漆黒の狼対策
ポーカ王子達が恨んでいる漆黒の狼はチャルメルの仇でもあった、その為、被害者の集いで漆黒狼の悪口大会となった
「あんた達も大変ねー、やっぱりあいつ何処にいてもろくな事をしないわね」
「私はルビーの仇を絶対に打つ!」
ヘッドさんが以前から言ってたルビーさんとはどんな関係だったのだろう?
「あら、相当恨んでるのね、どういった関係?」
チャルメルが無神経に尋ねる
「私の同僚ですよ」
「ヘッドさん、それだけじゃないでしょ?」
ドーロさんがちょっとしたり顔でヘッドさんに問いかける
「チッ、私の愛する人だ」
「あら、それなら納得」
「ルビーさんは王親衛隊で女性だったのですか?」
男女平等で戦闘参加するのかな?
「はい、そうです、ルビーは素晴らしいスキルを授かり、女性では異例な早さで王親衛隊になった素敵な人でした」
ヘッドさんは目を閉じ顎を上げ思い深けながらルビーさんについて教えてくれる、ちなみに、ヘッドさん中年30から40歳ぽく見えるのだけど、ルビーさんの歳はいくつだったのだろう?
「異例な早さとは何歳だったのですか?」
「ルビーは入隊時16歳、そして25歳にして班長、この早さがいけなかった、せめて一年昇格がズレていたなら、攻略隊に入らなかったのに…」
えっと、25歳でお亡くなりって事?30から40歳ぐらいのヘッドさんと恋愛か、まぁ、私がお父さんと結婚したい事と比較したら気にならない年齢差だね!
「あの漆黒の狼は力自体そこまで強く無いはずなんです、ルビーの鉄壁を打ち破った30階層ボスとは違い鉄壁を崩す事が出来ませんでしたから、しかし奴はフルハント前王が何度切っても倒れる事が無く、消えたと思ったら、突然後から現れ攻撃をしてくる得体の知れない奴なんです」
ヘッドさんは強く手を握り歯を食いしばっている
「あいつは、悪魔なのよ、どうせ影に隠れて不意を突いてたんでしょ多分」
チャルメルがとても重要な事をさらりと言ったと思うのだけど?
「チャルメル、それ詳しく教えて?」
「あくまでも多分なんだからね、詳しくとか言われても分かんないわよ」
「多分でも、予測でも良いから教えて」
倒すためにある程度情報を得ておかないと
「分かったわよ、あいつは悪魔だから闇に溶け込めるの、切っても倒れないのは影を切らせて、そこら辺にある影に隠れたんだと思う、後から出たと言うのは多分人影から出てきたんだと思うわ」
「何それ、どうやって倒せば良いの?」
「悪魔が苦手なのは光属性と神聖魔法よ、まぁ、神聖魔法なんて滅多に持ってる人がいないから私が一肌脱いであげましょう、有難く思いなさい!私が生まれた時に創造神様から頂いた神聖魔法をあなた達に掛けてあげるわ」
うん、神聖魔法聞き覚えあるね、それにしても創造神様は一応攻略方法を作っていたみたい




