集合
もう集合予定時間が近いので集合場所、森の入り口へと戻る、私達が付いた時には玄武達が既にいた、どうやら私達が一番最後だったみたい
「みんな待たせてごめんね」
「我々も今来たところですので大丈夫ですよ」
玄武はこう言ってくれるけど、どこまで信じて良いのか分からない、こういうやり取りって何が正解なんだろうね?みんなの厚意に甘えておこう
「それは良かった、みんなどれだけ採れた?」
「はい、こちらに」
玄武は地面に置いたぱんぱんに膨れた大袋4つを見せてくれる
「纏めて袋に入れる事を憚られた物はこちらに」
大袋の横には金属で出来た取手付きの箱と蔓で編まれた籠、大きな水の塊、大きな火の玉
「えっと、これらは何が入ってるの?」
「こちらの金属で出来た箱には白虎が倒したモンスターの肉が、そしてこちらの籠には青龍が採った熟れて崩れやすいイチジクの様な果物に木苺、こちらの水には川魚、こちらの火の玉の中には朱雀が倒した鳥型モンスターの肉が入っております」
玄武はそれぞれを見せながら説明してくれる
「えっ、こんなに沢山!みんな頑張ってくれたんだね、ありがとう」
「これぐらいお安い御用です、それよりもご主人様、異常はございませんか?」
「あ〜、破壊の力を使っちゃったけど今のところ大丈夫だよ、朱雀から聞いてるでしょ?」
やっぱり心配された
「聞いてはおりましたが念の為に」
今回は連発だったし仕方ないか
「それじゃあこれらも入れちゃうね」
四神獣達が集めてくれた物をアイテムボックスへ入れる、川魚は処理してから入れる
「ご主人様は蜂を手に入れたのですね?」
私が持っていた虫籠を見て白虎が聞いてくる
「そうだよ、ミツツボの種もしっかりとゲットしたから、これで養蜂が出来るね」
「これであの殺風景な庭が少し賑やかになりますね」
青龍が微笑んでいる
養蜂場所を何処にするのかは話し合った時に決めておいた、屋敷にある広いだけの庭にしようと考えている
「それじゃあ青龍、お願いね」
「はい、お任せを」
行きと同じ様に龍になった青龍に跨り41階層の砦へ夕方前に戻った、朝の門番さんとは違う人がいたみたいでちょっと騒ぎになってしまったのは愛嬌
屋敷に着いたらヤートさんが
「ミサト様、明日の戴冠式は一緒に行きましょう、叙爵式の準備が御座いますから私がご案内致します」
明日の戴冠式の案内を買って出てくれた
「そう言えば私叙爵もするとか言ってましたね、それでは明日宜しくお願いします」
突然の公爵位なので皆に驚かれるのかな?これって所謂『私、何かやっちゃいました?』状態なのかな?




