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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
八月上旬 【 豪華客船クルーズ旅行 】「 デwwwwwト 」後の話です。
437/449

✒ 豪華客船でBAN❗ 3


──*──*──*── 2日目


──*──*──*── 特選室


──*──*──*── ベッド


 ベッドの中で寝ていたマオがモゾモゾと動く。

 熟睡スリープ魔法マジックの効果が切れたからだ。

 マオはノソノソとベッドから上半身を起こす。


 [ 特選室 ]はシン──としている。

 どうやら室内にはマオしかないようだ。

 マオは壁に掛けられている時計に目を向ける。


マオ

「 ………………9時…………40……ぷん…………9時………………えぇっ!?

  うわっあ?! 」


 無意識にベッドから身を乗りしていたオレは、バランスをくずしベッドから落ちた。


マオ

「 いっ──てぇ…………。

  10時まえかよ……。

  セロは──、る訳ないか……。

  セロの事だから[ カジノ ]に行ってるんだろうな…… 」


 乱れたバスローブをなおしたら、顔を洗う為[ 洗面脱衣室 ]にはいる。


──*──*──*── 洗面脱衣室


 鏡のまえに立ったオレは、身体からだに付いている赤いあといた。


マオ

「 うわっ!

  なんだよ、コレぇ!(////)

  セロが付けたキスマークだらけじゃないかよぉ!!(////)」


 嬉しいけど、こんなにキスマークだらけな身体からだで[ プール ]には行けない……。

 セロめぇ──、昨日きのうの[ カジノ ]に行かせなかった仕返しのつもりかな?

 だから “ 目をじろ ” って言ったんだな!


マオ

「 嬉しいけど……複雑だなぁ……。

  [ カジノ ]に行って、文句を言ってやらないと!! 」


 顔を洗い終えたオレは、すでに用意されていたセンスのい衣類に着替える。

 セロがあらかじめマオの為に用意してくれていた衣類だ。


 [ 洗面脱衣室 ]をたは、カードキーをれたパスケースの紐を首に掛ける。

 なんでもはい魔法の(マジカル)ポーチを腰に付けて、忘れ物が無いか確認してから[ 特選室 ]をた。

 ドアはオートロックの為、なにもしなくても勝手に鍵が掛かってくれる。


 オレは遅めの朝食モニングをする為に[ 食堂(BAR) ]へ向かった。


──*──*──*── BAR兼食堂


 [ 食堂(BAR) ]にはいると結構、人が残っていて意外とにぎわっている。

 オレはホールスタッフに声を掛けられて、いているせきへ案内される。

 オレはホットレモンティーとサンドイッチを注文した。


 運ばれてたサンドイッチを食べながら、ホットレモンティーを飲む。

 具材が豪華なサンドイッチはい。

 さすは有名なシェフが提供してくれる料理だ。


 サンドイッチを食べ終えてレモンティーを飲み終わると悲鳴が聞こえた。

 [ 食堂(BAR) ]の奥にひとだかりが出来ている。

 ホールスタッフが救急スタッフに連絡をしているこえが聞こえてる。


 騒いでる人達のはなしに聞き耳を立てていると、どうやらアイスレモンティーを飲んだ途端に苦しみだして倒れてしまったらしい。

 くちから白い泡をいていて、白目をいた状態で気を失っているらしい。

 レモンティー…………オレも飲んじゃったけどな……。


 オレもうまに混ざって、死体をおがんでみようと思って、せきを立った。

 床に倒れている人物を見てみると、見覚えの有る顔だった。

 昨日きのうの “ 痴漢オジサン ” じゃないかよ!


 痴漢オジサンがアイスレモンティーを飲んで倒れた……。

 でもなんでだ??

 毒でも盛られたって事か??


