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41階層要塞砦

開けましておめでとう御座います、今年ものんびりとマイペースに更新していきます

 王子の後に付いて部屋を出ると砦は1階とまったく同じ構造をしていた、砦の門をくぐり外の大通りに出る、街並みまで瓜二つな通りで違うのは人の数、こちらは人が街にいない、大通りを進み要塞の壁近くに来ると壁の外に淡い光のベールが見えた空に向けてベールがなびいている、何だろうあれは?

「ああ、イボガワ様あれはロイル王のお力による結界です」

「へ!?、要塞を全て囲んでいますよ?」

「そうです、これが初代王から伝承され続けているスキル要塞防御です」

「へー、これがそうなのですか」

 ポーカ王子と話しながら外に出る門まで行くと門の前に騎士達が集まっていた

「よしっ、しばらく休憩だ!」

 どうやら休憩をするところみたい

「あっ、コーノレ団長!すみませんただ今休憩に入りました!!」

 さっきまで指揮してた人がこちらに気付き異世界の敬礼(多分)をしてコーノレ団長に報告して来る

「よし、しばらくすれば我々は外に出る、それまでしっかり休め」

「はっ!」

「イボガワ様、要塞の一定ライン以上出るとモンスターが大量に要塞を襲ってきますので出てからしばらく落ち着くまでモンスター討伐をしてから行く事になりますよろしいですか?」

 コーノレ団長が確認をしてくる


「はい、大丈夫です、それじゃあ、四神獣達を出しておきますね」

 私は四神獣達を出す


「早速戦闘ですか?」

 白虎は即座に戦えるように構えていた


「よっしゃー出番だね!」

 朱雀は私の背丈より高く飛び上がり体を大の字にしながら浮いている


「ご主人様、いつでも出れます」

 青龍は手を葉付き木の枝にして扇の様に口を隠して軽く私に会釈をする


「ふむ、こちらはまだ要塞の中ですな」

 玄武は回りを確認している


「みんな、これから外に出るけど、すぐにモンスターが来るみたいだから宜しくね」


「「「「はいっ」」」」

「イボガワ様、打ち合わせをしておきましょう、一定ラインを越えますと、どこからか遠吠えが聞こえてきます、するとすぐにモンスターが押し寄せて来ます、心して下さい、そして騎士と王親衛隊は王が作っている結界前後でモンスターを迎え打ちます、王の結界は次の鐘がなるまで維持されますので、それまでにモンスターを減らしモンスターの増加が普段通りの騎士団が対応できる水準になるまで戦線を維持していきます、それが出来ましたら塔攻略に進めていくと予定しております」

 ポーカ王子が今までに無いぐらいに真剣な顔をしている

「分かりました、みんな、それじゃあお願いね」

「はい、お任せ下さい

、ところで遠吠えがしてから襲撃が来ると言うことはモンスターを指揮する者がいるということですかな?」

 玄武がもっともなことを言う


「そうだね、どうなのポーカ王子?」


「実は分かりません探し出す戦力もありませんから分からないのが現状です」


「そうでしたか、では1つ提案が御座います」


「え、何?」

「我々が出る前に朱雀の火の鳥を先に出して辺りを偵察させるのはどうでしょう?もし、指揮する者を見付けられれば、そやつを倒してしまえば良いのではないでしょうか?」

「ふむ、なるほど、もしそれが出来るのであればお願いしたいです、遠吠えがする度にモンスターが増えてきますので早く遠吠えをするモンスターを倒して下されば楽になるかもしれませんね」


「それなら朱雀出来る?」


「まっかせてよ」


「そうだ朱雀、変な物を見つけたら教えてね」


「変な物?」


「うん、他と違う何か、例えば宝箱とか」

 創造神様が騎士強化のお祝いとして宝箱を置いたらしいからね見つけておきたい

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