チャルメルと3人
チャルメルとベル達が慰めあった後にベル達3人にはシプホスの方へ戻って貰い森を進むけど、のんびり森林浴とは行くわけもなく、熊型・鹿型・狼型・樹木型・コウモリ型・トカゲ型・昆虫型・キノコ型・色々なモンスターが出てきた、そこで頑張ったのがベル達3人だった、ベルは近づくモンスターをどこかへ転移させ、カーは森にある木々を操りモンスターを縛り上げた、ティンはモンスター達に幻惑を見せる事で私達を認識させなかった
「どうよ、3人は優秀でしょ!」
チャルメルが胸を張って自慢する
「そうだね、殺傷能力は無いけど、戦闘回避に特化してて凄いね」
「戦いは必要なければ避けるべきだからね」
腕を組んでウンウンと頷いているチャルメル
「人間は戦う事で得る物があるから好戦的になるけど、チャルメル達妖精なら、戦い自体が意味無い行動になるんだね」
「そう言う事、特に私達は世界樹の新芽を護る為にいたからね、だから世界樹に近寄らせないやり方が良かったのよ」
「チャルメル様は戸惑うモンスターや、人を見て楽しんでいましたからね」
ベルがとても興味深い事を暴露してくれる
「へ~、やっぱりチャルメルは楽しんでたんだ?」
以前も似たような事を言ってたよね、やっぱりチャルメルはイタズラ好きなんだね
「ちょっとベル、変な事を言わないの!私は使命を全うしていただけでしょ」
「ひぇえ、すみませんチャルメル様、転移先とかを楽しそうにお考えだったので楽しんでいたものかとてっきり」
ベルがチャルメルの顔色を窺いながら言う
「うぐっ、私は効果的なイタズラを楽しく考えていただけよ!」
『楽しく』の部分を強調して答えるチャルメル
「そっ、そうでしたか、思慮深いチャルメル様のお考えを汲み取れない私は浅はかな妖精です、申し訳御座いません」
ベルが涙目で謝りチャルメルに頭を下げる
「うっ……」
そんなベルの行動にチャルメルがたじろぐ
「ちょっと、チャルメル言い過ぎじゃない?」
「分かってるわよ……、ベル、あなたは私が考えるイタズラをしっかりと実現させる事が出来る優秀で信頼の置ける妖精なのよ、自信を持ちなさい!」
「はっ、はい!光栄です!!」
ベルはチャルメルの励ましで元気になったらしく、目を輝やかせながら返事をしてチャルメルを見ている
「チャルメル様!私はどうなのですか!?」
「チャルメル様~、私も~」
カーとティンが期待を込めた目でチャルメルに尋ねる
「カーとティンも優秀な妖精よ、私が保証するんだから誇って良いわよ!」
「はいっ!」
「はい~」
カーとティンもベル同様に目を輝やかせている、チャルメルってなぜか3人から敬れている
「ベル達にとってチャルメルって、どういう存在なの?」
「チャルメル様は世界樹の新芽を護る為に創造神様から必要な物は何かと問われた時に、私達の存在を求められたのです、ですから人間で言い換えれば親みたいなものであり、主であり、王でもあるのです」
ベルがハキハキと答えてくれる
「成る程、そんなチャルメルだからこそ、褒められたら嬉しくなる訳だね」
「その通りです!」
「いかにも!」
「そ~う、だよ~」
ベル、カー、ティンが曇り無く返事をする、とても良い信頼関係だね




