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☀「 セロ 」もしも、玄武,弓弦,霄囹が裏野ハイツで暮らしたら……。  作者: 雪*苺
七月中旬 【 デwwwwwト 】年越しました。
389/424

✒ 事件が終わらない 3


──*──*──*── 翌日


──*──*──*── 宿泊室


 《 旅館 》の[ 駐車場 ]でげ事件が起きてから1日が経過した。

 犯人はいまだに逃走ちゅうらしい。

 げするような最低最悪な運転手なんて、早くつかまってほしいよな!


マオ

「 車は通行人をころす為の道具じゃないってのにさ、迷惑なはなしだよな 」


セロフィート

「 どんな物でも使いかただいで凶器になり得てしまうものです。

  折れ易い爪楊枝ですら、使いかただいで凶器に出来てしまいます。

  間違った使いかたではなく、本来の正しい使いかたこころけて使用する事です。

  考え無しになに無く使うのではなく、責任を持ち使用する必要が有ります 」


マオ

「 そ…そだな……。

  げはじゅうざいだろ。

  免許のはくだつしてさ、車の運転をいっしょうがい出来なくすればいのにな! 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  それはむずかしいでしょうね。

  車に乗れないと()の生活がならない人もますし 」


マオ

「 自転車でいじゃんか。

  ころして放置したままげるれつな奴には車だって “ 乗ってほしくない ” って思うんじゃないか?

  ひとごろしの道具に使われたら、車だってたまらないと思うんだよな。

  車を考えて作った人だって、悲しむんじゃないかな? 」


セロフィート

「 それは誰にも分かりません。

  マオ、お喋りもいですけど、出掛ける支度は出来ました? 」


マオ

「 ──バッチリだぞ!

  いよいよ、待ちに待った桃りの日だな!

  天気もりょうこうだしさ♪

  でもさ、く桃りの予約が取れたよな。

  どんな手を使ったんだ? 」


セロフィート

「 桃農家さんの記憶をかいざんしました♪ 」


マオ

「 え゛っ?!

  距離……めちゃくちゃ離れてないか?

  離れた相手にも出来ちゃうのかよ…… 」


セロフィート

「 なんちゃって♥️

  いく古代エンシェント魔法マジックでもとおく離れた相手の記憶をかいざんする事は出来ません。

  “ 万能ではない ” 事を忘れないでください 」


マオ

「 吃驚したぁ~~。

  セロなら不可能な事でもって思って…… 」


セロフィート

「 あまりワタシを買いかぶらないでください 」


マオ

「 だったら、一体どうやって── 」


セロフィート

「 〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉に電話させました。

  《 セロッタ商会 》が発刊している新聞の下段には広告を掲載してます。

  《 桃農園 》の桃り広告を掲載する契約を取りに行く事になってます。

  マオが体験した桃りと試食した内容を編集した動画も宣伝として流す予定にしてます 」


マオ

「 仕事…… 」


セロフィート

「 はい♪

  プライベートでは無理ですから、仕事の一貫として桃りと試食を楽しんでください 」


マオ

「 ま…まぁ、どんな形であれ、桃りが出来るならいや。

  がとな、セロ(////)」


セロフィート

「 ふふふ…。

  マオの為に頑張りました♪ 」


 頑張ってくれたのは、指示を出したセロじゃなくて、じかに動いてくれた〈 うつわ()にん(ニン)ぎょう() 〉だけどな~~。

 でも、そんな水を差すような事は言わないんだ!

 嬉しさをあらわす為に、セロに抱き付いてみた。


セロフィート

「 はいはい。

  準備が出来たなら行くとしましょう 」


 オレの気持ちがつうじたのか分からないけど、セロもまんざらでもないみたいに見える。

 頭を撫でてあたり、げんなのかも知れない(////)

 桃りと桃の試食にめんじて、今回は甘んじて頭を撫でられておこう。


マオ

「 《 桃農園 》には本来、バスに乗ってくほどとおいよな。

  バスは無いから公共の交通機関を使って行くのか? 」


セロフィート

「 転移魔法に決まってます。

  マオは公共の交通機関を使って行きたいです? 」


マオ

「 転移魔法がいに決まってるだろ。

  早く行こう! 」


セロフィート

「 はいはい。

  収穫した取れ立ての桃は転送魔法で《 裏野ハイツ 》へ送るとしましょう 」


マオ

「 そだな! 」


 セロが転移魔法を発動させる。

 あしもと魔法マジカルサークルあらわれる。

 魔法マジカルサークルが虹色にすと、視界に広がる景色が変わった。

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