⭕ アイドルや・ら・な・い・か 5
──*──*──*── 東京都米●市米●町米●横丁
──*──*──*── 犯罪天国都市・米●町
──*──*──*── 陰陽師4事務所
──*──*──*── ランチルーム
マオ
「 今度は何だよ、キギナぁ~~ 」
キギナ・メクド・ナール
「 第1回目の配信動画が凄いのよ!
絶好調なのよ! 」
マオ
「 ふ…ふぅん?
良かったな? 」
キギナ・メクド・ナール
「 それでぇ~~、第2弾も録るわよ! 」
マオ
「 何てぇ!?
第2弾だってぇ~~ 」
キギナ・メクド・ナール
「 そうよ★
今度は【 ◯き☆すた 】のOPダンスを踊るのよ! 」
マオ
「 またダンス…… 」
キギナ・メクド・ナール
「 【 も◯てけ!せーらーふく 】のTVサイズ版とフルサイズ版を配信するわよ! 」
マオ
「 またTVサイズ版とフルサイズ版を踊るのか?
オレ、嫌だよ! 」
キギナ・メクド・ナール
「 文句を言うんじゃないの!
【 美処女3人娘 】のリーダーは私なんだからね! 」
マオ
「 勝手にリーダーになってるしぃ~~。
どうせキギナは踊らないんだろ? 」
キギナ・メクド・ナール
「 当たり前でしょ。
私の代わりに踊るのは〈 器人形 〉よ★
今回も霄囹に声を掛けたんだけど、声優の仕事を優先しないといけないみたいなのよぉ~~ 」
マオ
「 なら中止で良いんじゃないか? 」
キギナ・メクド・ナール
「 そういう訳にはいかないの!
霄囹の事は残念だけど、霄囹似の〈 器人形 〉に踊らせる事にしたから 」
マオ
「 だったらオレ似の〈 器人形 〉も使えば良いだろ? 」
キギナ・メクド・ナール
「 何言ってんのよぉ!
主人がそんな事言うもんじゃないわ!
マオにはダンスを覚えてもらって、踊ってもらうから! 」
マオ
「 何でオレだけ?! 」
キギナ・メクド・ナール
「 良いから、さっさとTVサイズ版とフルサイズ版の動画を見て、覚えて頂戴! 」
マオ
「 酷ぇ── 」
キノコン
「 マオ様、今回もキノコンが手伝いますエリ 」
マオ
「 有り難な、頼むよ 」
キノコン
「 お任せくださいませエリ。
マオ様の勇姿をカメラに撮りますエリ 」
キノコンは意気揚々とスマホを構えている。
オレはキノコンが用意してくれた “ 着服Tシャツ ” に着替える。
キノコンが丁寧に振り付けを教えてくれる。
ダンスは【 ハレ晴◯ユカイ 】の方が難しい気がする。
これなら何とか踊れるかも知れないな!
キノコン
「 マオ様、リハーサルしてみますエリ 」
マオ
「 うん… 」
キノコン
「 先ずはTVサイズ版から始めますエリ 」
マオ
「 分かったよ 」
キノコンがCDラジカセ──以下、省略。
マオ
「 ふぅ……どうかな? 」
キノコン
「 良い感じですエリ。
続いてフルサイズ版も踊ってみますエリ 」
マオ
「 お…おぅ…… 」
キノコンがCDラジカセ──以下、省略。
キノコン
「 マオ様、素晴らしいですエリ!
花丸満点の出来ですエリ! 」
マオ
「 そ…そうかな~~(////)」
キノコン
「 このまま本番に入りましょうエリ 」
マオ
「 え?
もう本番用に踊るのか? 」
マオキノ
「 はいですエリ。
撮影の準備はバッチリですエリ 」
マオ
「 ははは……。
まぁ、でも…チアガールの格好をしなくて良いのは助かるよ。
よし、一致ょ頑張るか!! 」
そんな訳でキノコンがCDラジカセ──以下、省略。
TVサイズ版とフルサイズ版のダンスを踊った後、キノコンが撮影してくれた映像を見て確認する。
良く録れてると思う。
[ ランチルーム ]に設置されてるカメラを使って別のアングルからも録ってるんだろうな。
マオ
「 ちゃんと踊れてるみたいだな 」
キノコン
「 〈 器人形 〉と合成,編集した動画をマオキノのパソコンへ送信しときますエリ 」
マオ
「 う…うん…… 」
キノコン
「 マオ様、序でにもう1曲だけ、違うダンスを踊ってみませんかエリ 」
マオ
「 違うダンス? 」
キノコン
「 はいですエリ。
此方のダンスですエリ 」
キノコンは動画を再生して、オレに見せてくれる。
再生された動画はアニメのOP映像だ。
キノコン
「 【 ◯族2 】OPダンスですエリ。
ちょいレベルが上がりますエリ。
宮廷舞踏,社交ダンスをマスターされてるマオ様なら、踊れますエリ!! 」
マオ
「 そ…そうかな?? 」
涎を垂らしながらずずい──と迫って来るキノコンから強い圧を感じるぅ~~。
マオ
「 動きは激しいけど……踊れない事は無いと思うけど?? 」
キノコン
「 マオ様、是非踊ってくださいエリ!! 」
マオ
「 …………努力はしてみるよ……ははは…… 」
オレは【 ◯族2 】のOP映像を何度も確認する。
テンポの早い曲だから、ダンスのテンポも早いんだよな。
【 ハレ晴◯ユカイ 】のテンポも早かったし──、大丈夫だと思う。
はぁ……ダンスの “ おかわり ” は、これっきりにしてほしいもんだ。
キノコンに念押ししとかないとな!
ところで、キギナは何してるんだろう?
[ ランチルーム ]の中を見回してみると、キギナは一時的に置かれているソファーの上で涎を垂らしながら爆睡していた。
全く──、爆睡とは良い御身分だよな!
油性マジックで顔に落書きしてやりたい気分だよ❗
マオ
「 キノコン、マジックって持ってるか? 」
キノコン
「 油性マジックですかエリ? 」
マオ
「 今回は水性でマジックで良いよ 」
キノコン
「 マオ様、お優しいですエリ。
お使いくださいエリ 」
マオ
「 有り難な、キノコン 」
キノコンが出してくれた水性マジックのフタを外したオレは、バツとしてキギナの顔に細やかな落書きをしといた。
これで少しは反省して改めてくれたら良いんだけどな。
でも…期待は出来ないかな、シュンシュンに負けず劣らずのキギナだしな──。
◎ 訂正しました。
1曲だげ、─→ 1曲だけ、




