表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/396

⭕ 少年★陰陽師★探偵 2


──*──*──*── スタジオ


春舂霄囹:主人公役

「 ──真犯人は貴様だぁ!! 」


助監督

「 ──カット!

  しゅんれいさん、物凄くかったですよ~~!

  出番まで彼方あちらで休憩してください。

  ──次のシーンの準備してーーー! 」


春舂霄囹

「 ふぅ…………台詞が長過ぎる… 」


 ドラマの撮影が始まり、僕は忙しくなった。

 スケジュール管理とやらはマネージャーの〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉がしてくれている。

 健康管理はキノコン任せにしてる。

 僕はスケジュール帳に書かれている仕事をだけだでい。


 移動手段には便利な転移陣を使えばい。

 公共交通機関を使わない分、移動はラクだ。

 まったく……転移陣なんて便利な移動手段を思い付き、み出したは大した陰陽師だったよ。

 の発想力には今でも脱帽するねぇ。


春舂霄囹

「 僕の出番は当分ないな 」


キノコン

しょうれいちゃま、オシボリですエリ 」


春舂霄囹

がとう 」


キノコン

しょうれいちゃま、お茶ですエリ 」


春舂霄囹

「 うん、がとう 」


 受け取ったオシボリで両手を拭いたら、お茶の入ったコップを受け取る。

 オシボリは使い捨てらしく、ゴミ袋きだ。


春舂霄囹

今日きょうは撮影以外の仕事は入ってないんだよな? 」


キノコン

「 はいですエリ。

  今日きょうは夜までドラマ撮影だけですエリ 」


春舂霄囹

「 そうか。

  じゃあ、久し振りに家に帰れるな!

  1ヵ月りか…。

  げんづるは元気にしてるかな? 」


キノコン

「 元気ですエリ。

  今はプロになる為に試験を受けてますエリ 」


春舂霄囹

「 プロか。

  頑張ってるんだな。

  2人で仲良くプロ試験かよ 」


 僕はなんだか面白くなくて、ブスッと顔を

 げんづると仲がいから余計に面白くない。

 なんイラ(イラ)するんだ…。


キノコン

しょうれいちゃま、差し入れのクッキーですエリ 」


春舂霄囹

「 差し入れ?

  誰からだよ? 」


キノコン

「 マオ様からですエリ。

  ポスターの御礼ですエリ 」


春舂霄囹

「 ポスター?

  あぁ、あの──。

  いやがらせに届けてるヤツか 」


キノコン

「 クッキーと一緒にお手紙も同封されてますエリ 」


春舂霄囹

「 手紙?

  ラブレターかよ… 」


 僕はキノコンから手紙を受け取ると、便箋を封筒から出して広げて読んだ。

 僕を気遣う内容が続く。

 心配してくれているのか……。

 こういう手紙も悪くないな(////)


 文面の最後には “ 貼る場所が無いからポスターは送ってくるな! ” と書いてある。

 どうやら此方こっちが、マオが僕に伝えたかった本文らしいな。

 フッ……。


春舂霄囹

「 キノコン、ドラマの宣伝カレンダーが有ったよなぁ?

  差し入れ(クッキー)の御礼だ。

  マオに送っといてくれ 」


キノコン

「 1度送った事のあるカレンダーですエリ。

  宜しいですかエリ? 」


春舂霄囹

いよ。

  僕は律儀だからねぇ!

  カレンダーに僕のサインも入れてやろう! 」


キノコン

かしこまりましたエリ。

  カレンダーとペンを御用意致しますエリ 」


春舂霄囹

「 あぁ、頼むよ 」






助監督

「 ──スタジオでの撮影は終わりま~~す!

  次はそとで撮りますので、みなさん準備してくださ~~い! 」


スタッフ

しょうれいさん、そとで撮影が始まります。

  お願いします 」


春舂霄囹

「 あぁ、分かった。

  たしか追い詰めた犯人の中から妖怪が姿を現して、対峙する場面だったな 」


キノコン

「 式神のボクも一緒に犯人を追い詰めますエリ~~ 」


春舂霄囹

「 よし、エヌジー無しの一発OKオッケーを決めるぞ! 」


キノコン

「 はいですエリ! 」


──*──*──*── 撮影中


春舂霄囹:主人公役

「 ──もう逃げられないぞ!

  素直に罪を認めて自首するんだ!! 」


真犯人役

「 クソッ、までか!

