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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
八月上旬 【 豪華客船クルーズ旅行 】「 デwwwwwト 」後の話です。
448/449

✒ 豪華客船でBAN❗ 14


──*──*──*── ピアノ演奏BAR


 今は15時を過ぎた時間で、小腹を満たす為にフルーツ盛り合わせを食べながら、ピアノ演奏を聴いている。

 きょくめいを知らない大人っぽくて優雅で退屈なピアノ演奏を聴いている。

 ね…眠くなりそうだ……。


セロフィート

「 マオにクラッシック演奏は早かったようですね 」 


マオ

「 ………………きょくめい知らないし、聴いた事の無いきょくだからだよ!

  そうだ!

  セロ、超絶むずかしい【 トルコ行進曲 】弾いてよ!

  そしたらねむも吹き飛ぶと思うんだ!

  【 トルコ行進曲 】なら知ってるし 」


セロフィート

「 難易度SSSのです?

  ワタシは構いませんけど、[ BARバー ]には合いませんよ 」


マオ

「 えぇ~~~~ 」


セロフィート

「 [ BARバー ]の雰囲気を壊すのはくないです 」


マオ

「 普段くうを読まないくせに、[ BARバー ]のくうは読むんだな~~ 」


セロフィート

「 ふふふ… 」


 夫婦設定のセロとイチャイチャしながら、ピアノの演奏を聴く。

 ピアノを弾いているのは有名なピアニストらしい。

 オレはピアニストに詳しくないからく分からない。


 次のきょくはヴァイオリニストも一緒に弾いてくれるみたいだ。

 ヴァイオリニストも有名な人みたいで、オーケストラにもている人みたいだ。

 船客達はヴァイオリニストの登場を拍手で迎える。


マオ

すごぉ~~。

  大歓迎されてるな 」 


セロフィート

「 プロのピアニストとヴァイオリニストの演奏をなまで聴ける機会は無いです。

  かったですね、マオ 」


マオ

「 そだな…… 」


 とは言いつつ、オレは知らないクラッシックを聴くよりも、時代劇の名曲をピアノ演奏で聴きたいんだよなぁ~~。

 でも…そんな事を言える雰囲気じゃない。

 セロは楽器も完璧に弾けるし、高難易度のきょくいとも簡単に弾けちゃうから、クラッシックにも興味が有りそうだ。






 プロのピアニストとプロのヴァイオリニストの演奏が終わった。

 どうやら、しばらくのあいだ休憩にはいるらしい。

 さっきまで演奏されていたピアノがいた!


 誰も弾きには行かないみたいだ。

 ピアノが弾ける船客はないのかな?

 セロのピアノ演奏を聴きたい!


マオ

「 セロ、誰も弾かないみたいだからさ、なんか弾いてくれよ 」


セロフィート

「 はいはい。

  【 幻想即興曲 】の原曲でも弾いてきましょう 」


マオ

「 げんそ──なんて?? 」


セロフィート

「 マオも聴いた事の有るきょくです。

  睡魔に負けないで聴いてくださいね 」


 そう言ったセロは、オレの長い黒髪に軽くくちけをすると、ピアノへ歩いて行く。

 ピアノの椅子に腰をろしてすわったセロは、まるでピアノに宿やどる精霊みたいに見える。

 照明の加減ではくはつえて見えるからかな??


 セロの演奏が始まる。

 きょくめいは知らないけど、たしかに聴いた事の有るきょくだ。

 これが…げんそうなんちゃら……ってきょくなんだな。


 原曲って言われてもオレにはく分からない。

 セロのピアノ演奏に聴きっている船客達は、時間がまってるみたいにピクリとも動かないで、セロにくぎけ状態だ。

 演奏が聴こえてるのかすら怪しい。


 セロの演奏が終わると、聴いていた船客達の停止魔法がけたみたいに動き始めた。

 セロのピアノ演奏に対して船客達の拍手かっさいの嵐で幕をじた。

 セロがオレのもとに戻ってる。


セロフィート

「 どうでした、マオ。

  寝ずに聴いてくれました? 」


マオ

「 うん(////)

  ピアノに宿やどってる精霊が弾いてるかと思ったよ! 」


セロフィート

「 褒め過ぎです(////)」


マオ

「 オレにはほんとう見えたんだからな!(////)」


 もっとセロのピアノ演奏が聴きかったけど、セロのピアノ演奏を聴いていた船客達が、ピアノに群がって演奏を始めたから諦めた。

 セロに「 あ~ん 」をされながらフルーツ盛り合わせを食べる。

 ピアノ演奏が聴ける[ BARバー ]もなか(なか)いもんだと思った。






セロフィート

「 おや、もう18時まえですね。

  マオ、そろそろ[ 船室 ]へ戻りましょう 」


マオ

「 えっ、もう3時間もったのか?

  あっというだったな 」


セロフィート

「 楽しかったですね 」


マオ

「 セロと一緒だからな~~ 」


セロフィート

「 嬉しい事を言ってくれます(////)」


 セロがオレの手を握ってくれる。

 [ BARバー ]をて、寄り道せずに[ 特選室 ]へ戻る。

 オートロックを解除して[ 特選室 ]にはいった時間は18時10分だった。


 20ぷんには、ルームサービスで頼んだ夕食ディナー料理が運ばれてるんだ。

 ランク5のフルコース料理が、楽しみでたまらない。

 勿論、しょくのティースイーツもだ♥️

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