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✒ 買い物デート 4


マオ

「 見てると欲しくなってるから不思議だよな~~。

  使わないのにさ! 」


セロフィート

「 マオ、キャラクターグッズコーナーが有ります 」


マオ

「 キャラクターグッズ? 」


セロフィート

なつかしいアニメのキャラクターのグッズみたいです。

  100円ショップとのコラボ商品のようです 」


マオ

「 へぇ~~。

  100円で買えるグッズか。

  キャラクターを安売りしてるんだ? 」


セロフィート

「 若い世代への認知度を上げるのが目的なのでしょう。

  買い易いようがらを可愛くしてます。

  入りすうは少なくても、誰でも手軽に買えるのが100円ショップの強みです。

  高い値段の商品を買う前に100円商品で、お試しの出来る御手頃サービスです 」


マオ

たしかにな。

  いきなり高い商品を買って失敗するより、家計に優しい100円商品で使い試してから、それでも欲しければ高い商品を買えばいし、100円商品でに合うなら高い商品を買わなくて済むよな。

  100円ショップはお財布事情の厳しい家計の味方だな~~ 」


セロフィート

「 思い付いて実現させた人は凄いですね。

  《 セロッタ商会 》も便乗してみましょうか 」


マオ

「 セロ…。

  便乗するったってさ、100円ショップの種類って結構あるんだろ?

  今から100円ショップを開店させても御客が飛び付くとは思えないけど? 」


セロフィート

「 100円ショップを1ヵ所に集めます。

  店舗があちこちに在ると移動が大変でしょう?

  店内の移動に階段,エスカレーター,エレベーターを設置します。

  まる(まる)1フロアが1店舗分の100円ショップです。

  先ずは5階てにし、5店舗をテナント募集しましょう。

  好評なら300円ショップ,500円ショップも同様に作ります 」


マオ

「 そっちか。

  場所を提供してテナント料を徴収するんだな。

  セロカ君グッズやキノコングッズは売らないんだ? 」


セロフィート

「 勿論、専用のスペースを用意して販売します。

  テナント料と売上でガッポリしましょう。

  陰陽師アイドルとして活躍しているしょうれいさんを “ ちびキャラ ” にして、開店記念商品として売り出しましょう 」


マオ

「 売れっ子のシュンシュンがセロの餌食えじきになるんだな 」


セロフィート

「 マオ…、酷いです。

  “ 有効活用 ” と言ってください 」


マオ

「 言い方を変えたってする事は同じだろ~~。

  でもさ、シュンシュンを “ ちびキャラ ” にして売れるのか? 」


セロフィート

「 保険にキノコンも付けます。

  式神としてドラマにも登場しますし 」


マオ

「 そだったな~~ 」


セロフィート

「 【 少年陰陽師★平安幻想異聞録 】に登場するキャラクターも “ ちびキャラ ” にして、100円商品で売り出しましょう 」


マオ

「 100円商品でキャラクターを安売りするのか?

  勿体無い気もするけど… 」


セロフィート

「 100円商品は一般者向けのお試し品です。

  認知度を広げ、上げるのに効果的です。

  正規品は相応の値段で販売します。

  ネット販売もしますし、元は取れます 」


マオ

もとはタダだろ~~ 」


 セロはキャラクターグッズに興味があるのか、参考にする為なのか、熱心に見ている。

 オレはアニメなんてポケ●トモンスターくらいしか見てないから、ほかのキャラクターなんて分からない。

 赤のと緑のキャラクターはなんだろうな?


マオ

「 ム●クとガチ●ピン??

  赤いのがム●クか…。

  え~~と……雪男イエティの子供で永遠の5歳……………………は??

  雪男イエティの子供!?

  雪男イエティって赤色だっけ??

  白色じゃないのか??

  ──頭のプロペラで体温調節をする。

  空も飛べる………………はぁっ??

  雪男イエティの頭にプロペラなんて付いてんの??

  プロペラで体温調節が出来るの??

  雪男イエティ……空も飛べたんだ……パネェ……。

  ──のんびり屋だが狩りが得意で大食い。

  身体からだが赤いのは、返り血が落ちないから。

  …………返り血かよ。

  なま(なま)しいな…。

  ガチ●ピンとは師弟関係であり、ガチ●ピンの弟子。

  無二のでもある。

  …………せんゆうって書いて、“ とも ” って読むのかよ…。

  なんか……一寸ちょっとおっかないな…。

  師匠(ガチ●ピン)って、どんな関係だよ… 」


セロフィート

「 マオ、気に入ったキャラクターでも見付けました? 」


マオ

「 えっ?

  いや、別に…… 」


セロフィート

「 あぁ、ひらけ!ポンキ●キのマスコットキャラクターですね 」


マオ

「 セロ、知ってるアニメなのか? 」


セロフィート

「 看板に書かれてます。

  アニメではなく子供向け番組ですね 」


マオ

ほんだな~~ 」


セロフィート

「 マオはム●クが欲しいです? 」


マオ

「 えっ、いや……違うよ?

  雪男イエティなのに赤いから珍しいなって……。

  頭のプロペラで空も飛べるみたいでさ、雪男イエティって凄いんだな! 」


セロフィート

なか(なか)夢のある設定です 」


マオ

「 狩りも得意で、大食いなんだってさ!

