おやすみなさい
ドーロさんが漆黒の狼を自分達の手でやれるかもれない可能性に凄く喜んでいる
「そう言えばドーロさんは個人的に仇を討ちたい理由があるのですか?」
ポーカ王子は父である前王フルハントさんの仇で、コーノレ団長は前団長ホウズさんの仇で、ヘッドさんは恋人のルビーさんの仇、ドーロさんは?
「はい、私は幼馴染みのウィニーの仇を」
「幼馴染みですか?」
「ええ、アイツと俺はお互い切磋琢磨した友でした、まぁ俺の方が優秀で、俺だけが王親衛隊に入れたんですけどね、しかしアイツも優秀だったんで、騎士団第13分団長になってたんですよ、お互いトップ取ろうぜと言ってたのに、くそっ」
「そうだったのですか」
ドーロさんは普段から軽く飄々としてたからそんなに重い話があったとは思わなかった
「そうだ、あんた達、あの狼の前でその恨みや憎しみを表に出しちゃ駄目よ」
「え?チャルメルどうして?」
「あの狼の力の源に邪気と瘴気があるって言ったわよね、アイツの前で恨み憎しみの感情を出せばアイツの力が増すのよ、折角弱っているはずの所で強くさせちゃ駄目でしょ?」
「そんな事を言われましても、アイツを倒すためにここまで来たので、感情を消すのは無理ですよ」
ドーロさんが語尾が弱くなりながらチャルメルに答える
「私も自信がありません」
ポーカ王子も不安を漏らす
「私も同じく」
「私も」
コーノレ団長とヘッドさんも続いて不安を漏らす
「あ~もう、もし感情が出そうだったら、お願いミサト、以前出した鈴を鳴らしてね」
「成る程、それなら任せて」
お父さんの力が込められた鈴なら以前の禍々しい杭の時のように荒立った感情を抑えられる
食べて話して、お風呂に入って(私だけ)、ポーカ王子達は私が浄化魔法で清潔にして、眠くなったのでさあ、寝ようということで、今いる所はモンスターが入って来ないのだけど、念の為四神獣達に見張りをして貰った、四神獣達は睡眠が要らないしね、明日の為にしっかり寝ておかないとね
「おやすみなさ~い」
「「「「お休みなさいませ」」」」
四神獣達の返事を聞いて目を閉じる、意識が簡単に無くなる、シプホスに乗っていたとは言え疲れていたみたい。




