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倒せてめでたしめでたし?

 何とか心が落ち着いて来たところで


「みっ、ミサト?」


「あ、チャルメルもう大丈夫だよ」

 チャルメルがビクビクしながらクレーターの外から少し顔を出して様子を見ているので安全である事を教えてあげる


「ひっ!わっ、私悪いことしてないから消さないで!」

 なぜか私を見てビクビクしている


「チャルメルどうしたの?」

 チャルメルがいるクレーターの外まで身体強化を使い跳躍してチャルメルの元まで行く


「ぎゃあぁあ!消えたくなぁいっ!」

 私に驚いた?チャルメルが叫びながら空高く飛びクレーターから離れる方向へと飛ぶ


「あ、そっちはまだ安全か分かんないよ!」

 チャルメルを追う為森の中へ走る、チャルメルは高く飛んでいるので見失わない様に気を付けて走っているとチャルメルが進む前方に朱雀の火の鳥が来た


「チャルメルさんみっけ!ご主人様はどこ?」

 火の鳥から朱雀の声が聞こえる


「うっひゃああ!手下が来たぁあ!」

 朱雀の火の鳥から逃げる為にチャルメルは右に旋回


「あっ、まってよ!」

 火の鳥は逃げるチャルメルを追いかける、私も追いかける、身体強化様々だね追いかけていると前方に透明で大きな亀が現れた


「ぎゃあぁあ!何なのよもう!」


「これはこれは、チャルメル様、ご主人様がどこにいるのかご存じ無いですか?」


「しゃべったー!」

 チャルメルは驚き上昇して巨大な亀を避けようとしたが後ろを追いかけていた火の鳥に捕まる、両肩を足でしっかりと掴まれたチャルメルは


「もう!なんなのよ!ミサトは怖いし手下が追いかけて来るし!」

 大声で色々愚痴っている


「おーい、朱雀、こっちこっち」


「あっ、ご主人様!」


「ご主人様、そちらにおりましたか、私達もそちらに参りますので少々お待ちください」

 玄武の声を出す亀がそんな事を言ったと思ったら亀が消えた


「ご主人様!突然消えるからビックリしたよ!」

 火の鳥はチャルメルを掴んだままこちらに来た


「もう、私消えちゃうんだ……」

 チャルメルは凄く落ち込んでいる


「私もビックリしたよ、私とチャルメルだけだったし、変なのに襲われて力を使わないと駄目だったし」


「あ、やっぱり使ったんだ、それを感じて来たんだよ」

 成る程破壊の力を感じ取ったらしい


「なんとか力に飲まれることなく解決したんだけど、チャルメルが逃げちゃって追いかけてたの」


「私って、産まれて来て良い事なかったな……」


「チャルメルどうして逃げたの?」


「はっはい!わわっ、私消えたくないです!!」

 火の鳥に囚われ宙ぶらりんなチャルメルがピンっと気を付けをして、目をつぶり少しどもりながら答える


「消える?」

 一体何の話だろう?

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