✒ 新年!あけおめ 4
──*──*──*── 裏野ハイツ
──*──*──*── 102号室
──*──*──*── 1階・居間
帰宅するとセノコンとマオキノが出迎えてくれる。
裏庭が見える窓にカーテンが掛かっている。
何でだろうな??
マオ
「 マオキノ、何でカーテンをしてるんだ? 」
マオキノ
「 電信柱に刺さった男の死体が見えるからですエリ。
ご飯100杯は軽く行けますエリ~~♥️ 」
セノコン
「 見たくないと思ってカーテンを閉めましたエリ。
開けますかエリ? 」
マオ
「 開けなくて良いよ…… 」
セロフィート
「 〈 器人形 〉を出します。
セノコン、マオと霄囹さんを元の姿に戻る手伝いをしなさい 」
セノコン
「 畏まりましたエリ。
マオ様,霄囹ちゃま、2階に着替えを用意してますエリ 」
シュンシュンとオレはセノコンと一緒に2階へ上がった。
漸く女装から解放されるんだな~~。
セロフィート
「 マオキノ、マオと霄囹さんの為に、“ ぜんざい ” と “ おしるこ ” の用意をしなさい 」
マオキノ
「 畏まりましたエリ 」
セロフィートは古代魔法で2体の〈 器人形 〉を召喚する。
外見は16歳と15歳の少女だ。
少女姿のマオと少女姿の霄囹である。
セロフィート
「 お前は今から厳蒔真心、マオの双子です。
お前は今から厳蒔春囹、霄囹さんと双子です 」
厳蒔真心 & 厳蒔春囹
「「 はい。
セロフィート様 」」
セロフィート
「 羽子板を用意しました。
中庭で羽根つきをして来なさい。
警察が来たら、事情聴取に応じなさい 」
厳蒔真心 & 厳蒔春囹
「「 はい。
セロフィート様 」」
マオと霄囹が着ていた着物と同じ高価な着物を着ている2体の〈 器人形 〉はセロフィートが〈 テフ 〉で構成した羽子板を持ち、仲良さげに玄関から出て行った。
マオ
「 あぁ~~!
やっと女装から解放されたよ~~ 」
マオキノ
「 マオ様、ぜんざいを御用意させていただきましたエリ 」
マオ
「 マオキノ、有
霄囹
「 マオキノぉ~~、僕の分は無いのか? 」
マオキノ
「 おしるこを御用意させていただいてますエリ 」
霄囹
「 やったぁ!
分かってるじゃないか! 」
マオキノ
「 沢山食べて、美
霄囹
「 僕を喰
セロフィート
「 冷めない内にいただきましょう 」
マオ
「 うん! 」
オレはマオキノが用意してくれた “ ぜんざい ” を、シュンシュンは “ おしるこ ” を食べる事にした。
セロは読書を始めている。
セロは “ ぜんざい ” も “ おしるこ ” も食べないみたいだ。
セロフィート
「 そうそう、Y県で奇妙な事件が起きたそうです 」
マオ
「 奇妙な事件?? 」
セロフィート
「 はい。
正月前の特番で放送されてました 」
マオ
「 一体どんな事件なんだ? 」
セロフィート
「 Y県にある広い森林公園の芝生の上に大量の死体が発見された事件です。
何
どの死体も全身が濡れていたそうです 」
マオ
「 へ……へぇ~~……全身が濡れてる死体ねぇ……。
確
霄囹
「 ふ~~ん。
なら、あの湖のあった場所は森林公園と被ってた訳か 」
マオ
「 シュンシュンもあ
霄囹
「 見た見た!
魂
セロフィート
「 あの湖──とは何
マオ、聞かせてくれますね? 」
マオ
「 あ…………はい… 」
セロは本
オレにはプライバシーが無い。
だから、セロは知ってる筈だ。
なのに何
霄囹
「 フン!
話してやるよ!
耳をか
マオ
「 何
セロフィート
「 聞かせてください 」
セロは笑顔で微笑んでいる。
正直に話すしかないよな……。
ラブホテルに入った事も──。
最悪だぁぁぁぁぁぁ!!