  く行っていたのに! 」


春舂霄囹:主人公役

「 陰陽師探偵の僕から逃げ切れると思うなよ! 」


キノコン:式神役

あるじさま、真犯人の様子がしいですエリ! 」


春舂霄囹:主人公役

なに?! 」


真犯人役

「 うぅ……うぁぁぁあ゛ぁぁぁぁーーーーーー!! 」


キノコン:式神役

「 エリ?!

  あるじさま! 」


春舂霄囹:主人公役

「 ──妖怪が取りいていたのか!

  はらうぞ、キノコン! 」


キノコン:式神役

「 はいですエリ! 」


助監督

「 ──カット!

  いね!

  鬼気迫る迫真の演技でしたよ!

  ──次のシーンの準備してーーー! 」


キノコン

しょうれいちゃま、次は妖怪が生徒を襲って怪我人が続出するシーンですエリ。

  しょうれいちゃまの見せ場は、妖怪につかまった女生徒を式神で助けるシーンですエリ。

  式神召喚が見せ場ですエリ 」


春舂霄囹

たしか、助けた女生徒が主人公の助手になるんだったな 」


キノコン

「 はいですエリ。

  中盤では助手が相棒バディに昇格しますエリ。

  少年雑誌で人気のグラドルをしている子ですエリ 」


春舂霄囹

「 ぐらどる??

  キノコン、ぐらどるってなんだ? 」


キノコン

「 グラビアアイドルですエリ。

  水着アイドルですエリ 」


春舂霄囹

「 みずぎぃ?

  なんだよ、みずぎって… 」


キノコン

「 海に入るときに身に付ける露出度の高い下着ですエリ 」


春舂霄囹

「 下着??

  ぶらじゃーとかと言うヤツか? 」


キノコン

「 はいですエリ。

  ──此方こちらがグラドルの写真集ですエリ 」


春舂霄囹

「 用意がいな…… 」


キノコン

「 こんな事もあろうかと用意してましたエリ 」


春舂霄囹

「 ふ~~ん。

  れ、見てやろうじゃないか 」


 僕はキノコンから “ グラドル写真集 ” なる物を受け取ると、ページめくり、開いて見た。


春舂霄囹

「 ──っ、なんて破廉恥で格好をしているんだ!!

  嫁入り前なのに……こんなに肌を露出して……なにを考えてるんだ?!

  親は!

  親はなにをしているんだ!!

  なんけしからん破廉恥な格好を許してるんだ!!

  わ、分からん…… 」


キノコン

しょうれいちゃま、グラビア雑誌は親目線で見る物ではないですエリ 」


春舂霄囹

「 親目線で見るだろう!

  これでも一応、親を経験してるんだぞ!

  嫁入り前の娘にはしたない格好を強要してカネを稼ぐなんて、性根の腐った大人はにでもるもんだな!

  まったもっ!!

  ≪ にっぽんこく ≫の女は自分を大事にしないやからが多いのか? 」


キノコン

「 自分の身体からだを売ってでも金銭を稼ぎたい女性が多いですエリ。

  貞操概念が失われつつあるガバガバな時代ですエリ。

  米●町は犯罪多発率全国1位を独占キープしている県ですエリ。

  お股がユルユルでガバガバな女性も多いですエリ 」


春舂霄囹

「 …………貞操概念皆無のイカれた女とは関わりたくないもんだ 」


キノコン

むずかしいと思いますエリ。

  芸能界は枕営業が当然のようまかとおる業界ですエリ。

  新人や若手の可愛い子の大半は、権力を振りかざし理不尽を撒き散らすゲスい大人達にしく頂かれちゃってますエリ。

  有名な女優さんも枕営業をして芸能界で生き残ってますエリ 」


春舂霄囹

「 芸能界ってのは腐ったこえめみたいな所なのか? 」


キノコン

「 そうとも言えますエリ 」


春舂霄囹

「 セロフィートめぇ!!

  知ってて僕を芸能界に投げ込みやがったのかぁ!! 」


キノコン

しょうれいちゃまに枕営業のはなしませんエリ。

  案してくださいませエリ 」


春舂霄囹

「 そうなのか? 」


キノコン

「 企業スポンサーの力ですエリ。

 《 セロッタ商会 》を敵に回して無傷でいられる企業も業界も無いですエリ。

  しょうれいちゃまに危害を加えようと企むていやから此方こちらで排除してますエリ★ 」


春舂霄囹

「 ………………ってないよなぁ? 」


キノコン

「 ノーコメントですエリ★ 」


春舂霄囹

「 ウインクされると余計に気になるんだよ!

  まぁいい…。

  それもセロフィートの指示……命令なのか? 」


キノコン

「 はいですエリ。

  セロ様の御命令は絶対ですエリ★ 」


春舂霄囹

「 楽しそうだな… 」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