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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
三月上旬 【 必殺、助っと人 】「 デwwwwwト 」前の話です。
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✒ 呪われた家? 2


──*──*──*── とある家


マオ

「 随分と奥に有る《 家 》だな…… 」 


霄囹

「 立派な《 家 》だろ。

  階段のしたには有名な《 温泉がい 》が在って、から見る景色は絶景とた。

  くれどきを見てみろよ。

  バズる事、ちがいなしさ 」


マオ

たしかに景色は抜群にいと思うけど、階段がキツいよ……。

  これを毎日、のぼりするなんてハードだな…… 」


霄囹

「 専用のエレベーターが有るらしいぞ。

  階段ののぼりは気分でするそうだ 」


マオ

「 エレベーターが有るのかよぉ~~ 」


霄囹

「 へばるのが早いぞ、マオ。

  これから《 家 》の中にはいって、すみ(ずみ)調べるんだからな 」


マオ

「 どうせ怪異か異形のわざだろ?

  人間に見えないから、覗き見し放題じゃんか。

  入浴とか着替えとかトイレとか、覗き見してんじゃないのか?

  さすに盗撮はしてないとは思うけど? 」


霄囹

「 調べるまえから種明かしするんじゃない。

  盗撮してる事を祈ろうぜ。

  データを回収して、依頼人の弱味を握ってカモにするんだ 」


マオ

今日きょうも最低だなシュンシュン…… 」


霄囹

今日きょうの怪異と異形はスマホ(スマートフォン)を使いこなせる器用で賢いヤツが増えてるんだ。

  利用しない手は無いだろ。

  データのはいったスマホ(スマートフォン)は没収決定だ!

  僕が有効活用させてもらうからな 」


マオ

「 シュンシュンの仕込みじゃないよな? 」


霄囹

「 誰が仕込むかよ!

  僕はまで暇じゃない! 」


マオ

「 暇だったらするのかよ……。

  まぁ、シュンシュンならしきれいを使うだろうし、怪異にさせたりしないか── 」


霄囹

「 そういう事だ!

  まったく、陰陽師ってのは商売だよなぁ~~ 」


 シュンシュンはわるい顔をしてクックックッと笑う。

 しきれいをコキ使うシュンシュンなら、すでにしているかと思ったけど、迄は手を染めてないみたいだ。

 セロはミニマムキノコンを使ってすでにさせてるけどな~~。

 シュンシュンには言わないでおこうと思う。


マオ

「 仮にだけど、覗き見しながら盗撮しているのが怪異しくは異形だったら、どうするんだ?

  退治するのか? 」


霄囹

の時代のはなしだよ。

  はらったりはしない。

  スカウトするに決まってるだろ 」


マオ

「 スカウトって? 」


霄囹

「 ビジネス契約を交わすのさ。

  強力なことだまでな!

  こばんだらしきれいにして一生涯コキ使ってやるさ 」


マオ

「 ひっどぉ~~ 」


霄囹

「 もっと褒めろよ! 」


 そんな訳で、シュンシュンとオレは《 家 》の中へはいる事にする。

 合鍵はシュンシュンが依頼人から預かっていた。

 立派な両扉のドアの右側をけてはいった。


──*──*──*── 家の中


 どうやらそくがる《 家 》みたいだ。

 廊下を歩いて[ 居間リビング ]にはいると家族写真を見付けた。

 普通に裕福そうな家族写真だ。


マオ

「 これといって気配は感じないな。

  怪異や異形じゃないのかな?

  く隠れてる……とか? 」


霄囹

しきれいに調べさせるさ。

  腹がいたな。

  マオ、冷蔵庫に有るの使ってなんか作ってくれよ 」


 シュンシュンはすでに立派なソファーのうえに腰をろしてすわっている。

 TVテレビのリモコンを手に持って、TVテレビの電源をれる。


マオ

くつろぐの早くないか? 」


霄囹

「 調べさせてるあいだ、僕は暇だからな。

  あっ、飲み物も欲しい。

  ジュースが有ったら頼む 」


マオ

「 あのなぁ!

  オレはシュンシュンの使用人じゃないからな。

  飲みたきゃ自分で取っていよ 」


 オレは[ 居間リビング ]からて[ 台所キッチン ]をさがす。

 勝手に冷蔵庫の中の食材を使っていのかな?

 依頼人から怒られても知らないぞ!


──*──*──*── 台所


 [ 台所キッチン ]を見付けたオレは、調理を始めるまえぶっしょく──もとい、なにが置かれているのか確認を始める。

 調理器具,調理道具,食器,食具,調味料,香辛料,食材──など(など)の場所を確認する。

 あるていの場所を把握したあと、冷蔵庫をけて中身を確認する。


マオ

「 う~~ん……。

  オムライスでも作るかな。

  あとはスープかな…… 」 


 冷蔵庫の中から必要な食材を取りして、オレは2人ぶんのオムライスとスープを作ることにした。











──*──*──*── 居間


マオ

「 シュンシュン──。

  料理が出来たから[ ダイニング ]に食べにいよ 」


霄囹

「 分かった。

  ぐ行く 」


 マオに呼ばれたしょうれいはリモコンでTVテレビの電源を消すと、ソファーから腰をげて立ちがると[ 居間リビング ]をた。


──*──*──*── ダイニング


 食卓テーブルのうえにはマオが作った料理が並んでいる。

 2人ぶんのオムライスと具沢山のゴロっと野菜スープだ。

 出来立ての為、ている。


霄囹

「 んげぇっ…………オムライスかよ…… 」


マオ

「 文句言うなら食べなくていからな! 」


霄囹

うに決まってるだろ 」


 しょうれいは椅子に腰をろしてすわる。

 マオはしょうれいの目のまえで、オムライスのうえにナイフで切り込みをれる。

 切り込みをれられたオムライスから卵がトロリとる。


霄囹

「 おぉっ!

  ふわとろオムライスなんて豪華じゃないかよ 」


マオ

「 卵の賞味期限が近かったからな、奮発してみたんだ。

  野菜も期限が近かったから大胆に使ってみたんだ。

  ジャガバター焼きも作ったけど食べるか? 」


霄囹

「 食べるに決まってるだろ!

  持ってい♪ 」


マオ

「 シュンシュン、命令口調はなおせよ。

  セロの耳にはいったら大変だからな 」


霄囹

「 考えとく!

  ──キノコンの料理にはおとるがいな♥️

  具の多いスープもい! 」


マオ

「 キノコンの作る料理と比べないでくれよな。

  キノコン粉末パウダーとかキノコンペーストとかキノコンじるとか使わないからさ 」


霄囹

「 あの癖になるヤバい調味料か。

  あれは反則だよな~~。

  中毒性が高くてヤバいってのに、薬物反応がない代物だろ。

  しかもだ、無味無臭とたもんだ 」


マオ

「 最初はあじにおいもしてたけどな。

  知らないうちに無味無臭になってたし、だけじゃなくて、粉末パウダーとかペーストまで作っちゃってさ~~ 」


 マオとしょうれいは他愛の無いはなしをながら食事を続ける。

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