魔物堕ち
そんなこんなでチャルメルの仲間3人も同行する事になった
「チャルメル様と遠出が出来るとは嬉しいです!」
ベルが喜び感激している
「私達は世界樹に縛られていたも同然だしね、みんな、ここでは今を楽しみましょ!」
チャルメルは私の右肩に乗っている
「「はい!」」
「は~い」
カーとベルの返事に遅れてマイペースな返事をするティン、その3人は私が乗っていたシプホスの頭の上に乗っている
因みに、私と一緒に転移させられたシプホスは戦闘時に、あの場から逃げて放浪していたところを朱雀が見つけて、火の鳥で連れてきてくれた、でも今は木々が生い茂る森の中なのでシプホスには乗らずに引っ張っている
「チャルメル様は私達が魔物墜ちした後どうなったのですか?」
3人のうちのベルがチャルメルに尋ねる
「そうですよ、あの黒狼を退けたのですか?」
それに続けてカーも尋ねる
「神聖魔法をバッチリ込めた木々で結界を作って長い間何とか耐えてたところで塔に飛ばされたのよ、それよりも、あなた達は魔物墜ちした後で黒狼と一緒に結界を攻撃してきたのよ!一体どう言う事?」
「ええっ!?全然記憶に無いです!!」
ベルはチャルメルに言われた事に驚いている、これは嘘をついている感じはしない
「チャルメル様を攻撃するなんてとんでもない!!」
「そうですよ~」
カーとティンも否定している
「魔物になった時の記憶って、どれぐらいあるの?」
魔物墜ちってどんな感覚なんだろう?
「私は不安に駆られ、藻搔いたという記憶しか無いです」
「んん~私は元に戻る少し前に長年求めていた物が来たと思ったぐらいの記憶しかありませんね」
「ちゃんとした~記憶は~無いです~」
ベル、カー、ティンそれぞれがはっきりとした記憶も無い状態らしい
「チャルメル、3人を問い質しても貴方が求める答は多分来ないと思うよ」
「むぅ、そうみたいね、3人が居なくなって私、寂しかったのよ!その上3人が攻撃してくるし、もう頭の中ぐちゃぐちゃだったのよ!」
「それは大変だったね」
「うわあああん!!チャルメル様~!!」
「チャルメル様!!」
「チャルメル様~」
ベル、カー、ティンがチャルメルに抱きつく、私の右肩がちょっと重い……




