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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
八月上旬 【 豪華客船クルーズ旅行 】「 デwwwwwト 」後の話です。
435/449

⭕ 豪華客船でBAN❗ 1

◎ 読者の皆さん、御早う御座います。

  今回は【 デwwwwwト 】の直ぐ後の話です。

  7月下旬に「 桃狩りツアー 」に出掛け、8月上旬に「 クルーズ旅行 」へ出掛けます。


──*──*──*── 他県


──*──*──*── 港


マオ

「 うわぁ~~~~!

  凄い船だなぁ~~!

  これが噂の《 豪華客船 》っ!! 」


セロフィート

「 マオ、ワタシから離れないでください 」


マオ

じるしになるアルミ風船をオレに持たせといて、なに言ってんだよ 」


 オレのひだり手首には、アルミ風船の糸がむすび付けられたヘアゴムをめている。

 アルミ風船のがらは、世代を越えて人気のセロカ君だ。

 物欲しそうにセロカ君のアルミ風船を見詰めている子供達の視線が痛い。


セロフィート

「 マオは背が低いですし、人も多いです。

  じるしは必要でしょう 」


マオ

せないな~~。

  これから《 豪華客船 》に乗ってクルーズ旅行するってのに── 」


セロフィート

「 似合ってます♪ 」


マオ

「 嬉しくないよ…… 」


セロフィート

「 出航には時間が有りますけど、乗船しましょう。

  いろ(いろ)と見て回りたいでしょう? 」


マオ

「 したいに決まってるだろ!

  早く乗船しよう! 」


セロフィート

「 はいはい。

  走ると転びますよ。

  あしもとに気を付けて── 」


マオ

「 大丈夫だって! 」


 オレは過保護なセロの言葉をさえぎって、《 豪華客船 》に向かって走る。

 大きな《 豪華客船 》だ。

 早く、[ 船内 ]を探検したい!!






???

「 わあっ!? 」


マオ

「 あっ!? 」


 《 豪華客船 》を見ながら走っていた所為で、誰かにしまったみたいだ。


マオ

「 ご…ご免なさいっ!!

  怪我してないですか? 」


???

「 あぁ……オレは大丈夫だ。

  きみこそ大丈夫か? 」


マオ

「 オレは丈夫だから、大丈夫! 」


???

「 もうっ、お兄ちゃん!

  綺麗なお姉さん達に気を取られてるからだよっ! 」


お兄ちゃん

「 そんな事──(////)」


マオ

「 綺麗なお姉さん?

  たしかに、お姉さん達が多いけど…… 」


お兄ちゃん

「 オレ達は、この《 豪華客船 》に乗って旅行をするんだ 」


マオ

「 そうなんだ?

  オレ達も《 豪華客船 》に乗るんだよ 」


???

「 えぇ~~、そうなの!

  家族旅行? 」


マオ

兄弟きょうだいでだよ。

  あにと一緒にね! 」


???

「 私達もね、兄妹きょうだいで旅行だよ。

  ねっ、お兄ちゃん 」


お兄ちゃん

「 あぁ…。

  両親が行く予定だったんだけど、2人とも本家に呼ばれちゃってな。

  代わりにオレ達が《 豪華客船 》のクルーズ旅行に参加する事になったんだ。

  いやぁ~~ラッキーだよ 」


マオ

「 凄い幸運だね 」


 ぶつかってしまった兄妹きょうだいと話し込んでいると背後から名前を呼ばれた。


セロフィート

「 マオ── 」


マオ

「 セロ!

  あっ、紹介するよ。

  オレと《 豪華客船 》のクルーズ旅行に参加するあにだよ。

  父親じゃないから! 」


セロフィート

「 マオ、この人達は誰です? 」


マオ

「 えと……オレが人なんだ…(////)」


セロフィート

「 マオ……。

  まえを見て歩いてました? 」


マオ

「 ………………ごめん( ≧Д≦ )」


セロフィート

「 ワタシのマオが失礼しました。

  怪我はしていませんか? 」


お兄ちゃん

「 だ…大丈夫です!(////)

 ( うわっ──背ぇ高けぇ……超絶美形だ……。

   こんな美形が一般人とか嘘だろぉ……。

   ファッションモデルとかじゃないのかよ── )」


「( やだぁ…………素敵過ぎぃwwwww♥️

   こんな素敵ななんさまになるチャンスを無くしたくないっ❗ )

  あのっ──、気にしないでください!

  余所見をして歩いていたあにだい(だい)てきに悪いんですから! 」


お兄ちゃん

「 おい、っ!

  『 だい(だい)てきに 』は言い過ぎだろ! 」


智惠

ほんの事でしょ!

  鼻のしたを伸ばして、お姉さん達をぎんしてたじゃないのぉ~~ 」


お兄ちゃん

「 誤解だぁ~~ 」


マオ

「 この人達も、セロとオレと同じで、《 豪華客船 》のクルーズ旅行に参加する船客なんだ 」


セロフィート

「 そうですか。

  これも縁かも知れません。

  クルーズ旅行のあいだ、ワタシのマオと仲良くしてください 」


お兄ちゃん

「 あ…はい……(////)」


智惠

「 勿論です! 」


セロフィート

「 お2は成人されていますか? 」


お兄ちゃん

「 え?

  いや…オレ達は高校生で……。

  夏休みの思いに参加しようと── 」


セロフィート

「 それなら、ワタシが保護者になりましょう。

  マオびです。

  困ったときに相談の出来る大人の知り合いが船内にれば、多少はこころづよいでしょう 」


お兄ちゃん

「 あ…がとう御座いますっ!

  オレはうえたくです。

  “ たく ” と呼んでください 」


植竒智惠

「 クルーズ旅行のあいだ、宜しく御願いします(////)

 ( やったぁ!

   こんななんさまと意外な形でになれるなんてぇ~~♥️

   ラッキーだわ❗)」


セロフィート

「 お友達が出来てかったですね、マオ 」


マオ

「 ははは……。

  そだな~~ 」


セロフィート

「 乗船しましょう 」


マオ

「 そうだった!

  船内を探検するんだ! 」


 セロ,たくさん,さんと一緒に《 豪華客船 》に乗船する。

 《 豪華客船 》の船員スタッフに、セロと一緒にチケットを見せる。

 船員スタッフは笑顔でむかえてくれた。

◎ 訂正しました。

  【 デwwwwwト 】─→ 【 デwwwwwト 】

  糸が結び付けられているヘアゴム ─→ 糸がむすび付けられたヘアゴム

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