  身体からだが赤いのは返り血が落ちないからだって。

  なま(なま)しい設定だよな…。

  のんびり屋なのに狩りが得意って…… 」


セロフィート

「 大食い設定ならば、狩りぐらいに出来ないと生き残れないでしょう? 」


マオ

「 それもそうだよな。

  生き残る為には食料調達のうりょくって大事だもんな。

  生き残る為のすべだな。

  空が飛べるなら、大型の鳥なんかも狩れたかも? 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  狩りが得意で大食いなのはマオと似てます 」


マオ

「 否定したいのに出来ないな…。

  弟子って所も似てるかも?

  オレはセロの弟子みたいなもんだしさ。

  なんかだん(だん)と愛着が湧いてたかも…。

  ………………ム●ク先生… 」


セロフィート

「 好きなキャラクターと出逢えてかったですね。

  買うのはキーホルダーでいです? 」


マオ

「 う~~ん……。

  ム●ク先生だけのって無いんだよ。

  ガチ●ピンとペアばっかりだからさ… 」


セロフィート

「 世間ではム●クよりガチ●ピンの方が認知度,人気度が高いようです。

  公式の専用グッズ店へ行けば、ム●クだけのグッズも有るでしょう 」


マオ

「 そだな。

  マオキノにパソコンで検索してもらおうかな?

  折角だしさ、どうせ買うならセロカポイントが貯まるように出来ないかな?

  公式ホームページサイトで支払ってもセロカポイントは加点されないだろ?

  勿体無いよ。

  それに100円ショップでもセロカードを使えるようにしてセロカポイントを貯めたい!

  セロカポイントを現金にキャッシュバック出来るんだから、セロカードを知らない100円ショップ愛好者,300円ショップ愛好者,500円ショップ愛好者にセロカードの存在を知ってもらえるし、セロカ会員も増やせるんじゃないかな? 」


セロフィート

「 そうですね。

  テナント募集に応募してくれた100円ショップの本社と企業ていけいを結ぶ提案をしましょう。

  こばまれたら株を買いめ、吸収合併すればいですし 」


マオ

「 吸収合併?!

  提案を拒否した相手には容赦ないよな~~。

  株を買いめるなんて出来るのかよ? 」


セロフィート

「 簡単です♪

  手始めにガチ●ピン,ム●クの全権を持つ会社からばいしゅ──いえ、企業ていけいを持ち掛けてみましょう 」


マオ

「 セロぉ~~!

  ばいしゅうなんて穏やかじゃない方法は最後の手段にしてくれよ? 」


セロフィート

「 はいはい。

  そのようはからうとしましょう。

  相手には “ 友好的買収 ” と “ 敵対的買収 ” のどちらを望むか要望を聞くとしましょう。

  それでいですね? 」


マオ

ばいしゅうする気、まん(まん)じゃないか!

  そう言えば、ガチ●ピン,ム●クの全権を握ってる会社ってだろな? 」


セロフィート

「 フジティーヴィです。

  と書いてます 」


マオ

「 フジティーヴィって、有名なTVテレビ局じゃんかよ!

  そんな所に喧嘩を売るきなのかよ? 」


セロフィート

「 喧嘩ではなく企業交渉です。

  お会計にセロカードで支払いを出来るよう、《 セロッタ商会 》に加盟し、傘下に入ってもらいます。

  断られたらフジティーヴィばいしゅうします 」


マオ

いくなんでも、やり過ぎじゃないか? 」


セロフィート

「 知った事ですか。

  マオが望んだ事をワタシは実現させるだけです。

  フジティーヴィばいしゅうしない条件にガチ●ピン,ム●クの全権を要求する手もあります。

  全権を手に入れれば、ガチ●ピン,ム●クの商品を支払うとき、セロカードを使えるようになります。

  100円ショップ,300円ショップ,500円ショップの最上階にガチ●ピン,ム●ク専用グッズ店を入れる事も出来ます。

  陰陽師アイドルとガチ●ピン,ム●クの共演もし放題ですし、《 セロッタ商会 》主催のの子供向けイベントにも参加させれます 」


マオ

「 フジティーヴィを敵に回し兼ねないんじゃないか?

  TVテレビ業界って敵に回すと怖いんじゃ…… 」


セロフィート

「 問題ないです。

  《 セロッタ商会 》は今やTVテレビ業界でも絶大な支持力,影響力を保持してます。

  《 セロッタ商会 》に依存させてしまえは、此方こちらのものです 」


マオ

「 依存……怖い言葉だな…。

  《 セロッタ商会 》の全権はセロがぎゅうってるんだもんな。

  簡単に報復なんて出来ないだろうし、報復する前に潰されて終わるんだろうな…。

  いくらオレの願いを叶える為だからって、くれ(ぐれ)過ぎないでくれよな! 」


セロフィート

「 はいはい♪

  考えときます 」


 あぁ~~~~……こりゃ、無理っぽいやつだ…。

 TVテレビ業界が荒れるかも知れない。

◎ ム●クが好きなのでリスペクトしてみました。

  ム●クって、マジで空を飛べたらしいですね!

  頭のプロペラで!

  

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