表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
79/431

⭕ 玄武とデート 1

◎ サブタイトルを変更しました。


──*──*──*── 森林浴公園


 げんさんが宿泊しているホテルから歩いて数分の所に森林浴公園がある。

 色んな()の香りが風に乗ってただよっていて、癒される。


 森林浴を楽しみながら歩ける散歩コースがあったり、アスレチックで遊べる芝生広場や、ピクニックを楽しめる芝生広場もある。

 季節ごとに咲く花の花壇もあって心がなごむ。

 池もあってボートを漕いだりも出来るみたいだ。


マオ

「 わぁ~~~!

  緑がだな~~。

  まるで緑のオアシスみたいだね! 」


霄囹

たしかにな。

  悪くないんじゃないか。

  やけに犬が多いように見えるけど、なんでだ? 」


玄武

「 この公園にはペットを放し飼いに出来る芝生広場があるんだ。

  飼い主達の交流の場になっている。

  づるたら喜びそうな光景だろう? 」


マオ

「 うん!

  凄く喜びそうだね! 」


霄囹

「 動画を撮って送ってやればいだろう? 」


玄武

づるわれスマホ(スマートフォン)なる物は持ってなくてな。

  連絡手段が無い 」


霄囹

「 はぁ?

  マジかよ……。

  いまどきスマホ(スマートフォン)を持ち歩かないって…… 」


マオ

「 優秀で有能なマネージャーがるもんな。

  オレもスマホ(スマートフォン)は持ってないよ 」


霄囹

()の場合は、扱い方を教えても一向に覚えられないから──ってな理由で持たせてもらえないんだろうが!

  セノコンとマオキノから見限られたんだよなぁ~~ 」


マオ

「 煩い!

  別にいだろ!

  今迄は持って無くても不自由しなかったんだからさ!

  セロだって持ってないし! 」


霄囹

「 セロフィートには必要ないだろう。

  彼奴アイツの場合は〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉やキノコンに丸投げしてるしな! 」


マオ

「 否定は出来ない…… 」


玄武

彼処あそこにケーキが食べれるカフェがある。

  行ってみるか?

  今日きょうは木曜日だからな、色んなロールケーキが食べれるぞ 」


マオ

「 ロールケーキ!?

  食べたい!

  行きたい!! 」


霄囹

「 お前なぁ……。

  あれだけ食べたのにだ食べる気かよ? 」


マオ

「 当たり前だろ!

  デザートとスイーツはべつばらって言うだろ 」


霄囹

「 お前の場合はブラックホールだろぉ 」


玄武

「 シュンシュンは行かないのか。

  2人ではいるか、マオ 」


マオ

「 そうだね…… 」


霄囹

「 僕も行くに決まってるだろ!

  可愛い僕を1人にするんじゃない!! 」


マオ

「 自分で言うかな…… 」


 そんな訳で、食後の運動も兼ねてブラブラと歩きながら森林浴公園の中を散歩していたオレ達は、公園内に建っているカフェへ立ち寄る事になった。


──*──*──*── カフェ・店外


霄囹

「 ふぅん?

  なか(なか)じゃた外装のカフェじゃないか。

  内装も気になるな 」


マオ

「 女の子の姿でかったかも… 」


霄囹

「 はははははっ!

  スイーツ目当てに女装して来店を目論む変態の間違いだろぉ~~ 」


マオ

「 シュンシュンが女装させたんだろが!! 」


玄武

「 言い合いはホテルに戻ってから好きなだけするとい。

  今はロールケーキだろう 」


マオ

「 そうだった!

  よぉし、ロールケーキを食べまくるぞぉ~~~! 」


霄囹

「 僕だって負けないからな!

  どっちが多くロールケーキを食べれるか勝負だ!! 」


玄武

「 賑やかだな(////)」


 げんさんが楽しそうに笑ってくれてる!

 嬉しいかも(////)


 オレはげんさん,シュンシュンと一緒にカフェの店内にはいった。


──*──*──*── スノーベリィ・店内


「 いらっしゃいませエリ~~ 」


マオ

「 エリ??

  今、“ エリ ” って聞こえた?? 」


霄囹

「 あぁ、聞こえたな 」


玄武

「 聞き違いではないか? 」


マオ

「 だ、だよね?

  カフェでキノコンが働いてる訳がないもんな! 」


 とか言いながら店内を見回してみるけど、にもキノコンの姿は無い。


マオ

「 キノコンは見当たらないな… 」


店員

「 御来店、がとう御座いま~す♪

  3名様で宜しいですか? 」


マオ

「 あ、はい… 」


店員

「 3名様を御席へ御案内致しま~す♪

  此方こちらへどうぞ! 」


 洋服の上に着物を重ね着しているような制服を着ている元気なお姉さんがいている席に案内してくれる。

 笑顔が素敵で声が可愛いお姉さんだ。

 胸元に名札ネームプレートを付けている。


マオ

「 あっ──、エプロンにキノコンの刺繍がはいってる!

  かっ可愛い!! 」


霄囹

ほんだな。

  マオ、名札ネームプレートの形を見てみろよ。

  キノコンじゃないか? 」


マオ

「 あっ、ほんだ!

  キノコンの形だ! 」


店員

「 御客様はキノコンを御存知なんですか? 」


マオ

「 あっ、はい!

  可愛いですよね~~。

  ファンです 」


店員

「 まぁっ!

