⭕ vs 怪異 2
霄囹
「 攻撃を続ければ良いんだ。
弱まったら僕が使役する 」
マオ
「 無抵抗な高速ババァを斬り刻むのかよ 」
霄囹
「 さっきも言ったろ。
コイツはマオの首を狙ったんだぞ!
キツメの “ お仕置き ” が必要なのさ。
マオにだって、それぐらい分かるだろ? 」
マオ
「 ………………分かったよ。
セロにバレて〈 テフ 〉に変換されるのは可哀想で不憫だし……。
シュンシュンの式神になれば、コキ使われるだろうけど生
霄囹
「 そう言う事だ。
式神になれば、今迄みたいに人間を≪ 異界 ≫にキープして腹の減った時
このトンネルも開
良
マオ
「 だよな。
何
よしっ、心機一転して、高速ババァを弱らせるぞ! 」
霄囹
「 その通
そんな訳で、オレは再び高速ババァを魔
な~~んか巧
高速ババァがトンネルから居
《 心霊スポット 》が減るのだって良
無駄に《 心霊スポット 》って多いもんな。
でも、他
心霊タクシーか……。
機会が有れば、オレも乗ってみたいな。
セロと一緒に深夜の心霊タクシーデート──良
今
米●町にも《 心霊スポット 》は在るんだし、どっかのタクシー会社が真
暑い夏限定の心霊タクシーだけじゃなくて、寒さに震えながら冬限定の心霊タクシーとかも雰囲気が出
なんて思いながら魔
どうやら十
オレは魔
霄囹
「 良
マオに頼んで正解だったな 」
そう言ったシュンシュンは狩
使役する為に使う御札だろうか──。
数
文字が書かれているみたいだけど、達筆過ぎてオレには読めない。
シュンシュンも達筆な字を書くからなぁ~~。
もしかしたら、故郷の≪ 和
玄
当然ながら御札には文字を書くらしい。
達筆な字で書かれているけど、“ ≪ 日
≪ 日
其
丁
そうそう、シュンシュンはと言えば──陰陽術を発動している。
陰陽術を発動させているシュンシュンは、本
普段のシュンシュンとは月とスッポン並みに違う。
弱っている高速ババァが苦
高速ババァの体
抵抗が出来ない様
“ 言
カラフルな御札が形を変えて、がんじがらめに拘束されている高速ババァの体
痛
十
やり過ぎなんじゃあ……。
シュンシュンは何
こんな使役の仕方をしていれば、式神から恨まれたり
シュンシュンに使役されるって大変な苦痛を伴
もっと穏便な使役方法は無いのか??
当
すっかり顔芸も板に付いている。
完全に悪
高速ババァの下
高速ババァが光
どうやら使役が終わったらしい。
霄囹
「 ふぅ……。
大人しく下
僕に抵抗するなんて生
マオ
「 抵抗してたのか?
オレには “ 一方的に痛め付けられてる ” 様
霄囹
「 誤解される様
普通は勝てないと解
僕の力
マオ
「 シュンシュンも高速ババァに “ 舐められてた ” って事か 」
霄囹
「 認めたくはないがな!
弱い怪異のクセに!
まぁいい。
目標は達成したんだ。
次の《 心霊スポット 》へ向かうぞ 」
マオ
「 えぇっ!?
他
未
霄囹
「 式神にはしない。
式
マオ
「 式
未
シュンシュンも好きだなぁ~~ 」
霄囹
「 式
パシリは多ければ多い方
マオ
「 だったら、高速ババァも式
霄囹
「 それは言うな!
式神を召喚するから、飛んで行くぞ 」
マオ
「 シュンシュン、使役した高速ババァを使わないのか? 」
霄囹
「 空
高速ババァだぞ、高速!
おちおち景色も楽しめやしないじゃないかよ 」
マオ
「 使役しといて使わないとか酷
霄囹
「 新座者の式神は先輩式神から洗礼を受けるんだ。
鍛えてもらわないと “ いざと言う時 ” 使い物にならないからな。
日
マオ
「 先輩式神達から容赦無い集団フルボッコされるって訳かよ? 」
霄囹
「 もっと言葉を選んで使えよ。
ほらっ、式神の背中に乗れよ 」
シュンシュンが召喚した式神の背中に乗せてもらう。
シュンシュンに向ける目とオレに向ける目が明らかに違う。
オレに向けてくれる目は凄く優しい気がするんだよな。
撫でてみると嬉しそうにしてくれるし、シュンシュンに対する態度とはあ
シュンシュンなんて、オレに懐
シュンシュンが合図をすると式神が静
式神は空
絶景な景色を見せてくれようとしているみたいだ。
そんな式神に対して主人
そういう所だと思うんだよな、シュンシュン!
◎ 訂正しました。
心霊スポット ─→ 《 心霊スポット 》
心霊スポット巡り ─→ “ 心霊スポット巡り ”
多いい方