マオ

なになってるんだ…… 」


 探偵でも無ければ、刑事でも無いオレにはまったく分からない。

 オレは[ 食堂(BAR) ]をて[ カジノ ]へ向かう事にした。

 [ 食堂(BAR) ]をようとした矢先、また悲鳴が聞こえる。


 こんは女性らしい。

 またまたひとだかりが出来る。

 騒いでる人達のはなしに聞き耳を立ててみると、どうやらアイスレモンティーを飲んだ途端に苦しみだして倒れてしまったらしい。


 またアイスレモンティーかよ。

 くちから白い泡をいていて、白目をいた状態で気を失っているらしい。

 激しくのどむしったあとが、くっきりと残っているらしい。


 オレ……ホットだけど、レモンティーを飲んでるんだけどなぁ……。

 ほかにもオレみたいにホットレモンティーを頼んで飲んだ船客は………………。

 オレはく船客の顔色をうかがってみる。


 特に不安そうな顔色の船客はないみたいだ。

 3人の死体を見てるんだから、船客達の顔色がわるいのは当然し、不安な顔するよな……。

 レモンティーはにんが無いのか、あんまり頼む船客はないって感じかな?


 ホールスタッフが連絡した救急スタッフがすうにんやってた。

 ホールスタッフがうまと化している船客をらせ、救急スタッフを呼んでいる。

 もう手遅れなんじゃないかな~~。


 兎に角、オレは[ 食堂(BAR) ]をると[ カジノ ]にる筈のセロの元へ走った。

 あっ、[ 食堂(BAR) ]からて走ったら怪しまれてしまうかも知れない。

 今更だけど、しまったぁ~~~~。


──*──*──*── カジノ


 両扉をけると、まるで別世界にてしまった感を感じる[ カジノ ]にはいる。

 高身長ではくはつのセロはつからぐに見付かった。

 セロはすでにウハウハな状態だった。


 スタッフはセロが稼いだカジノチップの見張りをしている。

 りょうがえしたらいくらになるんだか──。

 勝負ごとに関しては負ける事の出来ない強運持ちのセロは、ここぞとばかりに容赦無い。


マオ

「 セロ! 」


セロフィート

「 マオ──。

  [ プール ]はしました? 」


マオ

「 『 どうしました? 』じゃないだろ!

 { セロの付けてくれたキスマークの所為で行くのを諦めたんだぞ! }」


セロフィート

「 行けばいでしょうに 」


マオ

ずかしくて行けるかよ!(////)

  とうぶん[ プール ]には行けないよ…… ]


セロフィート

「 “ 虫刺され ” だと誤魔化せるでしょうに 」


マオ

「 逆に怪しまれるだろが!

  それよりも大変な事が起きたんだよ! 」


セロフィート

「 大変な事です? 」


マオ

「 そうなんだ!

  取り敢えず、ゲームを中断してくれよ 」


セロフィート

「 このゲームが終わり次第、はなしを聞きましょう 」


 セロはトランプでウノをしているらしい。

 現在はセロが連勝ちゅうみたいだ。

 トランプを使わないで、ウノ専用のカードを使えばいのにな!






 結局、トランプカードを使ったウノの勝者はセロだった。

 セロが勝った事で、スタッフがセロが儲けたカジノチップを回収する。

 対戦者達はくやしそうな顔をしている。


 セロが抜ける事になって、対戦者は嬉しそうな顔をする。

 そりゃ、勝ってばかりのセロが抜けるんだから、喜ぶのは当たりまえだよな。

 セロはスタッフにも船客達からも要注意人物としてチェックされているみたいだ。


セロフィート

「 お待たせ、マオ。

  どんなはなしを聞かせてくれます? 」


 休憩用ブースへ移動したら、ソファーのうえに腰をろしてすわる。

 セロがスタッフに飲み物を注文してくれた。

 スタッフはセロに丁寧に会釈をして、飲み物を取りに行ってくれた。


マオ

「 それにしても稼ぎ過ぎじゃないのか?

  そんなに稼いじゃって、どうするんだよ? 」


セロフィート

「 マオが使えばいです。

  ワタシはなにをしても勝ってしまいます。

  マオならぐに負けてくれるでしょう? 」


マオ

「 疑問系で言うなよ(////)

  たしかにオレは賭けごとには弱いけどさ…… 」


セロフィート

「 ワタシの稼いだチップで思う存分に楽しんでください 」


マオ

いのかよ? 」


セロフィート

「 [ プール ]へ行けなかった事に対する御詫びです 」


マオ

とな(////)

  折角だし、オレもカジノを楽しむよ 」


セロフィート

「 そうしてくれると、稼いだが有ります。

  それで──、私に話したい事とはなんです? 」


マオ

「 うん…………[ 食堂(BAR) ]で起きた事なんだけど── 」


 オレはセロに[ 食堂(BAR) ]で起きた一連のごとを話して聞かせた。

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