  私もキノコンの可愛さに惹かれたファンです♪

  コースターにもキノコンのマークが付いてるんですよ 」


マオ

「 へぇ~~。

  キノコンを感じられるカフェかぁ~~。

  いね! 」


霄囹

「 お前、ほんにキノコンが好きだな~~。

  まぁ、僕もきらいではないけどな…。

  キノコンの事はドラマで知ったの? 」


店員

「 はい!

  私、もと(もと)は陰陽師アイドルのしょうきゅんのファンだったの。

  【 少年★陰陽師★探偵 】で式神として登場したキノコンを見て、大ファンになっちゃって!

  グッズが無かった頃は自作でグッズを作っていたの。

  今は公式から発売されているキノコングッズを全部持ってるわ! 」


玄武

「 自分でグッズを作るとは大したものだな 」


霄囹

「 僕のファンがキノコンに鞍替えしたってのか!?

  くそっ、キノコンめぇ~~!! 」


店員

「 え?

  貴女のファン?? 」


マオ

「 えぇと~~、妹は陰陽師アイドルのしゅんしょうしょうれいのファンで──。

  ファンが1人減ったのを聞いてショックを受けたみたいな?? 」


店員

「 あぁ……そうなのね。

  勿論、今でもしょうきゅんのファンよ。

  しょうきゅんが切っ掛けでキノコンに出会えたんですもの!

  しょうきゅんには、これからもキノコンと一緒に活躍してもらいたいと思ってるの 」


マオ

「 そうなんだ~~。

  だってさ。

  かったじゃないか、シュンシュン 」


霄囹

「 う、うん… 」


玄武

「 木曜日はロールケーキの日だったな? 」


店員

「 はい♪

  毎週木曜日は、ロールケーキ感謝Dayデイになります。

  セロカードを御持ちの会員様に限り、ロールケーキを全品2割引きで販売させて頂いてます。

  セロカードを御持ちで無い御客様には、此方こちらで会員登録をして頂けます。

  感謝Dayデイにセロカードをお作りになられた御客様には、500ポイントが加算されているセロカードをお渡しさせて頂いてます 」


マオ

「 セロカードって事は《 セロッタ商会 》の加盟店って事? 」


店員

「 そうです♪

  カフェを開店する際に、キノコングッズを使う許可を《 セロッタ商会 》に頂きました。

  加盟店と分かるようにセロカ君とキノコンのコラボステッカーを貼らせて頂いてます 」


マオ

「 セロカ君とキノコンのコラボステッカー?!

  なにそれ、欲しいよ!! 」


店員

「 差し上げる事は出来ませんけど、壁に貼らせて頂いてますので、御来店された御客様には御自由に写メして頂けるようになっています。

  会員様がスマホ(スマートフォン)キューアールコードを読み込まれますと写メに使えるセロカ君フレームとキノコンフレームを無料でダウンロードして使えるようになります。

  本来は500円の有料ダウンロードですけど、《 カフェ・スノーベリィ 》でキューアールコードを読み込んで頂いた御客様のみ無料ダウンロードが出来るんです。

  セロカ君,キノコンとのコラボさせて頂いたスノーベリィの感謝Dayデイフレームも使って頂けます 」


マオ

「 そんなサービスが?!

  シュンシュン、スマホ(スマートフォン)を持ってるだろ!

  写真を取ろう!!

  フレームもゲットしよう!! 」


霄囹

「 お前……、セロカ君って聞くと急変するなぁ……。

  まぁ、いけど。

  ロールケーキを食べたら付き合ってやるよ! 」


マオ

「 シュンシュ~~ン♥️ 」


玄武

「 取り敢えず、全種類のロールケーキを3切れずつ,小皿とフォークは3人分で頼む 」


霄囹

「 先ずは1人1切れずつか。

  気にいっったロールケーキは1切れずつ食べたあとで各自が頼めばいな! 」


マオ

「 賛成~~~。

  じゃあ、それで!

  飲み物はなんにする? 」


玄武

われはアイスコーヒーのエルサイズにする 」


霄囹

「 僕はアイスコーヒーフロートのエルサイズだ!

  生クリーム多目でな! 」


マオ

「 オレはハワイアンクリームソーダ!

  勿論エルサイズでね 」


店員

がとう御座いま~す♪

  御注文の確認をさせて頂きます 」


 注文の確認を済ませた店員のお姉さんが席から離れて行く。

 そのあとにオシボリと冷水が運ばれてた。


 冷水のはいっているコップにはキノコンの絵がえがかれているし、コースターにもキノコンの絵がえがかれている。

 オシボリぶくろの封を開けて、オシボリを取り出して広げると、キノコンの刺繍がはいっている。


マオ

「 うぅ~~~~……れも欲しいっ!! 」


霄囹

「 マオ、欲しさに負けてパクるなよぉ~~ 」


マオ

「 する訳ないだろ!

  セロに出してもらうんだ!

  シュンシュン、写真を取ってくれよ!

  マオキノのパソコンに写真を送信しといてくれよな! 」


霄囹

「 写真じゃなくて画像だからな 」


マオ

「 どっちでもいよ!

  頼むよ、シュンシュン♥️ 」


霄囹

「 分かったよ。

  写メっといてやる。

  感謝しろよ! 」


マオ

がとな、シュンシュン♪ 」


 シュンシュンはバッグからスマホ(スマートフォン)を取り出すと、パシャパシャと写真を撮り始めた。

◎ 訂正しました。

  緑が一杯だな~~。─→ 緑がだな~~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