取出来る食べ物が著しく減る荒野が続くと分かりましたので昨晩のうちにチャルメル様達が周辺調査をして食べ物を見つけまして、青龍と白虎も赴きそれを沢山採りましたので、ご主人様のアイテムボックスに是非入れて頂きたいのです、それがこちらになります」

 昨日、夕ご飯の時に使った、青龍作テーブルの上に沢山の果物が置いてあった畳半分程の置台からこぼれ落ちそうなぐらいいっぱいある、この間採ったリンゴみたいな果物やオレンジのような果物、木苺、パイナップル、洋梨、柿 、葡萄、バナナ、マンゴー

 何となく見た目が地球にあった果物に似ている物もある、味が同じかは分からないけど


「ミサト、これ見てよ!すっごく珍しいやつなのよ!」

 チャルメルが見せてくれた物は見た目がマスクメロンの果物だった


「これは美味しいの?」


「すっごく美味しいわよ、いっぱい精気が含まれてて美味しいのよ!これだけの精気もあれば人間ならこれを食べれば大体の病気が治ると思うわ」


「えっ、それは凄いね、それはその一つだけ?」

 結構大きいから皆で分けられるけど、他の果物は各種数個ずつあるのにこれだけチャルメルが出した物だけ


「そうなのよ、珍しいって言ったでしょ、塔の外では滅多に見つけられない物なのよ、これはミサトの従者がモンスターを倒したら出てきたのよ、そしてそのモンスターはそれっきり出てこなかったの、これを落としてくれるのならいくらでも来ても良いのに……」


「いえ、あんなモンスターがぽんぽん出てこられますと困ります」

 青龍がしかめっ面で答える


「え?青龍が嫌がるモンスターって、もしかして凄く強いの?」


「私であれば容易いモンスターではありますが人間であるご主人様には害しかありません」


「えっ!?何それ……」


「そのモンスターはあらゆる毒を振りまく奴でした私達四神獣には効きませんがご主人様は危険です」


「ええ……そのモンスターは遠慮したいな」

 そう言えば毒は瞬間回復で対応出来るのかな?確か状態異常無効があったし大丈夫かも?

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