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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
六月上旬 【 女子高生からの依頼 】「 デwwwwwト 」前の話です。
416/449

⭕ お姉ちゃんじゃない!! 1

◎ 読者の皆さん、御早う御座います。

  早い時間から覗きに来てくださり、有り難う御座います。

  今回は【 光が死んだ夏 】の1話を見て、挑戦してみました。

  大いに期待読んでください。

  毎度の事ながら、期待して読まれると “ ガッカリ ” しちゃいますので──。


──*──*──*── 東京都米●市米●町米●横丁


──*──*──*── 犯罪天国都市


──*──*──*── ファミレス・ガルト


マオ

「 えぇと……はなしを整理すると──、キャンプから帰っててから、お姉さんの様子がって事かな? 」


依頼人

「 は…はい!

  そうです!! 」


マオ

「 まるで別人に変わって帰ってた──か。

  御両親は明らかに変わってしまったお姉さんを受けれて生活している──と 」


依頼人

「 そうです! 」


霄囹

「 手を焼くほどに素行がわるく、頭を悩ませていたむすめが、“ 素行のい真面目ちゃん ” になってキャンプから帰ってた。

  両親からしたら悩みの種が無くなって安堵するだろうな。

  アンタの両親は世間ていを気にするタイプか?

  がいけんむすめのままなら、仮に中身が変わっていたとしても対して問題無いのかもな。

  両親が求めていた素行のい真面目なむすめになったなら内心から喜んでる事だろう。

  受けれて暮らすなんて有り得ない事じゃないさ。

  親ってもんは自分達の理想を子供を押し付けて強要したがるからな。

  今更、素行のわるむすめに戻られても困るんじゃないか? 」


マオ

「 シュンシュン、言い過ぎだぞ 」


霄囹

「 親目線で言ってみただけだろ。

  今迄これといって事件や事故は起きてないんだろ?

  っときゃいって 」


マオ

「 シュンシュン! 」


霄囹

「 アンタはキャンプへ行くまえの素行のわるい姉さんに戻ってほしいのか?

  素行のくなった姉さんだとアンタにとって不都合なのか? 」


依頼人

「 ………………ぞわぞわ…するんです……。

  お姉ちゃんが帰ってる迄は…そんな事は無かったんです!

  だけど……お姉ちゃんが帰ってた日からぞわぞわしてるんです……。

  き……気持ちわるくて………… 」


マオ

「 困ってるみたいだしさ、お姉さんに会ってみないか? 」


霄囹

「 気が進まないねぇ。

  “ わるさをした ” って言うなら喜んで行くが──、馴染んでるんだろ?

  アンタがを感じなくなれば問題無いんじゃないか? 」


マオ

「 シュンシュン…… 」


霄囹

「 だってなぁ~~。

  怪異が人間の身体からだを乗っ取って人間社会で暮らしてる事なんて珍しい事でもないんだぞ。

  わるさをしてる訳じゃないなら僕の出る幕はないさ 」


依頼人

「 怪異って……。

  お姉ちゃんは取りかれているんじゃないんですか? 」


霄囹

「 怪異は取りくんじゃなくて乗っ取るんだよ。

  いのちが尽き掛けてる人間の身体からだを貰うんだ。

  新しい家をさがすヤドカリみたいにな 」


マオ

「 霊的存在が乗り移るって事は? 」


霄囹

「 有る訳ないだろ。

  霊的存在には出来ないさ。

  人間をちからが無いんだから、のろう事もたたる事も出来ない。

  姉さんが変わったのを 『 霊の仕業だ! 』とか『 除霊しましょう 』なんて言ってた奴は偽者パチもんだ。

  詐欺師だと思ってい。

  僕の名刺を見せれば追い返せるから、持ってろ。

  1束、10万で売ってやる 」


マオ

「 こら、シュンシュン!

  名刺を売るなよ。

  依頼人は学生なんだぞ。

  10万もせる訳ないだろ 」


霄囹

「 僕の名刺で詐欺師から財産を守れるんだぞ!

  カネを貰ってなにわるい!

  10万して大事な財産を守れるなら安いもんだろ 」


マオ

「 名刺はタダでいから。

  名刺を見せてシュンシュンの事を知らない奴も偽者パチもんだよ。

  ほかにも “ 騙されてるかも ” って人に会ったら、シュンシュンの名刺を渡してほしいな。

  詐欺師の被害者を少しでも減らしたいんだ 」


依頼人

「 あ…がとう御座います。

  でも…どうして…… 」


霄囹

「 詐欺師は商売がたきだからな。

  此方こっちも迷惑してるんだ。

  オカルト詐欺やスピリチュアル詐欺ってのは、ラクして稼げるからな。

  ねん(ねん)軽い気持ちで詐欺を働く犯罪者が増えてるんだ。

  撲滅するのはむずかしいが、被害者を減らす事なら出来るだろ 」


依頼人

「 分かりました。

  りょくながら御手伝いしますね(////)」


マオ

がとう── 」


霄囹

「 まぁ、なにが姉さんの身体からだを乗っ取ってるのかは置いといて、コレを身に付けてろ 」


マオ

「 数珠?

  シュンシュンは数珠まで作るようになったのかよ 」


霄囹

「 御守りを身に付けた状態で風呂やプールにははいれないだろ。

  温泉でははずす事になるかも知れないが、それ以外でははずす必要の無い数珠が便利だ。

  今は黒しかないが、のち(のち)色付き(カラー版)も作る予定さ。

  これを手首に付けてれば、ぞわぞわしないようになる 」


マオ

「 へぇ~~凄いんだな。

  でもさ、なんするんだろうな? 」


霄囹

「 体質だよ。

  異質が混じった空気に肌が敏感なだけさ。

  別にわるい事じゃない。

  防衛本能みたいなもんだからな。

  ぞわぞわするからって必ずしも危険に遭遇する訳でもないぞ。

  ()の生活に支障をきたしてるなら身に付けとけばいさ。

  1つ50万な 」


マオ

「 シュンシュン! 」


霄囹

なんでだよ!

  これは僕にしか作れない特別な数珠なんだぞ!

  へんで売られてる数珠とは訳が違うんだ!

  80万を30万も値下げしてやるんじゃないかよ!

  寛大で良心的だろがっ! 」


マオ

「 学生に30万も払える訳ないだろ!

  がめついのはいけど、相手は未成年だぞ 」


霄囹

「 親がるだろ。

  親に払わせればいんだ 」


マオ

「 シュンシュン……。

  依頼人は御両親に内緒でてるんだぞ。

  数珠の支払いを頼める訳ないだろ 」


霄囹

「 チッ──。

  出血大サービスで10万!

  これ以上はげないからな!

  マオの所為で70万の赤字だぞ! 」


マオ

「 シュンシュン……で商売するなって。

  取り敢えずさ、数珠の効果を試す為にも依頼人の《 家 》に行ってみないか?

  シュンシュンならさ、お姉さんを見たら分かるだろ 」


霄囹

「 分かった分かった。

  姉さんの身体からだを乗っ取ったいきさつぐらいは聞いてやるよ 」


依頼人

がとう御座いますっ! 」


マオ

「 よし、じゃあ行こう! 」


霄囹

なんでマオが張り切ってるんだよ。

  まったく…… 」


 あまりシュンシュンは乗り気じゃないみたいだけど、依頼人の《 家 》へ行って調べる事になった。

◎ 訂正しました。

  風呂やプールにはれないだろ。─→ 風呂やプールにははいれないだろ。

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